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差分
→DHCPサーバ
tftp-server-nameオプションでプロビジョンサーバのURIを指定できます。FTPを使う場合には <nowiki>"ftp://user:passwd@192.168.100.1"</nowiki> のように書くことができます。ユーザ名、パスワードが指定されていない場合にはデフォルトのもの(BootROMの設定)が使われます。<br>
現在の(SIP 3.1系)挙動をみていると、DHCP時にはBootROMがまずDHCPリクエストでIPアドレスを取得し、アプリケーション(SIP)が起動した時点で、再度IPアドレスを取得しようとDHCPリクエストを投げているようです。リース・ファイルの設定とリース時間を短くしすぎないように注意してください。
==Asterisk httpを使う==
Asterisk 1.4からは組み込みのHTTPサーバが搭載されています。これを使うとHTTPをサポートする電話機に対しては、他にHTTPサーバ類を用意しなくとも電話機のプロビジョニングに使えます。<br>
まず以下の例のように /etc/asterisk/http.conf を書いていたとします。<br>
[general]
enabled=yes
enablestatic=yes
bindaddr=0.0.0.0
bindport=8088
prefix=asterisk
この場合、Asteriskは8088ポートで、全てのinetインタフェースでlistenして待ちます。<br>
この際の実ディレクトリは /var/lib/asterisk/static-http/ がLinux上となり、ここにアクセスするURIは http://asteriskのIPアドレス:8088/asterisk/static/ となります。
Polycomプロビジョニング用に /var/lib/asterisk/static-http/polycom というディレクトリを作り、ここに設定ファイル類を置いたとします。この際、dhcpdの設定では以下のようにします。
option tftp-server-name "http://192.168.100.1:8088/asterisk/static/polycom";
これで、Asteriskだけを使ってプロビジョニングが行えます。