Asteriskの起動と終了(1.8)

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Asteriskはサーバ(デーモン)ですので、黙って起動するとバックグラウンドにまわります。このため、単に asterisk と実行しても何も反応がないと慌てないようにしてください。

目次

フォアグラウンド起動

エラーで落ちて起動しない理由がわからない場合や、動作を確認したい場合にはフォアグラウンドで起動するのが便利です。これには

asterisk -vvvvc

と実行します。vの数はメッセージの『詳細さ』を示しますので、数が少ないとそっけなく、多いとウルサクなります。

バックグラウンド起動

バックグラウンドで起動する場合には単に asterisk を実行するだけです。ただし、引数を何もつけないで実行するとAsteriskは起動したユーザの権限で起動されます。

CLIの起動

CLI(Command Line Interface)はAsterisk管理の基本となります。バックグラウンドで起動しているAsteriskに接続し、CLIを起動するには以下のようにします。

asterisk -vvvvcr

Asteriskの終了

CLIから

core stop gracefully

を実行します。それでも止まらないような場合には

core stop now

を実行します。

Asterisk の再起動

CLIから

core restart gracefully

を実行します。それでも止まらないような場合には

core restart now

を実行します。

次のステップ