EBox-3300

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2009年1月27日 (火) 23:14時点におけるTakahashi (トーク | 投稿記録)による版 (ストレージ)
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MCJRDX-1.jpg
外見は「よく似ている」ので間違い探しをどうぞ。
参考:Microclient JR

スペック

CPU : Xcore86 DX 1GHz(BIOS上ではVortex A9120と出る。クロック933MHz) -> http://www.vortex86dx.com/
メモリ : 256MB (512MB版は2009年Q2を予定)
VGA : XGI Volari Z9s http://www.xgitech.com/products/products_2.asp?P=23
ROM : AMI BIOS
ストレージ: CFスロット×1、Micro SDスロット×1 HDD : 2.5" PATA×1(44PIN)内蔵可能
LAN : 100Mbps Fast Ethernet(PXE boot,WOL) RDC R6040
インタフェース : USB Type-A ×3,VGA(Dsub 15),キーボード・マウス(別途分岐ケーブル要),オーディオ
 シリアルポートなど工場出荷時オプションで付けられるものもあり。ただし構成が排他となるものが多数あるため、発注時の仕様には注意。
サイズ: 115x115x35mm 550g(HDD等含まず)
電源: ACアダプタ式 DC5V 2A(JRより小さくなった??)
価格: 数台ならば$140(オプション無しでNORHTECから購入の場合)。送料$40~
備考: Microclient JRの性能アップ版。CPUが1GHzのものとなっている。
 $140の構成(HDDオプション)で購入するとHDD用のケーブルが付属していた。

詳細

MCJRDX-2.jpg
今回のポイントはここ。Micro SDスロットが付いている。"SD"と書いてあるが、実際はMicro SD。
フロントの電源スイッチは無くなった。

MCJRDX-3.jpg
背面は以前のものと変わりはないようである。

MCJRDX-4.jpg
内部。CPUは中央部。Vortex86DXと呼ばれている模様。Ethernetコントローラも統合されているため、無印JRにあったカニは実装されていない。ネットワークはRDC R6040ドライバで動作。
SoCの右に見える四角いのはVGA(XGI Z9s)。その下がフラッシュBIOS。
左の2つのチップはDDRメモリ。

ストレージ

microSD,CFのスロットが各ひとつづつ。
2.5" HDDを内蔵可能。ただし、miniPCI搭載モデルではHDDは内蔵不可。
JRからそうであるが、CFスロットはIDE接続なのでホットプラグできないので注意。

  • デフォルト設定
microSD : プライマリ・マスタ
CF/2.5HDD : セカンダリ・マスタ
  • CFスロットの切り替え
スロット内にスライドスイッチがある
MCJRDX SS1.jpg
このスイッチをSlave側に設定するとCFスロットはセカンダリ・スレーブになる。
MCJRDX SS2.jpg
CFスロットから何とかアクセス可能な位置にあるのでフタを開けなくても設定は可能。
HDDはHDDにジャンパを入れないとマスタ/スレーブの切り替えはできない。
  • 電源投入時にF11を押すと起動デバイスを選択できる

動作確認状況

  • 調査中
BIOSの設定でIDE ModeをLegacyにしないとブートに失敗する模様
Micro SDからのVoyageのブートがうまくいかない
0.4.x -> NG ブートはするがネットワークデバイスが使えない
0.5.x -> OK
0.6.x -> NG ブート途中(rootマウント)で止まる
  • AstLinux
NG RDC R6040ドライバを入れないとネットワークが使えない

メモ

  • Microclient JRでUSBブートがおかしかったのは改善された模様。DVDブートもOK。
  • 内蔵HDD(PATA)とCFスロットは排他?ジャンパで切り替えできるのかも。マニュアルがない・・・
  • Asteriskコンパイル中。コンパイル性能はそこそこか。驚くほど速いというわけではない。
Jrdx-top.jpg
  • コンパイルがそこそこ使える速度なので、HDDを内蔵してAsterisk開発プラットフォームにしてしまうと良いかも。