EBox-3300

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2009年1月26日 (月) 22:20時点におけるTakahashi (トーク | 投稿記録)による版 (動作確認状況)
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MCJRDX-1.jpg
外見は「よく似ている」ので間違い探しをどうぞ。
参考:Microclient JR

スペック

CPU : Xcore86 DX 1GHz(BIOS上ではVortex A9120と出る。クロック933MHz) -> http://www.vortex86dx.com/
メモリ : 256MB (512MB版は2009年Q2を予定)
VGA : XGI Volari Z9s http://www.xgitech.com/products/products_2.asp?P=23
ROM : AMI BIOS
ストレージ: CFスロット×1、Micro SDスロット×1 HDD : 2.5" PATA×1(44PIN)内蔵可能
LAN : 100Mbps Fast Ethernet(PXE boot,WOL) RDC R6040
インタフェース : USB Type-A ×3,VGA(Dsub 15),キーボード・マウス(別途分岐ケーブル要),オーディオ
 シリアルポートなど工場出荷時オプションで付けられるものもあり。ただし構成が排他となるものが多数あるため、発注時の仕様には注意。
サイズ: 115x115x35mm 550g(HDD等含まず)
電源: ACアダプタ式 DC5V 2A(JRより小さくなった??)
価格: 数台ならば$140(オプション無しでNORHTECから購入の場合)。送料$40~
備考: Microclient JRの性能アップ版。CPUが1GHzのものとなっている。
 $140の構成(HDDオプション)で購入するとHDD用のケーブルが付属していた。

詳細

MCJRDX-2.jpg
今回のポイントはここ。Micro SDスロットが付いている。"SD"と書いてあるが、実際はMicro SD。
フロントの電源スイッチは無くなった。

MCJRDX-3.jpg
背面は以前のものと変わりはないようである。

MCJRDX-4.jpg
内部。CPUは中央部。Vortex86DXと呼ばれている模様。Ethernetコントローラも統合されているため、無印JRにあったカニは実装されていない。ネットワークはRDC R6040ドライバで動作。
SoCの右に見える四角いのはVGA(XGI Z9s)。その下がフラッシュBIOS。
左の2つのチップはDDRメモリ。

ストレージ

microSD,CFのスロットが各ひとつづつ。
2.5" HDDを内蔵可能。ただし、miniPCI搭載モデルではHDDは内蔵不可。

  • デフォルト設定

microSD : プライマリ・マスタ
CF/2.5HDD : セカンダリ・マスタ

CFとHDDを同時に動作させる方法が見つからない。HDDを実装した状態で、CFを挿すとセカンダリ・マスタ(hdc)はCFになってしまい、HDDが見えなくなる。

BIOSのPrimary IDE Pin Selectは、どうもHDDのアクセスランプのことではないか?Parallel IDEにセットすると、HDD内蔵時にアクセスランプが点滅するようになる。

動作確認状況

  • デフォルトのHDDは以下の模様
CF - セカンダリ・マスタ(hdc)
Micro SD - プライマリ・マスタ(hda)
  • 調査中
BIOSの設定でIDE ModeをLegacyにしないとブートに失敗する模様
Micro SDからのVoyageのブートがうまくいかない
0.4.x -> NG ブートはするがネットワークデバイスが使えない
0.5.x -> OK
0.6.x -> NG ブート途中(rootマウント)で止まる
  • AstLinux
NG RDC R6040ドライバを入れないとネットワークが使えない

メモ

  • Micro SDはブートデバイスとして使える模様。BIOSにPrimary MasterをPATAかSDかに切り替える設定あり。
->疑問。どうも変・・・
  • Microclient JRでUSBブートがおかしかったのは改善された模様。DVDブートもOK。
  • 内蔵HDD(PATA)とCFスロットは排他?ジャンパで切り替えできるのかも。マニュアルがない・・・
  • Asteriskコンパイル中。コンパイル性能はそこそこか。驚くほど速いというわけではない。
Jrdx-top.jpg
  • コンパイルがそこそこ使える速度なので、HDDを内蔵してAsterisk開発プラットフォームにしてしまうと良いかも。