利用者:MR G
中の人について
- 中の人はネットワーク寄りな人らしいです。
- 外資系PBX(NortelとかCiscoとか)をいぢっているらしいです。
- PCの数よりネットワーク機器の方が多いらしいです。
- アクセスランプの点滅って見入るよネー。データセンターの配線萌え
自宅のネットワーク構成
複数の人から「ネットワーク構成晒せコノヤロー」(要約)
と言われるので論理構成を晒してみた。の図
240px
L3-Switchいぢり真っ最中のため、VoIPネタの提供が遅れてる訳で、大変申し訳無い次第。
完成した暁には、VLAN関連ネタも提供できるんじゃないっすかね。
電話機
ついカッとなって集めてしまった。今では反省している。
持ってる電話機
- Cisco電話機いろいろ 7台
- Snom300(PoE非対応版)
- Grandstream GXP-2000 2台
- BT-101
- 三洋電機 IPP-3000
- WirelessIP5000
- WI-100HC
- AAstra 53i
- Saxa IP NetPhone SX 2台
- ACT P123S
- Nortel i2002
- PLANEX VTL-ST02H
オススメ
Asteriskにぶら下がるものでオススメの電話機ベスト3
- Snom300
- AAstra 53i
- Grandstream GXP-2000
イベント計画
イベントその後のレポート
バツ&テリー
電源が確保できないような場所で非常に役に立った逸品。
FD-1212二個使用で、約5時間持った。
電話機、サーバー、HUBの消費電力に関する仕様を押さえておくと、ある程度の見積もりができる。
使用機器を全て繋いでおき、「何時間経ったらバッテリーが力尽きるのか」という計測を行うと、イベントの際に非常に役立つと思われ
また、通話時は消費電力が大きくなる事を考え、1~2割程度バッテリーの稼働時間が短くなる事も考慮しておくと良し
HUBとマングース ~古典的な~
PLANEXのFX-08Miniか、corega HUB5PM(いわゆるバカHUB)があれば他には要らない。
特に後者はトラブルシューティングのお供にもなるのでオススメ
PoE-HUBは消費電力が大きいのでオススメできない。
NotePC
最近の機種は、バッテリーの持ちが良いので、普通にフル稼働する(はず)
シリアルコンソールのある機器(Cisco WRAP他)を利用する際は、緊急用にシリアルケーブルを持っていくと
いざと言うときに役立つかも。
重量と相談っすかね。
IP PBX
Astlinux0.4.8の仕様なのか、DNSによる名前解決が出来ない環境下では、
処理速度、応答速度にかなりの差が出る模様。
Microclient JR
消費電力は大きいものの、何気に安定駆動していた。
PC Engines WRAP
(環境依存すると思うけどモ)名前解決できない環境にあると、動作が極端に不安定になる模様
CME側へのINVITEするタイミングが不安定になった。(内線相互通話ですら安定しないとか、どんだけ~)
パケットを見たところ、NTPサーバーやSIPサーバー関連の、名前解決(DNS名前問い合わせ)の個所で頻繁に処理が止まっていた模様
Microclient JRと同じタイプであるにも関わらず、こちらのほうが止まりやすかったかもしれない。
Cisco CallManager Express
重量的に重い部類に入るパーツではあったものの、Cisco電話機を利用するならCMEも持っていくのが良し
ただし、起動に時間がかかるので、DHCPやルーター機能を持たせている場合は、一番初めに電源投入する事。
CME搭載機器としてCisco 1751-Vを持っていったが、これに釣られた人も見られた。
電話機
据え置きタイプの電話機としてSnom300とCisco CP-7970Gを展示。
SNOM300は知名度が低かった事がわざわいしたのか、SNOMを見ても誰も振り返らなかった。というオチ
それとは対照的に、CP-7970Gに釣られたお客さんは非常に多かった。(映画の影響っすかねぇ)
無線(WiFi)
振り返る人少なめ。なんだかなぁ・・・。
バッテリーの容量の関係でスタンドを持っていかなかったが、
(給電できなかったとしても)スタンドは持っていくべきだった。(見栄えの問題)
その他
- バッテリーを利用するなら、あきばお~のキャリーカートは必須。
手提げは避けたほうが宜しい。(スタミナ的意味で) - ダイソーで買ってきたぷちぷちは敷物のみならず電話機用の養生シートとして大活躍
- 見栄えを良くするのは重要っすね。(敷物を敷く、配線を美しく見せる etc)
- ゴミ袋は必ず持参すること(飲食物のガラや、その他ゴミを捨てるため)
