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差分
→対応1
ルータのNATを調整し、SIP(5060/UDP)とRTP(デフォルトでは10000~20000/UDP)をAsteriskサーバのローカルIPアドレスに向けます。<br>
ただし、これらの対処を行ってもRegisterできないITSPがあります。<br>
===対応2===
上記の方法で解決しない場合、ヤマハのルータを使えば解決する場合があります。ヤマハのルータではSIP-NAT機能を持つものがあり、これを利用することでAsteriskをNAT背後で動作させることが可能です。ただし、この方法についてはヤマハが保証しているわけではありませんので、ヤマハには問い合わせないで下さい。<br>
*ルータ自体のVoIP(IP電話)機能はオフにします
*(当然ながら)SIPとRTPのポートはフィルタで開けます
*以下のコマンドでSIP-NATと静的マスカレードを設定します
nat descriptor type 200 masquerade
nat descriptor address outer 200 primary
nat descriptor sip 200 on
nat descriptor masquerade static 200 1 192.168.xxx.xxx udp 5000-5060
nat descriptor masquerade static 200 2 192.168.xxx.xxx udp 4569
:この例ではRTPのポートに5000~5059/UDPを使用しています。またIAXも静的マスカレードを行っています。<br>
Asterisk側では対応1と同じように外側のIPアドレスまたはホスト名を記述します。
externip=xxx.xxx.xxx.xxx
externhost=sip.hogehoge.net
localnet=192.168.0.0/255.255.0.0
対応1の方法ではRegisterできなかったITSPも、これで使用できる場合があります。