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53 バイト追加, 2020年4月16日 (木) 16:08
テレワーク関連に対する注意喚起
現象としては『謎の』着信がある、正体の不明の相手からの通話要求があるが電話に出られない、出ても何も聞こえないなどです。
*攻撃の影響を受ける理由/場合:
SIP対応の電話機あるいはソフトフォンがローカルのSIPポートとして5060を使用している場合、SIPポートに対するアタックの対象となります。これはAsterisk等のサーバのSIPポートが5060であるかどうかに関係しません。SIP対応の電話機あるいはソフトフォンがローカル(電話機やソフトフォン自体が使用する)のSIPポートとして5060を使用している場合、SIPポートに対するアタックの対象となります。これはAsterisk等のサーバのSIPポートが5060であるかどうかに関係しません。<br>
[電話機 5060] <=====> [Asterisk 5060]<br>
一般的、SIPの電話機/ソフトフォン(SIPクライアント)はAsteriskやIP-PBXに対して、自分の「所在」を登録するためREGISTERを行い、通話を開始するためにはINVITEを行います。この際、SIPクライアントが「目がけて行く」先は、AsteriskやIP-PBXの IPアドレス:ポート番号です。ご承知の通り、このポート番号が5060番の場合、インターネット上から攻撃を受けることがよくあり、皆さんもポート番号をずらす、あるいはファイアウォールで防御する等の対策を取られていると思います。ところが昨今のテレワーク環境においては、このAsteriskやIP-PBXのポート番号ではなく、SIP電話機やソフトフォン側のポート番号で、一部の電話機/ソフトフォンでは『ローカルSIPポート』として5060を使うものがあることが知られています。ここで、問題とするのはこのローカルSIPポートです。