利用者:Kebu
はじめまして
PBXについては、全くの素人です。なので電話関連の専門知識は、非常に貧弱です。そんな素人ですが、このコミュニティで得た知識で、PBXを取り込んだ社内システムを構築できそうです。
Asteriskは単なるPBXとして使うにはもったいない、非常に拡張性の高いPBXだと思います。基幹システムとPBXの連携を考えた時、様々な選択肢があると思いますが、その中にAsteriskを加える価値はあると思います。
今のところ判ったこと
■東日本ひかり電話オフィス直収
NTTにAsteriskを使うことを予め相談して、自己責任において接続することを条件に契約することは可能。この場合、DSUの貸し出しのみとなり、工事後の接続テストは行われずループバックテストのみで工事は終了する。Asteriskとの接続が失敗する間は、外線から電話を掛けると機器の故障云々の音声メッセージを聞くことになる。
■Asterisk 1.6.1.1
東日本ひかり電話オフィス直収(DSUのみNTTより借受)は可能(修正1カ所/現在パッチ無し)だけれど、安定運用には疑問が残る。特に電話端末とIAX2で接続する場合は問題が多い。
参考:
http://bbs.voip-info.jp/forum/viewtopic.php?showtopic=3087
http://bbs.voip-info.jp/forum/viewtopic.php?showtopic=3011
■Asterisk 1.6.0.10
東日本ひかり電話オフィス直収(DSUのみNTTより借受)は可能(修正1カ所/現在パッチ無し)。比較的安定して動作。しかし電話端末がSIPの時に、コールパーク時の音声が聞こえないことがある(というか、ほとんど聞こえない)
参考:
http://bbs.voip-info.jp/forum/viewtopic.php?showtopic=3087
http://bbs.voip-info.jp/forum/viewtopic.php?showtopic=3011
■NIC2枚
ルーティングを正しく行う必要がある。しかしRTPサーバのIPアドレス情報をNTT側で公開資料を持たないことから自力で割り出すしか方法が無い。仮にルーティングからRTPサーバが漏れると、電話する際に音声が聞こえないということが発生する。回避策がありそうだけれど、今のところ私には判らない。
■Chan_Skinny/Chan_SCCP
CiscoのIP電話機を使う時、このモジュールが正しく動作すれば、楽にセットアップできるはず・・・しかし、たとえ通話できても、肝心のAsterisk(1.6.0.10)自体がハングアップるすことが度々あるので、実用的ではない。
■Ciaso IP Phone 7961G
CiscoのIP電話端末は、SIP対応だが、SIP用のファームウェアがインストールされている必要あり。ファームウェアを手に入れられれば、インストール自体は簡単に行えるが、SIP対応ファームウェアは販社を通してのみ入手可能なため、購入の際には要注意。
参考:
http://voip.gapj.net/index.php/Cisco/DHCP
現在の利用環境について
Fedora 10
Asterisk 1.6.0系
電話端末
- Zoiper Mac版/SIP
- Zoiper Mac版/IAX2
- IX-5100/SIP&IAX2
- Cisco IP Phone 7961G/SIP(調整中)