- 行きの時より帰りの時のほうが、荷物がかさ張る不思議
反省点
- イベントしているうちの半分がトラブルシューティングのお時間というオチ
- メインコンテンツは大繁盛だったものの、VoIPネタは(一応)オマケ的なコンテンツだったので、「試合に勝って勝負に負けた」気分に・・・
- 部分的なテストは行っていたが、全体テストは不十分だった。これが一番の敗因
Special Thanks to
機材の提供および、当日手伝ってもらった諸氏に感謝!(`・ω・´)b
- 映画館の中の人
- 軍曹
- N氏
- ネタを提供して頂いたVoip-infoの皆様
Tenor BXいじり
- ファームウェアアップグレード
- (show -lしてみたら)バージョンがP104-12-17だったので、アップグレードしてみる。
- NTP設定
- 全然関係ないが、stratum 1なNTP鯖を立ててみた。
syslog以外でNTP同期のメリットあるんだろうか。という疑問をもちつつ、NTP設定を考える - SNMP設定
- どっかにMIB落ちてるんじゃないっすかね~
- INS対応機器を接続
- Cisco(CME)とかTAとかINS電話機を接続し、INS対応の擬似交換機っぽく使えるかどうかのテスト
IPアドレス設定
LANのインターフェース情報を確認する
EthernetInterface (またはEI)と入力すると、イーサネットインターフェース(LAN設定)の設定項目を
確認、設定することができる。
Quintum# ei Quintum-EthernetInterface-SL1DV1EI1# show EthernetInterface-SL1DV1EI1 : name : (Not Set) name PortNumber : 1 Read Only, Physical ManagementAccess : 1 Access Enabled; Defa DUPlex : 0 Auto IPAddress : 192.168.0.52 WebServerPort : 8080 Port Number SubnetMask : 255.255.255.0 ExternalNATIPAddr : 0.0.0.0 DHCPEnabled : 1 Enabled,default PPPOEEnabled : 0 Disabled, default PPPOERedialInterval : 0 default PPPOEUserName : (Not Set) user defined PPPOEPassword : (Not Set) user defined InternalNATIPDirAttached : (unspecified) FilterIPDirAttached[1..16] : (unspecified
DUPlex
全二重通信の設定
- 0
- オートネゴシエーションを有効にする
- 1
- オートネゴシエーションを無効にし、全二重通信に設定する。
SPeed
通信速度の設定
"DUPlex"の設定が1(無効)の場合に限り、設定可能
- 100
- 100Mbps設定
- 10
- 10Mbps設定
DHCPEnabled
DHCPサーバーからIPアドレスなどの情報を取得するかどうか。の設定
- 0
- DHCPクライアント無効
IPアドレスを手動で設定する。 - 1
- DHCPクライアント有効
IPアドレスはDHCPサーバーから貰ってくる。
IPAddress
IPアドレスを設定する。
SubnetMask
サブネットマスクを設定する。
デタラメな値(歯抜けサブネットマスク)の入力も可能なので、
凝ったアドレス設定の場合には注意すること。
- 255.255.255.0
- クラスC(/24)の設定
- 255.255.255.248
- IPが8つ(/29)の設定
- 255.123.23.94
- 歯抜けサブネットマスク(罠入り)の設定
設定例
config-EthernetInterface-SL1DV1EI1* set sm 255.123.23.94
Trap included
歯抜けサブネットマスク(罠入り)を設定して、submit(su)するとエラーで止まる事がある。
素直にクラスCのサブネットを入れる事。
config-StaticIPRoute-0* su You must reboot the Tenor for the change(s) to take effect. Error: Submit Aborted! IP Address of EthernetInterface and Gateway of StaticIPRouteDir MUST be in the same subnet.
