Cisco/IP Phones

提供: VoIP-Info.jp
2008年3月4日 (火) 10:31時点におけるMR G (トーク | 投稿記録)による版 (DHCPオプション重要説)
移動先: 案内検索

この記事は書きかけです。追加、修正大歓迎です

AsteriskとCisco電話機

基本的にCiscoのIP Phoneは機能が異常に多い電話機なので、敷居が高く、
「Asteriskをこれから始める」というユーザーにはお勧めできない。
24マニアや、CCIEを取りたいという人、シスコ好きで気合の入った人に、Asterisk & Cisco IP Phoneをお勧めしたい。

Cisco電話機を使うときのオヤクソク

  1. 電話機が調達メンドーでも泣かない
  2. ファイルが無くても泣かない。
  3. Skinnyファームウェアが入ってても泣かない。
  4. 「続きはCCOで」と言われても泣かない。
  5. 日本語ドキュメントが機械翻訳でも挫けない
  6. 機能が多すぎても挫けない。

揃えるべき物たち

無いと話にならない

  • 電話機
これが無いと話にならない。個人ではナカナカ入手し難い。
  • Asteriskサーバー
SIPファームウェアならAsteriskサーバーを介さずに、ITSPに直接繋げる事ができる。
Skinnyファームウェアが入っていたら、ITSPに直接繋げる事はできないのでAsteriskを間にはさむ必要がある。
  • PoE-HUB(またはACアダプタ)
PoE-HUBに繋げるのが前提の電話機が多く、ACアダプタは別売。
古いタイプの電話機はIEEE802.3afに対応していないものもある(Cisco独自方式PoE)ので、
機種毎に仕様を確認する必要がある。

揃えておくべき

  • DHCPサーバー
無くても何とか動く。しかしファームウェアの更新をする際は必須になる。
DHCPオプションを設定できるものが望ましい。(TFTPサーバーやNTPサーバーなどの設定を入れるため) →Cisco/DHCP
  • TFTPサーバー
着信音や壁紙を利用したり、ファームウェアの更新をする際は必須になる。
トラブル解決のための、重要なツール。
  • ファームウェア
機種によってはH323(日本では非対応らしい)、Skinny、SIP対応のものがある。続きはCCOで

無くても良いが有ると便利

  • 日本語化ファイルなど
日本語を表示させる場合には、日本語化用ファイルと、日本語フォントが必要になる。続きはCCOで
Skinnyプロトコルの仕組みや、電話機の挙動などが解説されている。
日本人が著者なので、Cisco語が少ないので読みやすい。
IP Phoneに関する記述も多く、理解の助けになる。

CP-7905G/CP-7912G

ラインキーの無い電話機
外観はCP-7911Gと一緒。
日本語表示も可能だが、対応している文字コードがUTF-8ではないため、
UTF-8な日本語テキストを表示させようとすると文字化けする。(CP-7911Gと一緒に運用しているとメンドーな目に遭う)
CP-7912Gには白バージョンがある。
左側がCP-7905G。右側はCP-7912G


Cisco Unified IP Phone 7912G データシート(HTML)
Cisco Unified IP Phone 7912G データシート(PDF)


左が7905Gで右が7912G.jpg

CP-7905G

ラインキーの無い電話機
7912Gの廉価版(のようなモノ)
10BASE-T(not 100Base)の口が一つだけ。
CP-7912GやCP-7911Gと違い、PC接続用のポートが無い。
Cisco Unified IP Phone 7905G データシート(HTML)
Cisco Unified IP Phone 7905G データシート(PDF)
CP-7905Gの裏側の写真
7905の裏.jpg

CP-7911G

ラインキーの無い電話機としては、最新機種にあたる電話機
7911G.jpg

CP-7961G

ラインキーがある電話機としては最も普及している(らしい)電話機
ラインキーが二つだけついているCP-7941Gという機種もある

Cisco Unified IP Phone 7961G データシート(HTML)
Cisco Unified IP Phone 7961G データシート(PDF)
7961G.jpg

CP-7970

ラインキーが8つに増えてカラー液晶になった。
しかもタッチパネル
その代わり高価なので、社長室とか受け付けにしか置いてもらえない(らしい)

元ネタ & 参考資料