VG820a
ひかり電話オフィスタイプで使われるゲートウェイ装置。 アナログ8チャネル (VG420aは4チャネル)。 田村(SAXA)製。
CPU | FreeScale MPC8247VRPIEA | 300MHz |
FLASH | Spancion S29JL064H90 | 8Mbyte |
DRAM | 2x ICSI IC42S32400 | 計32Mbyte |
Ether | 2x RTL8201CP | |
周辺 | Lattice LC4128V | |
エコーキャンセラ | 2x Zarlink ZL50233QC | |
SLIC | 4x Infineon PEB3265F | |
ライン電源 | 8x Infineon PEF4268T |
アナログ側は専用の小さめのコネクタになっています。(2芯クイックコネクタ)
- 全体に設定する内容
- 順次サーチかラウンドロビンか
- (RT-200KIのような同時鳴動設定はありません。)
- PBダイヤルインかモデムダイヤルインか
- プッシュかパルスか
- ポート別に設定する内容
- 着信電話番号(複数可)
- 発信通知番号(着信番号の中から選ぶ)
- ダイヤルイン信号の有無
- ナンバーディスプレイ信号の有無
SIP設定情報はadd-con.mcasへVG820aのWAN側Macアドレスを投げることにより得ています。 /admin/にユーザ名は空欄、パスワードはakiskyでログインするとSIPサーバアドレス等確認できます。 VG820a自体にはSIP PBXの機能はありません。
ナンバーディスプレイ・モデムダイヤルイン信号はプレアンブルに55 55 … を送ってくるので、TDM400Pをつなぐ場合小西さんのパッチに微修正が必要となります。 さらにダイヤルイン番号を${DINUMBER}で参照できるようにした変更点は vg820a.patch ((非通知時のバグを取りました。06/9/26)) です。
[incoming] exten => s,1,NoOp(CallerID ${CALLERID} CalledID ${DINUMBER}) exten => s,2,GotoIf($[ ${DINUMBER} = 0399999991 ]?first,s,1) exten => s,3,GotoIf($[ ${DINUMBER} = 0399999992 ]?second,s,1) exten => s,4,Hangup() [first] exten => s,1,Dial(SIP/201&SIP/202,…) [second] exten => s,1,Wait(1) ;自動応答は間をあける exten => s,2,Answer() exten => s,3,…
着信は上記のように振り分けられます。 ダイヤルインを使用していない場合はextensions.confの変更は必要なく、そのままs,に着信します。 発信はポート毎に通知番号が決まっているのでAsteriskから指示して変更することはできません。 番号の後ろに#をつけるとすぐ発信されます。 zapata.confのrxgainは12程度がいいようです。