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Asterisk
,→各バージョンの情報
==Asterisk: Open Source Communication Framework==
AsteriskはオープンソースのPBXでDigiumのMark Spencerによって始められました。(主に)Linuxプラットフォーム上で動作します。<br>
PBXというと会社内の電話やビジネスホン等を思い浮かべるのですが、Asteriskが使用されるのは、いわゆる電話の分野だけではありません。通話を繋いだり切ったり(呼制御)、通話を必要とするサービスは旧来の電話だけで使われるわけではありません。様々な音声サービスに使用できるのがAsteriskです。このため電話交換機からインターネット上の音声サービスまで様々に使用されているのがAsteriskです。<br>
日本でAsteriskが広く知られるようになったのは2005年頃からです。<br>
:奇数番号は開発バージョンで一般には公開されない
Asterisk 10以降
:11,13,16,18
::LTS(Long Term Support:長期サポートバージョン)
:10,12,14,15,17::STD(Standard:標準サポートバージョン次期リリース予定は16(LTS)で2018年中
==Asteriskの入手とインストール==
<br>
===どのバージョンをインストールすれば?===
現在(2018年6月2023年11月)ならばAsterisk 13がお勧めです。次期長期サポートバージョンであるAsterisk 16は2018年中に公開予定です。時点で安定していると思われるのはAsterisk 18です。<br>EOLまでの時間を気にする場合にはAsterisk 20を検討してください。<br> ===オプションのパッケージ<br>===
*[[DAHDI]](旧Zaptel)<br>
:Asterisk 1.4.20以降およびAsterisk 1.6からはZaptelにかわり[[DAHDI]]が使用されます。<br>
:[[Asterisk 旧バージョン]]
*Asterisk 13
:[[Asterisk 13]] (EOLは2019年EOLは2019年→2021/10/24に延長[https://wiki.asterisk.org/wiki/display/AST/Asterisk+Versions])
*Asterisk 14
:STDリリースのため使用は推奨しません。<br>
:2017年リリース(Standard)
:STDリリースのため使用は推奨しません。<br>
*Asterisk 16
:2018年10月リリース。LTS。(Security Onlyは2022/10、EOLは2023/10)
*Asterisk 17
:STDリリースのため使用は推奨しません。<br>
*Asterisk 18
:2020年10月リリース。LTS。(Security Onlyは2024/10、EOLは2025/10)
*Asterisk 20
:2022年10月リリース。LTS。
===DAHDIへの移行===
==Asteriskの動作する環境==
IA系のマシンでLinuxをOSとして使用します。多くのLinuxディストリビューションで動作しています。ただしLinux 2.4カーネルを使用する場合には、ZatelがUSB-UHCIを必要とするため注意が必要です。Linux 2.6カーネル系では特に大きな問題はありません。6カーネル以降ならば問題はありません。
===OS===
[[Asterisk動作確認済みOS]]
*[[Bluetooth接続(chan_mobile)]]
*chan_dongle
:USB経由でHuaweiのUSBドングルを接続するチャネルドライバ。音声/SMS(日本語も)/USSDに対応。開発は活発ではないけど使える模様。
===Skype===
*[[Skype for Asterisk]]
:DigiumのプロダクトDigiumのプロダクト。ディスコン。*[https://www.skype.com/ja/features/skype-connect/ Skype Connect]:Skype公式のSIP接続サービス。US$6.95/ch/月
===FAX===
*[[Fax for Asterisk]]
:Digiumのプロダクト
*spandsp + res_fax_spandsp
:Asterisk13以降。なおapp_faxは非推奨
*IAXModem + Hylafax
==Asteriskの管理==
:[[Asterisk GUI]]<br>
:ADM<br>
==外部プログラムとの連携==
*[[自動発信|コール用ファイル]](call file)
*AGI: Asterisk Gateway Interface
*AMI: Asterisk Manager Interface
*ARI: Asterisk REST Interface
*ダイヤルプランから
:Application_Exec, Function_SHELL, Function_FILE
:Application_ReadFileは非推奨。
==IP電話関連機器はどこで買えますか?==
Asteriskを日本国内に対応させる情報は下記を参照してください。<br>
===ローカライズ===
*<s>[[Asterisk パッチ]]</s>(現在のバージョンでは必要ありません)
*[[Asterisk 日本語音声]]
*[[音声合成]]
*[http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274066835/takahashitaka-22/ref=nosim Asterisk運用・開発ガイド]<br>
:APIなど開発/運用者向けの詳細な記載あり、上級者向け。<br>
*[https://www.amazon.co.jp/dp/B00B0NJ6I8/takahashitaka-22/ref=nosim Ubuntu 12.04 と EC2で作る Asterisk電話サーバ](kindle)
===洋書===
*[http://www.amazon.co.jp/Asterisk-Telephony-Jim-Van-Meggelen/dp/059652692X/takahashitaka-22/ref=nosim Asterisk Cookbook (Cookbook)]<br>
:発売日:2008/12/30何度か発売が伸びています。日本語版は出るのかは不明です。[http://www.asteriskcookbook.com/wiki/index.php/Main_Page Asterisk Cookbook Wiki]などあるようです。
*[http://www.amazon.co.jp/dp/B00HQ0RA8M/takahashitaka-22/ref=nosim Asterisk: The Definitive Guide 4th edition]
:Asterisk 11に対応。pjprojectの記述はまだありません。
==問い合わせ先など==