4,723
回編集
差分
→ここで一回躓く
さて、シカケは揃いました。あとはAsteriskに接続して・・・と、やってみたのですが上手くないです。理由がどうにもこうにもわからないので諦めました。<br>
当初の目論見ではAsteriskのConsoleデバイスで繋ごうと思ってたのですが、どうもオーディオがおかしくなりまともに音が出ないことが多くあります。たまに出ても数秒しか持たないなどさんざんでした。おそらくALSA+Pulseaudio+chan_consoleの組み合わせが悪いのか何なのかなのですが、もし解決方法を気付いた人がいたら教えてください。[[chan_console]] のテストをやっていて発見しました。USBオーディオの種類を変えてみても症状が治まらないので諦めました。
=無線レピータを作る=
というわけで、Asteriskで直収するのは諦めてSIPを喋る無線レピータをつくりましょう。話は簡単です。SIPのソフトフォンを入れたSBC等を用意して、それにDigiRigで無線機を繋ぎ、ヘッドセット等の代わりが無線機になっていればOKです。<br>
でまあ、今回はとりあえずRaspberry Pi 3B+を使いました。ソフトフォンを動かすだけなら余ってるRaspberry Piとかでいけます。
==pjsua==
ソフトフォンとしてPjSIPのUA、pjsuaを使います。そういえばpjproject自体のコンパイル等はVoIP-Infoで説明していない(AsteriskのPjSIPだけ)ことに今更気付きました。<br>
まずRaspberry Piをセットアップします。Raspberry Pi Imagerで最新のものを入れてください。ここではbookwormベースのRaspberry Pi OSを例にしています。インストールしたら最低限のセットアップ/アップデートを行っておきます。なお、ソフトフォンとして使うのでIPアドレスを固定する必要はありません。Asteriskに対してREGISTERして使います。<br>
Raspberry Pi OSの場合デフォルトのインストールでほとんどのものは足りているはずなのですが、pjsuaでALSAを直接使いたいのでALSAのライブラリを入れておいてください。
apt-get install libasound2-dev
PjSIP自体はPjProjectのページからダウンロードして展開します。<br>
https://www.pjsip.org/<br>
展開するとバージョンに応じたディレクトリ(pjproject-2.14.1)ができるので、その下で作業します。<br>
単純に
./configure
make dep
make
するとコンパイルできます。
=WIP=