Cisco/Ringing
Cisco電話機の着信音を、用意した音声ファイルに変更することが出来る。
Twenty four仕様にすることも可能である。
目次
必要なファイル
以下のファイルを用意しておく。
RingList.xml
着メロファイルの設定ファイル
下記のサンプルをコピペして使っても問題ないだろう。
音声ファイルは設定者側で用意する必要がある。
設定内容は下記の通り
- DisplayName
- 着信音の一覧に出てくる名称。日本語で表示させる場合は、文字コードをUTF-8にして保存したほうが無難だろう。
- FileName
- tftpサーバーから引っ張ってくるファイル名。
<CiscoIPPhoneRingList> <Ring> <DisplayName>Twenty four</DisplayName> <FileName>24.raw</FileName> </Ring> <Ring> <DisplayName>悲鳴</DisplayName> <FileName>Hie.raw</FileName> </Ring> </CiscoIPPhoneRingList>
DistinctiveRingList.xml
鳴り分けをするときに利用する。
着信音を自作する(windows版)
- wav形式のファイルを拾ってくる。
- 全長が2秒に納まるようにファイルを加工する。(vectorや窓の杜でソフトウェアをダウンロードして加工)
- soxを使って、Ciscoの着信音の仕様に沿ったファイルを作成する。
- RingList.xmlを編集
- tftpサーバーにファイルをアップロード
- 電話機の設定を変えてみる。
以下、soxのコマンド入力例
sox -t wav Futae-no-Kiwami.wav -t raw -r 8000 -U -b -c 1 Futae-no-Kiwami.raw resample -ql
以下、Cisco電話機の着信音仕様
8000 Hz サンプリングレート 8ビットモノラル ulaw 形式 長さが0.03 秒~2.01 秒
tftpサーバーにファイルを保存する
tftpサーバー(の公開ルートディレクトリ)に、各ファイルを保存する。
ringlist.xml 24.raw Hie.raw
設定終了確認
- アプリケーションのボタンを押す
- 設定を選択
- ユーザ設定を選択
- 呼び出し音を選択
- デフォルト呼び出し音を選択
- 自作した着信音を選択
- 保存
という流れで着信音がTwenty fourになる