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→基本のコールパーキング
exten => _70X,1,Goto(parkedcalls,${EXTEN},1)
コールパークの番号は@parkedcallsというcontextにありますので内線からそれぞれの番号がダイヤルされた場合にはGotoでジャンプさせます。700がダイヤルされた場合にパーク、パークされた呼を取り戻すには701~708をダイヤルします。
==電話機==
特殊なキーを持たない電話機でもコールパーキングを使用することができます。パークする場合には転送を使うかfeatures.confの設定でDTMFを使ってパークすることが可能です。パークされた呼を取得するには該当する内線番号をダイヤルするだけです。<br>
ですがBLF機能を持つ電話機を使用することでより便利に使うことができます。ここではGrandstream GRP-2604Pを例に説明します。ただしBLF押下時の挙動はメーカーによって若干異なることがありますので注意してください。<br>
GXP-2604Pの『多目的キー』設定で行います。この例では本体右下のキー部分の左側、5個のキーを使用します。一番上のキーがパーク用、2番目から4つをロット用に割り当てます。
===extensions.conf===
先ほどのパーク用exteに加えて電話機(BLF)が参照するためのhintを設けます。
;コールパーク
exten => 700,1,Goto(parkedcalls,700,1)
exten => _70X,1,Goto(parkedcalls,${EXTEN},1)
;コールパークhints
exten => 701,hint,park:701@parkedcalls
exten => 702,hint,park:702@parkedcalls
exten => 703,hint,park:703@parkedcalls
exten => 704,hint,park:704@parkedcalls
res_parkingの設定でhintは自動生成されていますが、これを内線のcontextから参照(SUBSCRIBE)できるようにします。
===BLF(電話機)設定===
画面のように多目的キーを設定します。パーク用キーは『転送』、それぞれの番号はビジーランプフィールド(BLF)で設定します。なお、この例では"アカウント2"を使っていますが、自分が使用しているSIPアカウントに対応するアカウントを選択してください。
[[画像:GRP2604-BLF.png | 800px]]