「玄箱CF化」の版間の差分

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*ファイルシステムを作成  
 
*ファイルシステムを作成  
 
  # mke2fs /dev/hda1
 
  # mke2fs /dev/hda1
  # tune2fs -c 0 /dev/hda16) マウントする
+
  # tune2fs -c 0 /dev/hda1
  # mount /dev/hda1 /mnt7)
+
  # mount /dev/hda1 /mnt
 
ファームウェア(というかOS)を転送する。<br>
 
ファームウェア(というかOS)を転送する。<br>
 
セットアップCD-ROMに入っているimage.zipにはtmpimage.tgzファイルが入っているので、このファイルを玄箱に転送すること。先ほどマウントしてあるので/mntに置くのがよい。<br>
 
セットアップCD-ROMに入っているimage.zipにはtmpimage.tgzファイルが入っているので、このファイルを玄箱に転送すること。先ほどマウントしてあるので/mntに置くのがよい。<br>

2008年6月1日 (日) 17:42時点における版

玄箱をCF起動化してみる

用意したもの

  • 玄箱HG
  • アイアールキューブIR-ICF01S
ネジ穴の関係で、ちょっと奥まるため組み付けが少々難しいかも。
  • ハギワラシスコム(中身は東芝)の、たぶん等速CFカード。2GB

手順

  • 事前準備
  1. 別のLinuxマシンを使ってCFカードのパーティションを全て削除(念のため)
  2. 玄箱HGに組み付けて起動
  3. EMモードで起動するのでtelnetでログイン。IPアドレスは玄箱のセットアップツールで確認可能。
  • mfdiskでパーティションを作成。とりあえず"/"だけで全部使うことにする。
# mfdisk -c /dev/hda

Command (m for help): n
Command action
   e   extended
   p   primary partition (1-4)
p
Partition number (1-4): 1
First cylinder (1-3954, default 1):
Using default value 1
Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (1-3954, default 3954):
Using default value 3954

Command (m for help): w
The partition table has been altered!

Syncing disks.
  • ファイルシステムを作成
# mke2fs /dev/hda1
# tune2fs -c 0 /dev/hda1
# mount /dev/hda1 /mnt

ファームウェア(というかOS)を転送する。
セットアップCD-ROMに入っているimage.zipにはtmpimage.tgzファイルが入っているので、このファイルを玄箱に転送すること。先ほどマウントしてあるので/mntに置くのがよい。
なおEMモード起動時でもftpができるので、ftpクライアントで転送を行うことができる。ユーザ名はroot、パスワードは(HGでは) kuroadmin。

  • 転送したtgzを展開
# cd /mnt
# tar zxvf tmpimage.tgz
  • fstabを編集

/mnt/etc/fstabにあるので編集

/dev/hda1       /               ext3    defaults,noatime,errors=remount-ro
proc            /proc           proc    defaults                        0 0
none            /dev/pts        devpts  gid=5,mode=20                   0 0
#/dev/hda2       swap            swap    defaults                       0 0
#/dev/hda3       /mnt            ext3    defaults,noatime               0 0

注)swap領域は作ってはいけません。そこだけCFが早死にします。CFブートシステムではマウントのオプションにnoatimeは必須です。玄箱ではデフォルトでnoatimeが指定されているようです。

  • 再起動
# reboot

とりあえず、ここまでで玄箱がCF起動できるようになった。
パーティション3がないので、赤LEDが点滅するが気にしない。

Asteriskをインストールする

玄箱Asteriskバイナリキット( ftp://ftp.voip-info.jp/asterisk/kuro-box/ )から落としてきて / で展開する。

# tar zxvf asterisk-1.2.10-kurobox-001.tar.gz

Zaptelをスタートさせ、Asteriskを起動すればあっさり動く。

# /etc/init.d/zaptel start
# asterisk
(あるいはasterisk -vvvvc)

以上で特に問題なく玄箱CF化Asteriskは動作します。CFの寿命については考慮していないので一応、念のため注意しておいてください。
OSとAsteriskを入れてディスク(CF)使用量は以下の通り。

# df -H
Filesystem            Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/hda1             2.0G  132M  1.7G   7% /

noswapでメモリ128MB(HG)なので、むしろメモリが厳しくなるかも?

# free
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:        127088      67228      59860          0       1348      51824
-/+ buffers/cache:      14056     113032
Swap:            0          0          0