GXP2000 Advanced Settings
基本的には、設定変更は不要。
大雑把に挙げると、下記のような設定がある。
- コーデックの詳細設定
- QoSの設定
- ファームウェアの更新にかんする設定
- トーンの音に関する設定
- 受話器の音の大きさ
- 他いろいろ
設定変更
設定を変更したら、ページ下部にある「Update」のボタンをクリックし、
変更箇所を記録させ、電話機を再起動させること。
設定を間違えた場合は、電話機を再起動させるだけで取り消しが可能。
一括管理に関する設定
ネットワークが動的IP(DHCPでの設定)の場合は設定が不要だが、
IPアドレス固定の場合は設定変更が必要となる。
Firmware Upgrade and Provisioning
Upgrade Via
TFTPサーバーを使うか、HTTPサーバーを使うか選択する。
TFTPでダウンロードするよう設定した場合、
サーバーに対し大量のパラメータをつけてリクエストしてくるので、エラーになってしまう。
(AstlinuxについてるTFTPサーバーでは)ダウンロード不可
TFTPを利用する場合は、Firmware Updatesのページを参考にしてTFTPサーバーを指定すること
Firmware Server Path
ファームウェアを配布するサーバーの、
IPアドレス(or ホスト名)を指定する。
Config Server Path
各電話機の設定ファイルを配布するサーバーの
IPアドレス(or ホスト名)を指定する。
Allow DHCP Option 66 to override server
DHCPサーバーからTFTPサーバーのアドレスを取得するかの有無(DHCPオプション66のこと)
- No
- DHCPオプションを利用しない。(デフォルト値)
- Yes
- DHCPオプションを利用する。
Automatic Upgrade
自動更新の有無を選択する。
ファイルの更新確認の方法も設定する。
- No
- 自動更新を行わない。(デフォルト値)
- Yes
- 指定した分(一週間がデフォルト値)ごとにファイルの更新を確認する。
更新確認の方法
- Always Check for New Firmware
- ファームウェア状況を確認する。
- Check New Firmware only when F/W pre/suffix changes
- ファイル名チェックを行い、ファームウェアの更新を確認する
- Always Skip the Firmware Check
- ファームウェアの更新状況を確認しない
時刻に関する設定
GXP-2000が、NTPサーバーから時刻を取得できない場合(設定を入れてない場合も含む)
1900年1月1日からの時刻表示となる
NTP Server
NTPサーバーのホスト名かIPアドレスを入力する。
→誰でも利用してよい公開NTPサーバーリスト
Allow DHCP Option 42 to override NTP server
DHCPサーバーからTFTPサーバーのアドレスを取得するかの有無(DHCPオプション42のこと)
- No
- DHCPオプションを利用しない。(デフォルト値)
- Yes
- DHCPオプションを利用する。
トーンに関する設定
呼び出し音やビジー音(話中)の音に関する設定あれこれ。
NTTの電話機が恋しい人に対し、特に有効な設定となる
特にダイヤルトーンと話中音、発信音を変えると、日本仕様に近い使い勝手になる。
Dial Tone
ダイヤルトーン。受話器を持ち上げたときになる音の設定
- デフォルト値
- f1=350,f2=440
- NTT回線っぽいダイヤルトーン
- f1=400,f2=400;
Busy Tone
ビジートーン。話中音のこと。
- デフォルト値
- f1=480,f2=620,c=50/50;
- NTT回線っぽいダイヤルトーン
- f1=400,f2=400,c=50/50;
Ring Back Tone
発信中の音。(発信者側が聞いてるトーン)
- デフォルト値
- f1=440,f2=480,c=200/400;
- NTT回線っぽいダイヤルトーン
- f1=400,f2=416,c=100/200;