ルーティングテーブル設定
ルーティングテーブル設定を確認する
StaticIPRoute 0(またはSIPR 0)と入力すると、ルーティングテーブルの設定項目を
確認、変更することができる。
config-StaticIPRouteDir-1# StaticIPRoute 0 StaticIPRoute Table index Destination NetMask Gateway EIAttached Metric ----- --------------- --------------- --------------- ------------- ------ 1 0.0.0.0 0.0.0.0 192.168.0.10 EI-SL1DV1EI1 1
デフォルトルートを変更する
デフォルトルート(ルーターやL3スイッチなど)のIPアドレスを変更した場合は、GatewayのIPアドレスを変更する必要がある。
デフォルトルートのIPアドレスが192.168.0.10になっているので、192.168.0.254に変更してみる
config-StaticIPRouteDir-1# show StaticIPRoute Table index Destination NetMask Gateway EIAttached Metric ----- --------------- --------------- --------------- ------------- ------ 1 0.0.0.0 0.0.0.0 192.168.0.10 EI-SL1DV1EI1 1 config-StaticIPRouteDir-1# change 1 g 192.168.0.254 StaticIPRoute Table index Destination NetMask Gateway EIAttached Metric ----- --------------- --------------- --------------- ------------- ------ 1 0.0.0.0 0.0.0.0 192.168.0.254 EI-SL1DV1EI1 1
ミスプリ用紙の裏
sip.confのpermit/deny
IPアドレスによるACLが組めるっぽいので試してみた。
書いてみる
こんな感じでsip.confに書いてみた
[503] ; Snom300 type=friend fromdomain=dynamic username=503 secret=************** host=dynamic canreinvite=yes language=jp qualify=3000 insecure=very deny=0.0.0.0/0 permit=10.0.5.0/255.255.255.192 permit=192.168.0.0/24
確認
ACLで接続制限ができたかどうかを確認してみた。
許可されてないIPアドレス帯からregisterしようとすると、下記のような結果になった。
[Jan 25 20:06:13] NOTICE[1904]: chan_sip.c:15236 handle_request_register: Registration from '"503" <sip:503@Asterisk>' failed for '192.168.5.57' - Device does not match ACL
書き方のコツ
まずはALL Denyで全部不許可にした上で、接続を許可するIPアドレス帯をpermitで指定するのが良さげな感じ
下記のような書き方が宜しい
deny=0.0.0.0/0 permit=10.0.5.0/255.255.255.192 permit=192.168.0.0/24
VLAN
CiscoやSnomなど、VLAN対応電話機は、内部でTAG VLAN機能つきSW-HUBの機能を持っているらしく、
イメージとしては3ポートVLAN Switching HUBになる。
ぶら下がって居るPCが、Winnyを動かしていても、(L2ベースで)セキュリティ的に大丈夫。という理屈になる。
実際にタグありVLAN組んでみないと確信取れないっすね(・ω・)
saxa電話機あそび
- SaxaのIP NetPhone SXはごく一般的なAsteriskにレジストし、発信まですることができる。
- ただし、ラインキーのハッキングについては、AsteriskおよびxCubeをいぢれる技術と、KIAIが必要だと思われる。
SIPへの理解も必要。 - saxaのIP電話のコンフィグはFTPクライアントを使って電話機に押し込むことができる。
- 「ローカル保守」となっている時にFTPの口が「くぱあ」と開くのでFTPクライアントでログインする。
- configの仕様は例によって非公開(ぐぐっても全然見付からない)
- 何だかんだで、パケット読んでみないと判らん。というオチになる予感
IPアドレスとか
bip_sys.ini開くと出てくる項目。名前からしてモロ判り。 DHCP_Use=1にすると、DHCPが有効になるっぽ
[TCP_IP] DHCP_Use=1 IpAddress=192.168.1.56 NetMask=255.255.255.0 DefGwAddress=192.168.1.1 DNS_Use=0 DNSAddress1=0.0.0.0 DNSAddress2=0.0.0.0
VLANとか
