「Cisco/IP Phones」の版間の差分

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(Cisco電話機を使うときのオヤクソク)
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#ファイルが無くても泣かない。
 
#ファイルが無くても泣かない。
 
#Skinnyファームウェアが入ってても泣かない。
 
#Skinnyファームウェアが入ってても泣かない。
#Asteriskにレジストできても挫けない。
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#Asteriskにレジスト出来なくても挫けない。
 
#「続きは[http://www.cisco.com CCO]で」と言われても泣かない。
 
#「続きは[http://www.cisco.com CCO]で」と言われても泣かない。
 
#日本語ドキュメントが<strike>Cisco語満載</strike>機械翻訳でも挫けない
 
#日本語ドキュメントが<strike>Cisco語満載</strike>機械翻訳でも挫けない

2008年12月21日 (日) 05:32時点における版

この記事は書きかけです。追加、修正大歓迎です

AsteriskとCisco電話機

基本的にCiscoのIP Phoneは機能が異常に多い電話機なので、敷居が高く、
「Asteriskをこれから始める」というユーザーにはお勧めできない。
24マニアや、CCIE/CCNA Voice認定を取りたいという人、シスコ好きで気合の入った人に、Asterisk & Cisco IP Phoneをお勧めしたい。

Cisco電話機を使うときのオヤクソク

  1. 電話機が調達メンドーでも泣かない
  2. ファイルが無くても泣かない。
  3. Skinnyファームウェアが入ってても泣かない。
  4. Asteriskにレジスト出来なくても挫けない。
  5. 「続きはCCOで」と言われても泣かない。
  6. 日本語ドキュメントがCisco語満載機械翻訳でも挫けない
  7. 機能が多すぎても挫けない。

揃えるべき物たち

無いと話にならない

  • 電話機
これが無いと話にならない。個人では大変入手し難い。
  • Asteriskサーバー
SIPファームウェアならAsteriskサーバーを介さずに、ITSPに直接繋げたという報告がある。
Skinnyファームウェアが入っていたら、ITSPに直接繋げる事はできないのでAsteriskを間にはさむ必要がある。
  • PoE-HUB(またはACアダプタ)
PoE-HUB接続が前提の電話機が多く、ACアダプタは別売。
古いタイプの電話機はIEEE802.3afに対応していないものもある(Cisco独自方式PoE)ので、
機種毎に仕様を確認する必要がある。
Cisco電話機用のACアダプタ
PoE-HUB
  • 英語の読解力
(マトモな)日本語ドキュメントが大変少ないので、英語ドキュメントを参照することが多い

揃えておくべき

  • DHCPサーバー
無くても何とか動く。しかしファームウェアの更新をする際は必須になる。
DHCPオプションを設定できるタイプが必要になる(TFTPサーバーやNTPサーバーのIPアドレスを配布するため)
DHCP設定のコツ
  • TFTPサーバー
着信音や壁紙を利用したり、ファームウェアの更新をする際は必須になる。
TFTPサーバー設定のコツ
トラブル解決のための、重要なツール。
  • ファームウェア
機種によってはH323(日本では非対応らしい)、Skinny、SIP対応のものがあるので、ファイル名を確認すること。続きはCCOで
  • CallManager /CallManager Express
正常な動作をしているときのパケットを調べる際に必要

無くても良いが有ると便利

  • 日本語化ファイルなど
日本語を表示させる場合には、日本語化用ファイルと、日本語フォントが必要になる。続きはCCOで
Skinnyプロトコルの仕組みや、電話機の挙動などが解説されている。
日本人が著者なので、Cisco語が少ないので読みやすい。
IP Phoneに関する記述も多く、理解の助けになる。

ファームウェアについて

SIP用ファームウェアとSkinny(SCCP)ファームウェアが、それぞれ機種毎に用意されている。
H.323用ファームウェアもあるが、古めの機種(CP-7905Gなど)に限定されている模様。
結構頻繁にファームウェアが更新されている。
2008年12月現在の最新ファームウェアは8.4(2)
リリースノート(英語)

電話機について

様々な用途に合わせた製品が用意されている。数字が一つ違うだけで仕様が変わるので注意すること。

CP-7905G/CP-7912G

ラインキーの無い電話機
外観はCP-7911Gと一緒。
日本語表示も可能だが、デフォルト値では、対応している文字コードがUTF-8ではないため、
UTF-8な日本語テキストを表示させようとすると文字化けする。(CP-7911Gと一緒に運用しているとメンドーな目に遭う)
CP-7912Gには白バージョンがある。
左側がCP-7905G。右側はCP-7912G

Cisco Unified IP Phone 7912G データシート(HTML)
Cisco Unified IP Phone 7912G データシート(PDF)
voip-info 7905/7912の設定
左が7905Gで右が7912G.jpg

CP-7905G

ラインキーの無い電話機
7912Gの廉価版(のようなモノ)
10BASE-T(not 100Base)の口が一つだけ。
CP-7912GやCP-7911Gと違い、PC接続用のポートが無い。
Cisco Unified IP Phone 7905G データシート(HTML)
Cisco Unified IP Phone 7905G データシート(PDF)
7905の裏.jpg

CP-7911G

ラインキーの無い電話機としては、最新機種にあたる電話機
Cisco Unified IP Phone 7911G データシート(HTML)
Cisco Unified IP Phone 7911G データシート(PDF)
7911G.jpg

CP-793X系

特殊用途向け
ラインキーが24個の製品、会議通話用の製品など。

CP-7931G

ラインキーが24個ある電話機
社内代表や、電話オペレータ向け

CP-794X系

ラインキーが2つの系列

CP-7940G

CP-796X系

ラインキーが6つの系列

CP-7960G

CP-7961Gの一つ前の世代の電話機
ラインキーが光らない。Cisco独自方式PoE対応

CP-7961G

ラインキーがある電話機としては最も普及している(らしい)電話機
Cisco Unified IP Phone 7961G データシート(HTML)
Cisco Unified IP Phone 7961G データシート(PDF)
7961G.jpg

CP-797X系

ラインキーが8つの系列

CP-7970G

ラインキーが8つに増えてカラー液晶になった。
しかもタッチパネル
その代わり高価(8万~9万円くらい)なので、社長室とか受け付けにしか置いてもらえないと思われる。
Cisco Unified IP Phone 7970G データシート(HTML)
Cisco Unified IP Phone 7970G データシート(PDF)
CP-7970G.JPG

CP-798X系

(たぶん)ビデオ会議向けの系列

元ネタ & 参考資料