GXP2000
目次
概要
- ラインキー 1番に電話が出来る
- G.722対応(G711より使い勝手悪いが、音質が良い。とされている。)
- ファームウェアおよび設定ファイルの一括管理(プロビジョニング)
- PoE対応(IEEE802.3af)
- Asteriskに公式対応
- 着信音のカスタマイズが可能
サーバー側で一括管理
Cisco電話機や、Aastraと同様、Configファイルやファームウェアをサーバ側で配布することで、設定の一括管理ができる。
GXP-2000ではTFTPとHTTP経由でファイルを引っ張ってくることが出来る。
TFTPプロビジョニング
TFTP経由でダウンロードするよう設定した場合、サーバーに対し大量のパラメータをつけてリクエストしてくるので、エラーになってしまう。
(AstlinuxについてるTFTPサーバーでは)ダウンロード不可
回避策としてHTTP経由でのプロビジョニングをお勧めする。
Configuration File
Configファイルをいじって、サーバーに置くだけでは使用することは出来ず、
専用ツールを使って、バイナリ形式(暗号化か?)にする必要がある。
→Configuration Tools
サーバーに置くと良いファイル
GXP-2000が要求してくるファイルは、下記の通り
- cfgxxxxxxxxxxxx(xxxxにはMACアドレスが入る)
- boot55a.bin
- gxp2000a.bin
- ring1.bin
- ring2.bin
- ring3.bin
ファームウェアは→ http://grandstream.com/firmware.html から拾ってくること
Power Over Ethernet
Power Over Ethernetに対応している。
BSL-PS-2108M、PowerPath POE4424での動作が確認されている。
ACアダプタが標準でついてくるので、PoEが無い環境でも問題なく使用可能。
ファームウェア
Build 1.1.6.16 (03/14/2008)が最新。修正されたバグが大量にある。
リリースノートに目を通しておき、最新のファームウェアにしておくと良いだろう。
なお、Grandstream社がTFTPサーバーを公開している。
→ファームウェア更新情報
ランゲージパック
フランス語やイタリア語等のlanguage packがあるが、
日本語用のファイルが無いので、日本人は嘆いてよい。不要
その他
XML
XML形式の電話帳が使えるGXP-2000 XML Phonebookほか、
アイドル画面にも使える。GXP-2000 XML Idle Screen
当然英語表示
DHCP Options
電話機がサーバーに対し要求するDHCPOptionは下記リストのとおり
設定によっては、DHCPの設定を無視することが出来る(手動設定を優先するという設定も可能)
- 1(サブネットマスク)
- 2(Time Offset タイムゾーンのこと。デフォルトはOFF)
- 3(デフォルトゲートウェイのIPアドレス)
- 28(ブロードキャストアドレス)
- 6(DNSサーバーIP)
- 42(NTPサーバーアドレス)
ラベルテンプレート
ラインキーに印字するためのラベルテンプレートが公開されている。(PhotoshopとExcel形式)→LabelTemplate
→つくってみた
着信音
SIPAddHeader(Alert-Info:\;info=<ring name>)
とSIPヘッダに付けると、その着信音が流れるらしい。
購入
購入できそうな店舗をリストアップ。
グーグルで検索するだけで大量に出てくる。
Denphone
オフィスケン
おっと
外部リンク
GXP-2000公式ページ
GXP-2000の情報(voip-info) voip-infoにある情報だけで大体OK