bip_sys.ini開くと出てくる項目。名前からしてモロ判り。という訳には行かないっぽい
[Network] NWPort=0 PCPort=0 TOS=A0 GratuitousARP=2 VLAN=0 VLANID=1 VLANPRI=7 VLANIDDAT=2 VLANPRIDAT=0 VLANMODE=1
NTPとか
NTPスキーな人は、NICTとかMfeedの(NTPサーバーの)IPアドレスを丸暗記していても不思議ではない。
PeerTimerの単位は、多分1H(1時間)
DHCPサーバーからNTPサーバーアドレスを拾ってくるかもしれない(いつのまにか入っていた)
[NTP] NTP_Use=1 NTPSrv1=192.168.0.254 NTPSrv2= TimeOffset=9 PeerTimer=24 ClientMode=1
playtones遊び
テンポ120で四分音符の箔を打つ場合、60000ms(1分)の中で120回リズムを刻むわけで
60000/120=500となる
テンポ120で8分音符の箔を打つ場合は、箔がその倍なので(240個のリズム)
60000/240=250となる
簡単な曲をPlaytonesで演奏する場合は、このような形で書くことになる。
exten => _5,1,Answer exten => _5,n,Wait(1) exten => _5,n,Playtones(!293/1000,!440/1000,!391/500,!349/500,!329/500,!261/500,!293/1000, !523/500,!391/250,!440/250,!349/500,!391/250,!349/250,!329/500,!261/500,!293/8000) exten => _5,n,Wait(16) exten => _5,n,StopPlaytones exten => _5,n,Busy(5) exten => _5,n,Hangup
実際に書くとしたら、旋律しかない曲(FFの最初の曲とか)に絞って書いてみるとか、
複数の内線(exten複数)に分けて書くとか、そのあたり。
Wait( )でタイミングの同期を取るのは難しいと思われる訳で。
Cisco IP電話機ネタ
Cisco電話機の導入は、Skinnyファームウェア/SIPファームウェアのいずれかを選択しても獣道に突入する可能性が高い。
特にAsteriskにぶら下げる場合は、険しい獣道が待っている。
考えられる原因としては下記の通り。
- 使う人が少ない(電話機そのもののエンドユーザー数はそれなりに多いらしいが・・・)
- 敷居が高い(DHCPサーバー設定、TFTPサーバー設定、チャネルドライバ、必要なハードウェアetc)
- 日本語の情報が少ない
- 高い(価格が)
Cisco電話機を入れる前に、導入実績のあるところ(or 導入した人)に相談するのが一番っすね。
WirelessIP 5000
ファームウェアがhttp://www.wirelessip-support.com/software.php にあるらしいが、要登録とのこと。
電話機用電池パックが無償交換の対象になっている。
→http://www.wirelessip-phone.com/information/200708w.html
8時間でバッテリー切れになる件
例え充電中であっても、8時間で電源OFFになる場合がある。(表示上はバッテリー切れ)
クレイドルに正しく刺さっている場合でも再現する。 ←半挿しが多々ある。
省電源を切ってしまうと、症状が改善される模様
CiscoIP Phone7900シリーズ
XML
"cisco xml"でぐぐると、ニュース記事ばかり出てくるもんで、
「具体的に、どんなサービスしてるのか、どんな実現方法なのか」を探すのは、ちょっとメンドーですな!
Cisco電話機向けのXMLサービス一覧など
HTTPリクエストに関する技術資料(英語)
Developing Cisco Ip Phone ServicesCisco本 洋書
古め電話機のファームウェア
http://www.xs4all.nl/~graver1/cisco/7905/ 7905のファームウェア
ftp://ftp.cisco.com/pub/voice/ip-phone/sip-7960/ 7960のSIPファームウェア
CP-7960GとCP-7961Gを混同していた時期もありました。
壁紙設定
SIPファームウェア設定で活きて来るっぽい「壁紙設定の有無」
SCCP電話機にて設定したものの、反応なし。
<commonProfile> <phonePassword></phonePassword> <backgroundImageAccess>true</backgroundImageAccess> <callLogBlfEnabled>2</callLogBlfEnabled> </commonProfile>
Cisco 7961G(SIP)
ソフトキー設定
SEP<MAC Address>.cnf.xml中の
<softKeyFile>SK50719900-3bee-4594-bc3f-6400e1a33bf0.xml</softKeyFile>
という箇所が、ソフトキーのテンプレファイル読み込み設定らしく、
電話機が起動したら、当該ファイルをTFTPサーバーから読み込みに行く。
しかし中身はどうなっているんだろうか?(↑のxmlファイル名でぐぐると大量に出てくる)
ソフトキー設定の書式が間違っていると、Unprovisionedと表示され、
