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Chan console

2,165 バイト追加, 2024年9月12日 (木)
必要パッケージ
# apt install pulseaudio
してpulseaudioも入れてください。
==pulseaudioの設定==
通常、pulseaudioは非rootで個別にデーモン起動するため、サーバで使うために設定してやる必要があります。まず、asteriskがpulseaudioにアクセスできるようにグループに足してやります。ユーザ/グループ pulseaudio はpulseaudioのインストール時に作成されます。<br>
/etc/group のpulseaudio に asteriskを足します。コマンドでやってもOK。
pulse:x:124:asterisk
pulse-access:x:125:asterisk
pulseaudioをデーモンとして起動するため /etc/systemd/system に pulseaudio.service という名前で以下の内容のファイルを作ります。
[Unit]
Description=Pulse Audio
[Service]
Type=simple
ExecStart=/usr/bin/pulseaudio --system --disallow-exit --disable-shm
[Install]
WantedBy=multi-user.target
これで systemctl daemon-reload して systemctl start pulseaudio すれば起動します。システム再起動時に自動起動されるように systemctl enable pulseaudio も行っておきましょう。
==ALSAの設定==
pulseaudioはバックエンドにALSAを使う(他も使える?)ので、もし、サウンドカードが複数あったりオンボード+USBのような構成をしている場合にはALSA側で、どれがdefaultになるか設定しておきます。<br>
参考 : https://www.alsa-project.org/wiki/Setting_the_default_device<br>
以下の例は環境によって異なりますので注意してください。<br>
# cat /proc/asound/cards
0 [PCH ]: HDA-Intel - HDA Intel PCH
HDA Intel PCH at 0xf7c00000 irq 32
1 [Device ]: USB-Audio - USB Audio Device
C-Media Electronics Inc. USB Audio Device at usb-0000:00:1d.0-1.4, full speed
例ではデバイス0がオンボード(intel)で、デバイス1がUSBのC-Mediaサウンドです。もし、デバイス1をデフォルトにしたければ、/etc/asound.conf ファイルを作成し、以下のようにします。
defaults.pcm.card 1
defaults.ctl.card 1
これでデバイス1がデフォルトになります。(おそらく再起動しないとダメ)

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