Extension Macro To Gosub
目次
MacroからGosubへの移行
Asterisk 16からMacro()が廃止予定とされ、デフォルトではコンパイルされなくなりました(menuconfigで明示指定すれば使えます)。
このためMacroで実装している場合にはGosubに書き換えることを推奨します。
Asterisk 13でもGosubは使用できますので早めの対策が良いです。
基本的な記述
extenで以下のように記述している場合
exten => s,n,Macro(hogehoge)
この場合Macroは以下のように定義されているはず
[macro-hogehoge] exten => s,1,NoOp exten => s,n,Some_app() exten => s,n,MacroExit
以下のように書き換えます
exten側
exten => s,n,Gosub(macro-hogehoge,s,1)
macro側
[macro-hogehoge] exten => s,1,NoOp exten => s,n,Some_app() exten => s,n,Retrun
引数がある場合
extenで以下のように記述している場合
exten => s,n,Macro(hogehoge,HOG1,HOG2)
この場合Macroは以下のように定義されているはず
[macro-hogehoge] exten => s,1,NoOp exten => s,n,NoOp(${ARG1}) exten => s,n,NoOp(${ARG2}) exten => s,n,Some_app() exten => s,n,MacroExit
以下のように書き換えます
exten側
exten => s,n,Gosub(macro-hogehoge,s,1(HOG1,HOG2))
macro側
[macro-hogehoge] exten => s,1,NoOp exten => s,n,NoOp(${ARG1}) exten => s,n,NoOp(${ARG2}) exten => s,n,Some_app() exten => s,n,Retrun
contextにmacro-が付いているのがイヤだという場合にはここも書き換えましょう。ただし、サブルーチンだとわかりやすいので残しておいても構いませんし、何ならsub-みたいな接頭語を付けてもいいかもしれません。