延々と設定ファイルを読み込むようになる(restartコマンドを繰り返す)
[元ネタ]
と言うかですな。SK50719900-3bee-4594-bc3f-6400e1a33bf0.xmlでぐぐると大量に出てくるあたり、
元ネタが一つしか無いんじゃないかと思ったりする訳で。
Astlinuxネタ
Astlinux0.6.2を入れてみた
Astlinux0.4.8ではキーディスク不要だったのが、0.6.2ではキーディスク作成が必須っぽいので、色々頑張ってみた。
キーディスクをCFカード内に作成
genkdと入力するとキーディスクを作るプログラムが動き出す。
予めAstlinux 空き容量有効活用にある手順にて、CFにスライスを作り、マウントできる状態にしてある。
多少のエラーはKIAIとKONJOでカバーすること。
pbx kd # genkd /dev/hda2 ←hda2(CFカードにもう一つスライス切った)をキーディスクにする。 This script will help to create a KeyDrive to store your AstLinux configuration. MAKE SURE THAT YOUR DRIVE IS CONNECTED. I will use /dev/hda2 USING EXISTING PARTITION. MAKE SURE THIS IS WHAT YOU WANT!!! Please type yes to continue Is this okay? yes ←yesと入力する。 You specified an existing partition. I will attempt to use it. Skipping auto-partition... Filesystem created. Copying existing configuration... Done. I STRONGLY URGE YOU TO REBOOT NOW. Type reboot to cleanly restart now. pbx / # reboot ←再起動してみた。
再起動後、シェル上からdf(ディスク容量表示)させてみると、/mnt/kdというディレクトリがマウントされており、
この/mnt/kdディレクトリにファイルが保存されるようになる。(と、思う)
pbx ~ # df Filesystem 1k-blocks Used Available Use% Mounted on /dev/loop0 3194 944 2055 31% /oldroot /dev/hda1 130734 38316 92418 29% /oldroot/cdrom /dev/loop0 35264 35264 0 100% / none 200 16 184 8% /dev none 5000 116 4884 2% /var none 10000 180 9820 2% /tmp /dev/hda2 846296 4312 798996 1% /mnt/kd ←この行
他の個所はAstlinux0.4.8とだいたい一緒。クセが強いのも同じ。
/stat/etc/以下は、もういじれないので、その辺りに気をつければOK。
AutoAnswer(Astlinux限定)
まずは、extension"300"にはモーニングコールなり、MoHなりの処理を設定しておく。
まずは、テキトーに下記のようなテキストファイルを作成しておく
Forneus tmp # cat outband.txt Channel: sccp/512/aa1w Callerid: 511 MaxRetries: 1 RetryTime: 5 WaitTime: 3 Context: default Extension: 300
次に/var/spool/asterisk/outgoing/ に先ほどのファイルをコピーするとOK
Forneus tmp # cp outband.txt /var/spool/asterisk/outgoing/
cronに、コピー処理を埋め込めば定時発信(モーニングコールなど)することができる。
AstLinux0.4.8ネタ
AstLinux0.6.2では下記のネタは不要になっているっぽいので、
ばっさり消してしまおうかな~。と。
EXTIF
#EXTIF=eth0
/stat/etc/rc.conf内の、EXTIFをコメントアウト解除すると、PBXオンリーモードになり、
HTTPの設定とかTFTPサーバーの設定が効かなくなる。
INTIF
#INTIF=eth0
/stat/etc/rc.conf内の、INTIFをコメントアウト解除すると、ゲートウェイとして使えるモードになるが、
EXTGW="10.0.0.1" DNS="192.168.0.1"
デフォルトゲートウェイやDNSの設定が効かなくなる。(rc.confの設定が無視される)
rc.confの設定を見直すのが正攻法ではあるものの、小細工も結構効いたりする。
DNS
INTIF=eth0を有効にしていると、/etc/resolv.conf
Forneus init.d # cat /etc/resolv.conf search hoge. nameserver 127.0.0.1
という具合に、外部DNSを参照してくれない。
rc.conf内のDNSの項目が無視される。
/etc/init.d/dnsmasqを開くと
