PCS-G50
SONY製ビデオ会議システム PCS-G50をAsteriskを介して接続出来ました。
Asteriskサーバー Trixbox(バージョン不明 asterisk1.2.18ベースの物)
SONY PCS-G50(Ver.02.50 SIP/MCU機能インストール済み)
MCE SIP Phone+Webcam
X-Lite+Webcam
Snom105
PCS-G50同士は当然ながらSIPで接続可能。
PCビデオフォンとも接続可能で画像も正常に利用可能
Snom105の音声のみの端末とも音声のみで接続可能(画面付きの巨大なスピーカーフォンになっちゃいますが)
MCU機能の利用も問題無く可能
PCビデオフォン・音声回線とも混在可能(音声回線の画像枠はVoiceOnlyの表示がされて1画面分占有されます)
特に問題無くAsteriskサーバーにレジスト可能
Asteriskを経由して音声回線・PCビデオフォンも同様に接続可能
MCUも基本的に利用可能だが、PCS-G50側から拠点を呼び出して行った場合2拠点目を呼び出すと回線が切断される不具合を確認(PCS-G50に対して接続した場合はなぜか問題が発生しない)
単体ではもちろん利用可能だが、Asteriskにレジストする事により相手先IPアドレス等を指定しての接続では無く、内線番号で発着信出来るためビデオ会議が内線感覚で利用できる。
電話網と接続する事で、電話しか無い拠点の会議への参加等が容易になるほか、PCフォンとの連携も利用シーンを大幅に拡大する事が期待できる。
PCS-G50側にSIP登録ユーザー名・とパスワードを指定する欄が5つ用意されている。(MCU機能で最大5拠点と接続可能な為)
マニュアルでは、接続先拠点のアカウントを設定するように書かれているがこれは恐らく間違い。(∵MCUは同時5接続のサポートであるが、接続する拠点数はそれ以上と言う事は当然有り得るため)
エンドとの接続チャネルを5チャンネル確保出来るように、5つ分の枠が有る様子。(複数指定して居ない場合、登録した数迄のチャネルしか開けない)
今回、この5つの枠に同一のユーザー名・パスワードを設定する事で動作出来た。 (この設定で、同一の内線番号で同時5chの接続が可能であった)
1拠点目の接続はMCU機能の無い状態(1:1)で起動する、2拠点目に接続した時点でMCUが稼働を始めるが、この際既存の接続先にSIP/XMLで画像関連のネゴシエーションを行っている模様(一旦画像を止める?) このSIP/XMLが認識されず、エラーとなり端末が切断される様に見受けられた。
--Torneo 2007年12月26日 (木) 23:29 (JST)