Asterisk 20 サンプル設定ファイル
Asterisk 20以降用のサンプル設定ファイル
- 難しくしました。そろそろみんな理解してるでしょうよと。
- 内線を抽象化することでPJSIPのエンドポイントと内線番号を切り離しました
- ABSからのポーティングを含みますが、ABSとは互換性はありません
目次
入手
使い方
Asteriskデフォルトのconfを入れている場合には/etc/asteriskディレクトリをリネームしてバックアップしてから、/etc/asteriskをつくり、そこに入れると良いでしょう。
ほぼ全行にコメントを付けてありますので読んでください。
まずpj_phonege.shでPJSIPのエンドポイント、要するに電話機設定をつくります。
./pj_phonegen.sh > pjsip_wizard.conf
元からpjsip_wizard.confが入っていますが、これは参考用なので「そのまま」は使わないで下さい。
電話機類の設定
phone1~phone16は通常のSIP端末、phone17~phone32はブラウザ電話機(WebSocket)用です。
pjsip_wizard.confの以下のような箇所をみて電話機を設定してください。
[phone1](phone-defaults) inbound_auth/username = phone1 <-ユーザ名 inbound_auth/password = f0064c965a91e513fec766ac0d658ed8 <-パスワード
電話機に設定するユーザ名とパスワードは上記の個所になります。各エンドポイントのその他の設定はテンプレートのものが使われます。
電話機からのレジストが確認できたら電話機とAsteriskの接続はOKです。
内線番号の割り当て
内線は抽象化されているので内線番号はAstDBで行います。CLIから以下の例のようにコマンドを入力することで内線番号が設定されます。
CLI*> database put MYPBX/EXT 201 phone1
この例ではエンドポイント phone1 に内線番号 201 を割り当てます。
内線を削除したい場合には
CLI*> database del MYPBX/EXT 201
のようにします。