if [ "$LOCALDNS" ] then RCONF="/tmp/etc/resolv-up.conf" echo "search $DOMAIN nameserver 127.0.0.1" > /tmp/etc/resolv.conf else RCONF="/tmp/etc/resolv.conf" fi
とあるので、
nameserver 192.168.0.1" > /tmp/etc/resolv.conf
と小細工することで任意のDNSサーバーを参照することが出来る。
デフォルトゲートウェイ
vi /etc/init.d/network
とやると、/stat/etc/rc.conf内のネットワークの挙動が(ちょっと)わかる
デフォルトルートは
route add -net default gw "$EXTGW" dev "$EXTIF"
と設定されているようだ。
余りスペースを活用する
Astlinux_空き容量有効活用に引越ししますた。
HTTPdの設定
HTTPの設定は/stat/etc/rc.confを弄る 下記の個所を弄ると宜しい
##Secondary HTTP only server ##If you set HTTPDIR, I will startup another instance of mini_httpd to ##serve files from that directory. HTTPUSER is the user the server will ##run as. #HTTPDIR="/tftpboot" HTTPDIR="/mnt/hda2/http" HTTPUSER="nobody" HTTPCGI="no" # yes|no to enable CGI (just like for HTTPS) ##HTTPS Variables HTTPSDIR="/stat/var/www" # Define the location to serve HTTPS from HTTPSCGI="yes" # Whether to enable CGI in the above path HTTPSCERT="/etc/ssl/mini_httpd.pem" # Path to the https certificate HTTPSUSER="root" #user to run HTTPS under
資源(あいたスペース)の有効活用
標準の保留音では「Asteriskでござる」と言わんばかりであり、ちょっち個性に欠けるので、
/mnt/hda2/に保留音をぶちこむ。みっくみくにしてやんYO!!
Astlinuxで使える保留音のファイルフォーマットはMP3ではなく、ulawファイルなので注意が必要である。
/var/lib/asterisk/moh/default以下には収まりきれないので、下記の方法で解決する
リンク張る
設定要らずで済ますなら、lnコマンドを使う。ファイルが少ないなら問題ないだろう。
Forneus # ln -s /mnt/hda2/MoH/clouds.ulaw /var/lib/asterisk/moh/default/
設定変更
/stat/etc/asterisk/musiconhold.confを直接編集しても良い。
Forneus asterisk # vi /stat/etc/asterisk/musiconhold.conf [default] mode=files ;directory=/var/lib/asterisk/moh/default directory=/mnt/hda2/MoH random=yes ; Play the files in a random order
tftpd
Cisco電話機を動かす前にtftpサーバーを動かす必要がある。
Cisco電話機は、tftpサーバーから設定ファイル、壁紙、着信音などを引っ張ってくるからである。
Forneus # vi /stat/etc/rc.conf (略) ##Configure TFTPD support ##Works the same as FTPD above. TFTPD=inetd ←コメントはずした ##TFTP Server options (flags to pass to TFTP) ##This only works in standalone TFTP server mode #TFTPDOPTIONS="-l -s /tftpboot" TFTPDOPTIONS="-l -s /mnt/tftp" ←付け足しても無視される模様
TFTPD=inetdにすると、TFTPDOPTIONSが無視されてしまうようだ。
TFTPD=tftpdにすると、tftpd自体が動かない模様。
tftpの設定も小細工が可能である。
/vi/etc/init.d/inet if [ "$TFTPD" -a "$TFTPD" = "inetd" ] then if [ -d /mnt/kd/tftpboot ] then ln -s /mnt/kd/tftpboot /tmp/tftpboot else mkdir /tmp/tftpboot fi echo "tftp dgram udp wait root /usr/sbin/tftpd tftpd -s /tmp/tftpboot" >> /tmp/etc/inetd.conf ←ここの行を小細工(Before) fi }
