Cisco/chan-sccp Install

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2008年8月3日 (日) 13:55時点におけるMR G (トーク | 投稿記録)による版
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AsteriskにSCCPドライバをインストールする

基本的には、

ソースファイルを拾ってきて
展開して
make
make install

という流れでインストールすることができる。

Astlinuxとか

最新版のAstlinux(ver 0.4.8)には、最初からSCCPドライバが入ってるので改めてインストールする必要が無いものの、
/stat/etc/asterisk/以下にsccp.confを新規作成する必要がある。
↓モジュールの有無を確認

Forneus*CLI> show modules like chan_sccp.so
Module                         Description                              Use Count
chan_sccp.so                   Skinny Client Control Protocol (SCCP). R 0
1 modules loaded

試した環境

makeがとおる環境が必要になる。

箱:玄箱HG(Hack kit使用)
PBX:Asterisk 1.2.10
SCCPドライバ:chan_sccp-20060408
電話機:Cisco7911G(SCCP)
電話機:Cisco7961G(SCCP)

ソースを拾ってくる

# wget ftp://ftp.berlios.de/pub/chan-sccp/chan_sccp-20060408.tar.bz2

といった具合に、ソースをゲット。

ソースを解凍する

# bzip2 -dc chan_sccp-20060408.tar.bz2 | tar xvf -
chan_sccp-20060408/
chan_sccp-20060408/conf/
以下略

コンパイル

[root@Agares asterisk]# cd chan_sccp-20060408
[root@Agares chan_sccp-20060408]# make
sh ./create_config.sh "/usr/include"
Checking Asterisk version...
Build PARK functions (y/n)[n]?y     ←全部yを押して進める。

(途中略)

Linking chan_sccp.so

と出てきたらコンパイル成功 make installも忘れずに。

ソースを展開して、makeして、make installするだけでインストールできる。

旧モジュールを読み込まないようにする

# vi /etc/asterisk/modules.conf
noload => chan_skinny.so

という行を追加する。

load => chan_sccp.so

と追加すると、Asteriskが文句垂れて止まってしまうので注意。

Asteriskを再起動する

Agares*CLI> restart now
Agares*CLI>
Disconnected from Asterisk server
Executing last minute cleanups
[root@Agares chan_sccp-20060408]#

モジュール読み込みを確認する

Agares*CLI> show modules like chan_sccp.so

Module            Description                               UseCount
chan_sccp.so      Skinny Client Control Protocol (SCCP). R 0       
1 modules loaded

電話機用の設定ファイルを用意する

次に、各電話機用の設定ファイルをTFTPサーバーのルートディレクトリに置いておく
電話機そのものの設定は、デフォルトでは電話機に保存されない。(キャッシュとしては残る)
起動する度にTFTPサーバーから設定ファイルを拾ってくる。
重要な設定ファイルは二つ。

XMLDEFAULT.CNF.XML
ファームウェア等に関する情報 Cisco/XMLDefault.cnf.xml
SEP<MAC-Address>.xml.conf
各電話機の設定内容 Cisco/SEP.cnf.xml

外部リンク

voip-info SCCPドライバの解説
voip-info よくある質問と答え