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CP-7911G

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新しいページ: 'Category:Cisco Category:IP電話機 Category:PoE {{Template:VoIP機器 |画像=240px |製品名=CP-7911G |メーカー=[http://www.cisco.co...'
[[Category:Cisco]]
[[Category:IP電話機]]
[[Category:PoE]]

{{Template:VoIP機器
|画像=[[画像:CP-7911G.jpg|240px]]
|製品名=CP-7911G
|メーカー=[http://www.cisco.com/jp/index.shtml Cisco Systems G.K.]
|公式ページ=[http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/iptel/ipphone/ipp7911g/index.htmll Cisco Unified IP Phone 7911G<BR>イントロダクション]
|種類=IP電話
|プロトコル=SIP,[[Skinny_Client_Control_Protocol|SCCP]]
|色=黒系
|価格=\15,000 ~ \22,000前後
|PoE=IEEE802.3af対応
|ACアダプタ=別売
|ディスプレイサイズ=192 x 64
|LANポート=あり(1ポート)
|コーデック=G.711(ulaw,alaw),G.729(a,b,ab)
|ID=なし
|Pass=なし
}}
ラインキーがないCisco製電話機。<BR>
SIPとSCCP(Skinny)にそれぞれ対応したファームウェアがあり、<BR>
ファームウェアを入れ替えて、使用するプロトコルを選択する。

CallManagerに接続する前提になっているが、ユーザー側の設定次第でAsteriskにも接続することが出来る。<BR>
大まかな特徴は下記の通り。

*日本語対応(SCCP用ファームウェアのみ)
*ラインキー無し
*ソフトキーをユーザー側でカスタマイズOK
*着信音をカスタマイズOK
*壁紙をカスタマイズOK
*発信(INVITE)のタイミングをカスタマイズOK
*要するに色々OK

SIPファームウェアを入れてAsteriskにぶら下げるようにする時は、<BR>
下記の手順を踏む必要がある。
==DHCPサーバー設定==
Cisco製IP電話機は、DHCPサーバー経由でTFTPサーバーのアドレスを教えてもらう仕組みになっている。<BR>
DHCPオプション設定機能が必須になっており、それらを備えていないDHCPサーバー(ルーター)は使わないほうが吉<BR>
出来るだけ下記のルーター(又はDHCPサーバー)を用意すること

*[[Cisco/DHCP|Cisco製ルーター]]
*[[Cisco/DHCP#YAMAHA|YAMAHA製ルーター]]
*[[DHCPサーバーの設定|DHCPサーバー入りUNIX系OS]]

==TFTPサーバー側の設定==
中古の場合、大抵SCCPファームウェア入りなので、SIPファームウェアに入れ替える必要がある。<BR>
手段は複数あるが、ファームウェアを真っ白にする(工場出荷時に戻す)のが一番楽。

Ciscoな電話機は、(前述のとおり)DHCPサーバーからTFTPサーバーのアドレスを教えてもらったうえで、<BR>
TFTPサーバーに対してファームウェアを要求する仕組みになっている。
===用意しておくファイル===
TFTPサーバーのルートディレクトリに下記のファイルを用意しておくこと。<BR>
Firmware Ver 8.5(2)を使用する場合のファイル構成<BR>

*SIP11.8-5-2S.loads
*term06.default.loads
*term11.default.loads
*apps11.8-5-2TH1-9.sbn
*cnu11.8-5-2TH1-9.sbn
*cvm11sip.8-5-2TH1-9.sbn
*dsp11.8-5-2TH1-9.sbn
*jar11sip.8-5-2TH1-9.sbn
*[SEP<MACアドレス>.cnf.xml|Cisco/SEP.cnf.xml(SIP)]
*XMLDefault.cnf.xml {{Color|Gray|(無くても何とかなる)}}
*[SoftKey.xml|SoftkeyDefault.xml] {{Color|Gray|(設定次第で別ファイル名でもOK)}}
*[dialplan.xml|Dialplan.xml]{{Color|Gray|(設定次第で別ファイル名でもOK)}}

==ファームウェア入れなおし==
#"#"を押しながら電源投入する。
#123456789*0#の順にボタンを押す。{{Color|Gray|(工場出荷時に戻す)}}
#電話機が再起動し、ファームウェアをTFTPサーバーに拾いに行く。(5分くらいかかる)
#ファームウェア更新後、SEP<MACアドレス>.cnf.xmlとXMLDefault.cnf.xmlをTFTPサーバーに拾いに行く。<BR>なお、SEP<MACアドレス>.cnf.xmlは、SIP用とSCCP用で中身が結構異なっていたりする。


==設定ファイルについて==

====[[Cisco/SEP.cnf.xml(SIP)|SEP<MACアドレス>.cnf.xml]]====
:電話機の設定ファイル。<BR>
:ファイル名は、'''SEP[IP PhoneのMACアドレス].cnf.xml''の命名規則になる。<BR>
:MACアドレスが"001BD40000FF"なら"SEP001BD40000FF.cnf.xml"となる。<BR>

====[[Cisco/XMLDefault.cnf.xml|XMLDefault.cnf.xml]]====
:他の電話機と共通の設定(サーバーのアドレスなど)が書かれた設定ファイル。<BR>
:無くてもOK{{Color|Gray|(SEP<MACアドレス>.cnf.xmlで代用)}}

====[[SoftKey.xml|SoftkeyDefault.xml]]====
:通話時や発信時のソフトキーの設定<BR>

====[[dialplan.xml|Dialplan.xml]]====
:Asteriskのダイヤルプランの事を指すのではなく、発信のタイミングを決めるための、XMLベースな設定ファイル。<BR>
*090で始まる番号をダイヤルしたら、ちょうど11ケタ目で発信するようにする。
*3で始まる番号をダイヤルしたら、ちょうど3ケタ目で発信するようにする。
*0で始まる番号をダイヤルしたら、10秒はタイムアウトしないようにする。0を押した時点でセカンダリーダイヤルトーンを流す。
*<nowiki>#0</nowiki>で始まる番号をダイヤルしたら、8ケタ目をダイヤルした時点で発信するようにする。<BR>なおかつ、(0を押した時とは別の)セカンダリーダイヤルトーンを流す。
*<nowiki>#</nowiki>でが押された時点で即発信

書式はこんなカンジ
<DIALTEMPLATE>
<TEMPLATE MATCH="pattern" Timeout="sec" User="type" Rewrite="xxx" Route="route"/>
</DIALTEMPLATE>
===発信する秒数と桁数について===
内線番号が500~599だったら、頭が5で始まる3桁の番号という訳で、下記のように定義する
<TEMPLATE MATCH="5.." Timeout="0"/>

=Asterisk側の設定=
==sip.conf==
普通に書くだけ。
[2001]
type=friend
username=2001
secret=CiscoPhonePass12345
canreinvite=no
host=dynamic
nat=none
insecure=very
disallow=all
allow=ulaw
allow=alaw

==extensions.conf==
普通に書くだけ。
exten => _05000000000,1,Dial(SIP/2001)