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FreePBX:10:トランク:ひかり電話(ホーム)

6,740 バイト除去, 2015年10月30日 (金) 15:47
編集の要約なし
==FreePBXの設定==
===Trunk===
以下は、指定の設定値以外は、デフォルト値でかまいません。
 
*'''メニューバー -> 接続 -> トランク'''<br>
+トランクを追加 -> +SIP(chan_pjsip)トランクを追加 で新しいトランクを設定します。<br>
'''General''' タブの設定項目は以下を指定します。<br>
::'''トランク名''' : トランク名を指定します(例: hikaridenwa)
::'''アウトバンドCID''' : 発信用の通知番号(ひかり電話の自分の番号)を指定します。
::'''最大チャネル数''' : 1チャンネル契約なら1、2チャンネル契約なら2を指定します。
'''Dialed Number Manipulation Rules'''タブの設定項目はここでは何も指定しません。<br>
'''pjsip設定'''タブの中には3つのタブがあります。<br>
:'''General''' タブの設定項目は以下を指定します。
::'''ユーザー名''' : 0003(HGWのユーザID)
::'''Secret''' : pass1234(HGWのパスワード)
::'''SIP Server''' : 192.168.1.1(HGWのIPアドレス)
::'''コンテキスト''' : 単純着信時はfrom-pstn。DID制御時はfrom-pstn-toheader
:'''Advanced''' タブの設定項目は以下を指定します。
::'''DTMF Mode''' : inband
::'''クライアントURI''' : sip:3@192.168.1.1(sip:HGWの内線の1桁番号@HGWのIPアドレス)
:'''コーデック''' タブの設定項目は以下を指定します。
::'''ulaw''' のみチェックを入れ後は外す。
 
===着信設定===
*'''メニューバー -> 接続 -> インバウンドルート'''<br>
Add Incoming Routeで新しい着信ルートを設定します。FreePBXでは発信と着信は"別な"設定として定義されます。<br>
とりあえず以下の項目だけ設定できれば着信するようになります。<br>
(注意:事前に内線電話機の登録と設定を行っておいてください-> [[FreePBX:内線設定]])<br>
:'''説明''' : この経路の名前を指定します。hikari-inなど適当な名前を指定しておきます。
:'''ダイヤルイン番号''' : 単純着信時は空白。DID制御時は自分の着信番号、0312345678 のように指定するだけです。
 
===発信設定===
====単純に発信させたい場合====
*'''メニューバー -> 接続 -> アウトバンドルート'''<br>
Add Routeで発信を定義します。以下の項目を設定します。なおここでは外線は0でダイヤルされるとそのまま外線発信されるものとします(プレフィクスなし0xxxxの番号は外線とみなす)。<br>
'''経路設定'''の設定項目は以下を指定します。
:'''経路名''' : hikaridenwa とか適当な名前を設定します。
:'''ルート CID''' : 発信番号を選択するが、代表番号以外でもHGWで上書きされる
:'''内線を上書き''' : '''はい'''を選択する
:'''一致したルートのトランクシーケンス''' : この経路の行き先、つまり、ひかり電話のトランクを指定します。
 
'''Dial Patterns'''の設定項目は以下を指定します。
この項目は発信する際の番号パターンにより、経路を指定するためのものです。
:'''一致パターン''' : ここでは0で始まり次が番号であれば外線(ひかり電話)に出したいので、以下の画面のように'''0X.'''を指定してあります。<br>
[[ファイル:Dial_Patterns.jpg|420px]]
 
====発番選択したい場合====
'''1.まずカスタムマクロmacro-dialout-trunk-predial-hookを有効にします。'''<br>
PREDIAL_HOOK_RETが"BYPASS"以外の値だと、macro-dialout-trunk-predial-hookが有効になります。
*'''メニューバー -> アドミン -> Config Edit'''
'''Asterisk Custom Configuration Files -> extensions_custom.conf'''<br>
以下を記入し、'''保存'''をクリック
[macro-dialout-trunk-custom]
exten => s,1,Set(PREDIAL_HOOK_RET=)
 
'''2.macro-dialout-trunk-predial-hookでSIPヘッダーを追加する。'''<br>
ntt-****の値は、NTT西日本の場合ntt-west、NTT東日本の場合ntt-east。筆者のところでは東日本は未検証。
*'''メニューバー -> アドミン -> Config Edit'''
'''Asterisk Custom Configuration Files -> extensions_custom.conf'''<br>
以下を記入し、'''保存'''をクリック
[macro-dialout-trunk-predial-hook]
exten => s,1,SIPAddHeader(P-Preferred-Identity: <sip:${CALLERID(number)}@ntt-****.ne.jp>)
 
'''3.アウトバンドルートを通る条件で発番を選択させる。'''<br>
発信したい発番の数だけ条件が必要です。
*'''メニューバー -> 接続 -> アウトバンドルート'''<br>
Add Routeで発信を定義します。以下の項目を設定します。<br>
'''経路設定'''の設定項目は以下を指定します。
:'''経路名''' : hikaridenwa とか適当な名前を設定します。
:'''ルート CID''' : 発信番号を選択するが、代表番号以外でもHGWで上書きされる
:'''内線を上書き''' : '''はい'''を選択する
:'''一致したルートのトランクシーケンス''' : この経路の行き先、つまり、ひかり電話のトランクを指定します。
 
'''Dial Patterns'''の設定項目は以下を指定します。
この項目は発信する際の番号パターンにより、経路を指定するためのものです。
:'''前に付与''' : 例えば、頭に9を付けてダイヤルすると、この発番でダイヤルします。<br>
:'''一致パターン''' : ここでは0で始まり次が番号であれば外線(ひかり電話)に出したいので、以下の画面のように'''0X.'''を指定してあります。<br>
:'''発信者ID''' : 例えば、2XXとしておくと、内線200番台は、この発番でダイヤルします。<br>
[[ファイル:Dial_Patterns.jpg|420px]]
 
==異常がある場合==
*'''発信も着信もしない'''<br>
トランクの設定を見直してください<br>
*'''発信するが着信しない'''<br>
メニューバー -> 接続 -> インバウンドルート -> ダイヤルイン番号を空白にしてみる。<br>
その設定で着信したら、インバウンドルートの内容をチェックする。<br>
着信できなかったら、HGWの着信番号の項目をチェックする。<br>
*'''着信するが発信しない'''<br>
メニューバー -> 接続 -> アウトバンドルート -> Dial Patterns -> 一致パターンを'''X.'''にしてみる。<br>
その設定で発信したら、アウトバンドルートの内容をチェックする。<br>
*'''発信番号が違う'''<br>
メニューバー -> 接続 -> アウトバンドルートでアウトバンドルートの順番が正しいかチェックする。<br>
==HGWの内線を使いたい場合==
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