「Voyage コンパイル」の版間の差分

提供: VoIP-Info.jp
移動先: 案内検索
(新しいページ: 'Voyage Linuxを使ってAsteriskをコンパイル(セルフ)する環境の構築方法。<br> ==パッケージの追加== Voyage Linuxをインストールしただけでは...')
 
(パッケージの追加)
11行目: 11行目:
 
  ncurses-dev
 
  ncurses-dev
 
  perl-modules
 
  perl-modules
 +
==カーネルソースの準備==
 +
カーネルソースを/usr/srcに展開します。<br>
 +
ln -s /usr/src/linux-source-2.6.24-voyage /usr/src/linux などしてシンボリックリンクを作成しておきます。<br>
 +
カーネルモジュールをを'''途中まで'''コンパイルします。一旦、make menuconfigなどして.configを作ります。カーネルそのものを入れ換えるわけではないので、設定は適当でもかまいません。<br>
 +
.configファイルのバージョンを以下のように書き直します。(menuconfigで設定してもかまいませんが)<br>
 +
CONFIG_INIT_ENV_ARG_LIMIT=32
 +
CONFIG_LOCALVERSION="-486-voyage" <これ
 +
CONFIG_LOCALVERSION_AUTO=y
 +
カーネルモジュールをmake modulesでコンパイルします。実際に欲しいのはmodpostコマンドなので、これがコンパイルできればCTRL-Cブレークしてかまいません。ただし、モジュールがコンパイルされていないとzaptel/dhadiのmakeが何ぞ文句言うかもしれませんが。<br>

2009年1月23日 (金) 16:02時点における版

Voyage Linuxを使ってAsteriskをコンパイル(セルフ)する環境の構築方法。

パッケージの追加

Voyage Linuxをインストールしただけでは開発環境が不足しているため、Asteriskをコンパイルすることができません。そこで以下のパッケージをapt-get installなどで追加します。一緒に付いてくるパッケージがある場合には、それもインストールします。

apt-utils
gcc
g++
libc-dev 
make 
linux-source-2.6.23-voyage 
linux-kernel-headers
ncurses-dev
perl-modules

カーネルソースの準備

カーネルソースを/usr/srcに展開します。
ln -s /usr/src/linux-source-2.6.24-voyage /usr/src/linux などしてシンボリックリンクを作成しておきます。
カーネルモジュールをを途中までコンパイルします。一旦、make menuconfigなどして.configを作ります。カーネルそのものを入れ換えるわけではないので、設定は適当でもかまいません。
.configファイルのバージョンを以下のように書き直します。(menuconfigで設定してもかまいませんが)

CONFIG_INIT_ENV_ARG_LIMIT=32
CONFIG_LOCALVERSION="-486-voyage" <これ
CONFIG_LOCALVERSION_AUTO=y

カーネルモジュールをmake modulesでコンパイルします。実際に欲しいのはmodpostコマンドなので、これがコンパイルできればCTRL-Cブレークしてかまいません。ただし、モジュールがコンパイルされていないとzaptel/dhadiのmakeが何ぞ文句言うかもしれませんが。