fi echo "tftp dgram udp wait root /usr/sbin/tftpd tftpd -s /mnt/hda2/tftp/" >> /tmp/etc/inetd.conf ←ここの行を小細工(After) fi }
ファイルを変更したら、再起動をかける。
とりあえず動いたらしい
Forneus log # ps |grep tftp 1226 root 272 S tftpd -s /mnt/hda2/tftp/ 1364 root 296 S
Astlinuxの小ネタ
起動が超遅い
DNSの正引き逆引きが出来てない可能性大。
謎のポートの2000番
chan_sccpが2000番を絶賛使用中
2GB以上のCFに入らない
DDforWindowsでダメならphysdiskwrite使ってみる。
BOOTしない
CFカードに孔明の罠が仕込まれていることがあり、ファイルの一部が破損していることがある。
configもろもろのバックアップ(CF丸ごとでも良い)を取っておくこと。
ファイルの一部が破損することがあるので、
md5sumにてファイルの同一性を確認すべし。(ファイルの一部が壊れることもある)
特にTranscend製のカード使ったら頻発した。(4枚中3枚で上記障害が発生)
Remote UNIX connection
CLIコンソールに出てくる、下記のメッセージは一体何者か。不届き者か。
-- Remote UNIX connection -- Remote UNIX connection disconnected
で、さっそく調べてみた。
どうやら、他のユーザー、もしくは監視サービス(nagios他)がCLI接続したときに出るログらしく、原因は下記の通りとなる
- 他のユーザーがCLIに入ったかもしれない。
- asterisk manager (manager.conf)がつなげてるかもしれない。
- Nagios(のプラグイン)が繋げているかもしれない。
対応策としては、下記の通り。
- こいつは無害なんで気にするな。
- vの数を減らせ(asterisk -vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvrのこと)
- CLIからログオフしてしまえ
AstLinux小ネタ集
Building a compact Asterisk server with AstLinux
Astlinuxの小ネタ多数。但し英語
- コンパイル済みのAstlinuxをインストールする
- crontabを設定する
- 10Base-Tでリンクさせる
- 俺様ば~ぢょんのAstlinuxを創る
藤堂さんのリスト
ギンギンに頑張ってます
他の作業を放棄してでもがんがるもの。
- VLAN
- 自宅でL3すいっちを軸にしたネットワークを構築中のため。
そこそこ頑張ってます
優先順位高めのもの。
- CMEによる簡易電話網構築
- ITSPに直接レジストさせてみる計画(ACLもあるヨ!!)
- Quintum Tenor BX816いぢり
- CMEとSIPでおしゃべりさせたいよネ。INS回線が無くても遊べるらしい。
- はじめてのC
- Cisco機器で「CME入れる前に設定すべき」基本設定ネタの作成
- snom300いぢり
- ファクトリーリセットかけるところまで行った
オートプロビジョニング機能の有無と、概要を作成 - AAstra53iいぢり
- 高橋氏イチオシの電話機
オートプロビジョニング機能の有無と、概要を作成 - chan_sccp(2)
- モーニングコール機能の作成
(一応、作成の目処は立った)
まったり頑張ってます
優先順位低めのもの。
- WirelessIP5000
- WiFi電話機ネタ追加。NTT WI-100HC(WIP3000)の姉妹機らしい
- Asterisk1.6のCLIネタ研究
- (FreeBSDのportsが出たら)前向きに検討
- QoS
- 大規模な構築になると出現するネタ。CCNPの勉強も兼ねて。(CCNA取ってない)
- セキュリティネタ
- パケットフィルタリングのネタにイメージ図を追加
- Saxaいぢり
- コミケの後にじっくりと。
xCubeハックと同時進行させると面白い事になるらしい(ラインキー的な意味で) - CP-7940Gいぢり
- 謝って買ってしまった。今では反芻している。
コミケの後にじっくりいぢる予定 - OpenAsteriskサーバー建立案
- 「IAX喋る、お遊び専用VoIPサーバー欲しいよね~」と
複数の元G-LEXユーザーの声があったので検討してみる(計画倒れの可能性アリ)
頑張ってません (終わったもの)
- Astlinux0.6.2
- chan_sccp入ってないのは仕方ない。
OCNの050番号発着信が出来るようになったので糸冬了 - 冬のお祭り計画
- IP電話機(主にCiscoの電話機の方)でお客さんを釣り放題したので終了
- Playtone(extensions.conf)でチャルメラを奏でてみたい
- 周波数の指定だけで各音階指定できる気がする。
- ACT P123Sの本体撮影
- googleの画像検索に引っかかるようにがんがります。
- CME
- 玄箱Asteriskと連携させるところまで記事書いたんで、一応の区切りとしてClose
- Cisco電話機用の壁紙
- Asteriskな壁紙を用意し、サンプルとして配布する予定
- chan_sccp
- SetCalledPartyの意味を探る
発信先の名称を出すアプリケーションらしい