「Cisco/chan-sccp Install」の版間の差分

提供: VoIP-Info.jp
移動先: 案内検索
(電話機用の設定ファイルを用意する(追加と整形))
(電話機用の設定ファイルを用意する)
65行目: 65行目:
 
起動する度にTFTPサーバーから設定ファイルを拾ってくる。<BR>
 
起動する度にTFTPサーバーから設定ファイルを拾ってくる。<BR>
 
重要な設定ファイルは二つ。<BR>
 
重要な設定ファイルは二つ。<BR>
;XMLDEFAULT.CNF.XML:ファームウェア等に関する情報 [[XMLDefault.cnf.xml]]
+
;XMLDEFAULT.CNF.XML:ファームウェア等に関する情報 [[Cisco/XMLDefault.cnf.xml]]
;SEP<mac>.xml.conf:各電話機の設定内容 [[Chan sccp install SEP.cnf.xml]]
+
;SEP<MAC-Address>.xml.conf:各電話機の設定内容 [[Cisco/SEP.cnf.xml]]

2007年12月24日 (月) 12:53時点における版

AsteriskにSCCPドライバをインストールする

基本的には、

ソースファイルを拾ってきて
展開して
make
make install

という流れでインストールすることができる。

試した環境

makeがとおる環境が必要になる。

箱:玄箱HG(Hack kit使用)
PBX:Asterisk 1.2.10
SCCPドライバ:chan_sccp-20060408
電話機:Cisco7911G(SCCP)
電話機:Cisco7961G(SCCP)

ソースを拾ってくる

# wget ftp://ftp.berlios.de/pub/chan-sccp/chan_sccp-20060408.tar.bz2

といった具合に、ソースをゲット。

ソースを解凍する

# bzip2 -dc chan_sccp-20060408.tar.bz2 | tar xvf -
chan_sccp-20060408/
chan_sccp-20060408/conf/
以下略

コンパイル

[root@Agares asterisk]# cd chan_sccp-20060408
[root@Agares chan_sccp-20060408]# make
sh ./create_config.sh "/usr/include"
Checking Asterisk version...
Build PARK functions (y/n)[n]?y     ←全部yを押して進める。

(途中略)

Linking chan_sccp.so

と出てきたらコンパイル成功 make installも忘れずに。

ソースを展開して、makeして、make installするだけでインストールできる。

旧モジュールを読み込まないようにする

# vi /etc/asterisk/modules.conf
noload => chan_skinny.so

という行を追加する。

load => chan_sccp.so

と追加すると、Asteriskが文句垂れて止まってしまうので注意。

Asteriskを再起動する

Agares*CLI> restart now
Agares*CLI>
Disconnected from Asterisk server
Executing last minute cleanups
[root@Agares chan_sccp-20060408]#

モジュール読み込みを確認する

Agares*CLI> show modules like chan_sccp.so

Module            Description                               UseCount
chan_sccp.so      Skinny Client Control Protocol (SCCP). R 0       
1 modules loaded

電話機用の設定ファイルを用意する

次に、各電話機用の設定ファイルをTFTPサーバーのルートディレクトリに置いておく
電話機そのものの設定は、デフォルトでは電話機に保存されない。(キャッシュとしては残る)
起動する度にTFTPサーバーから設定ファイルを拾ってくる。
重要な設定ファイルは二つ。

XMLDEFAULT.CNF.XML
ファームウェア等に関する情報 Cisco/XMLDefault.cnf.xml
SEP<MAC-Address>.xml.conf
各電話機の設定内容 Cisco/SEP.cnf.xml