Asterisk 1.6
目次
注意
Asterisk 1.6系の新規インストールは推奨しません。新機能を使いたい場合は1.8系へ
Asterisk 1.6は2009年12月現在、以下の3系列でリリースが行われています
- Asterisk 1.6.0.x (EOL:2010/10/01)
- Asterisk 1.6.1.x (EOL:2011/04/27)
- Asterisk 1.6.2.x (EOL:2012/04/21)
ちょっとややこしい事になっていますので注意してください。
情報を掲載される方はどちらのバージョンであるのかを明記してください。
2010年07月より 1.6系については 1.6.2 の開発を行っていくことになり、
1.6.0.x 1.6.1.x についてはセキュリティの修正だけ行われることになりました。
これから 1.6系を使用される方は(特別な事情がない限り) 1.6.2.x を利用してください。
インストール方法
大きな変更はありません。インストール手順は 簡易インストールマニュアル に統合しました。
メモ
- chan_unistimがAsterisk本体に統合。
- 一応、i2002対応とも書いてあるが。→ダメです。結局、以前の2004対応のものと同じレベル。2行表示には対応していない模様。
- SIPセッションタイマーサポート
- ひかり電話(ビジネス系)で正常作動確認
- NTT-ME基盤系では chan_sip.c の修正が必要(1.6.0系)
- TCP-SIPサポート
- NAT/STUN対応が向上
- SQLiteサポート
以下、正式リリース版での状況
- app_meetmeはDAHDIを必要とする(zaptel依存と同じ)
- app_zapなんたら、は、app_dahdiなんたら、に変更
- チャネルのテクノロジ、Zap/はdahdi/に書き換える必要あり
- zapata.confはchan_dahdi.confに変更(内容はほぼ同じに見える)
設定ファイル変更点
アプリケーション
注意!!:オプション指定の"|"(縦棒)が使えなくなってます。","(カンマ)に置換してください。
sip.conf
- username=は廃止。相手がpeer時の認証(相手の)にはdefaultuser=を使用。