Asterisk サンプル設定ファイル
目次
注意
このページの情報は古くなっています。Asterisk 20以降の場合には以下を参照してください。
処理方法も構造もがらりと変わっています。
Asterisk用サンプル設定ファイル
Asteriskの動作確認を簡単に行えるサンプル設定ファイルです。
初期設定が面倒という方のために、簡単にシステムを使用できるサンプル設定ファイルを用意しました。
要らなさそうなチャンネル等は落として軽量化をはかってます。
重要:注意
外部からのREGISTERを行う場合など、外に対してSIPポートを開く場合には設定に十分注意してください。
サンプル設定ファイルではallowguestを設定していないので、デフォルトのyesになっています。外に対して開く場合には明示的にallowgues=noを指定するようにしてください。
[general] ・ ・ allowguest=no
[general]セクションの適当な箇所に入れておき、sip reloadを実行します。
Asterisk 1.4用
以下から入手できます。
ftp://ftp.voip-info.jp/asterisk/conf/conf-sample-1.4_01.tar.gz
http://ftp.voip-info.jp/asterisk/conf/conf-sample-1.4_01.tar.gz
インストール方法
ファイルの中身を/etc/asteriskに展開してください。このサンプルに含まれる設定ファイル類以外は要らないはずです。
make samplesを行った後に/etc/asteriskのファイルをバックアップしてから消し、このサンプル設定ファイルを入れて使ってください。
使い方
以下の内線番号が組み込まれています。
- 317 時報
- 333 エコーテスト
- 200 内線一斉呼び出し
- 201~204の内線を一斉に鳴動させます。
- 201~209 SIP/IAX電話器用
- それぞれのSIPクライアントはユーザ名を内線番号、パスワードをpassに設定します。同じくIAXでも登録できるように、SIPとおなじユーザ名(201,202・・・)とパスワードでiax.confにも設定が書いてあります。SIPとIAXで同じユーザ名で同時に登録すると両方が鳴ります。
- 各電話器/ソフトの設定でコーデック順序はulaw,alaw,gsmの順に設定しておいてください。
- 各内線は電話が繋がっていない、あるいは無応答などの場合には自動的にボイスメールを録音するようになっています。
- 内線番号*1
- 各内線に対してボイスメールを録音します。201に対して録音したい場合には201*1とダイアルします。
- 298 ボイスメールログイン用
- この番号からボイスメールにログインします。
- 299 ボイスメール再生用
- この番号にダイアルすると自分宛のボイスメールを再生します。
- 300 音声会議(MeetMe)
- 301 音声会議
- 会議室番号を動的割り当てします。生成した会議室に入るのも、この番号へダイアルします。
- 700 コールパーキング用。この番号へ転送すると通話はパーキングされます。
特殊な番号
「ひかり電話」の設定例(オフィス/ビジネス用ではありません)を入れてあります。
ENUM(e164.org)の設定を入れてあります。882で始まるe164.orgの番号にかけることができます。(テストコール用番号はAsterisk e164.orgのページを参照してください)
e164.orgの番号で着信のテストを行いたいけども、ホストアドレスがダイナミックで・・という場合にはたかはしまで、ご相談ください。voip-info.jpで持っているe164.orgの882番号の振り出しが可能です(あくまでも実験目的の場合にのみ)。
(これらの機能は当然ですがインターネットに繋がっていないと使えません:)
主な変更点
コールキューはどうも人気がないようなので外しました。
ひかり電話のダイヤルアウトのサンプルとして特番(1ではじまる番号)も入れました。ただし、デフォルトではコメントアウトしてあります。ご利用に当たっては注意して使ってください。
G-LEXの設定例を入れてあります。
今回からextensions.confのグローバル変数でいくつか設定ができるようにしました。
- USEVOICEMAIL=YES YESに設定するとボイスメールが動作しますが、NOにすると動作しません。延々、呼びっぱなしになります。
- ひかり電話、G-LEXの自局番号が設定できます。
ENUMLOOKUPが1.4書式に変わっています。
Asterisk 1.6用
以下から入手できます。
ftp://ftp.voip-info.jp/asterisk/conf/conf-sample-1.6_01.tar.gz
http://ftp.voip-info.jp/asterisk/conf/conf-sample-1.6_01.tar.gz
インストール方法
ファイルの中身を/etc/asteriskに展開してください。このサンプルに含まれる設定ファイル類以外は要らないはずです。
make samplesを行った後に/etc/asteriskのファイルをバックアップしてから消し、このサンプル設定ファイルを入れて使ってください。
使い方
以下の内線番号が組み込まれています。
- 317 時報
- 333 エコーテスト
- 200 内線一斉呼び出し
- 201~204の内線を一斉に鳴動させます。
- 201~209 SIP/IAX電話器用
- それぞれのSIPクライアントはユーザ名を内線番号、パスワードをpassに設定します。同じくIAXでも登録できるように、SIPとおなじユーザ名(201,202・・・)とパスワードでiax.confにも設定が書いてあります。SIPとIAXで同じユーザ名で同時に登録すると両方が鳴ります。
- 各電話器/ソフトの設定でコーデック順序はulaw,alaw,gsmの順に設定しておいてください。
- 各内線は電話が繋がっていない、あるいは無応答などの場合には自動的にボイスメールを録音するようになっています。
- 内線番号*1
- 各内線に対してボイスメールを録音します。201に対して録音したい場合には201*1とダイアルします。
- 298 ボイスメールログイン用
- この番号からボイスメールにログインします。
- 299 ボイスメール再生用
- この番号にダイアルすると自分宛のボイスメールを再生します。
- 300 音声会議(MeetMe)
- 301 音声会議
- 会議室番号を動的割り当てします。生成した会議室に入るのも、この番号へダイアルします。
- 700 コールパーキング用。この番号へ転送すると通話はパーキングされます。
特殊な番号
「ひかり電話」の設定例(オフィス/ビジネス用ではありません)を入れてあります。
ENUM(e164.org)の設定を入れてあります。882で始まるe164.orgの番号にかけることができます。(テストコール用番号はAsterisk e164.orgのページを参照してください)
e164.orgの番号で着信のテストを行いたいけども、ホストアドレスがダイナミックで・・という場合にはたかはしまで、ご相談ください。voip-info.jpで持っているe164.orgの882番号の振り出しが可能です(あくまでも実験目的の場合にのみ)。
(これらの機能は当然ですがインターネットに繋がっていないと使えません:)
1.4からの主な変更点
デフォルト言語コードを ja に変更しました。
各コマンドのオプションを1.6書式(',')に変更しました。
zapata.confをchan_dahdi.confに変更しました。
sip.confの記述を一部変更しました。
機能デモンストレーション用に通話録音機能を追加しました。
- 内線(201~209)同士で通話中に *1 を押すと通話録音が開始されます。
- 録音した音声は /var/spool/asterisk/monitor ディレクトリの下にあります。
- (片方向音声に1ファイル録音されるため、1通話で2ファイルできます)
G-LEXの設定例はG-LEX廃業のため削除しました。
Asterisk 1.2用 (廃止予定)
以下から入手できます。
ftp://ftp.voip-info.jp/asterisk/conf/conf_sample2_1.tar.gz
http://ftp.voip-info.jp/asterisk/conf/conf_sample2_1.tar.gz
インストール方法
ファイルの中身を/etc/asteriskに展開してください。このサンプルに含まれる設定ファイル類以外は要らないはずです。
make samplesを行った後に/etc/asteriskのファイルをバックアップしてから消し、このサンプル設定ファイルを入れて使ってください。
使い方
以下の内線番号が組み込まれています。
117 いわずと知れた・・・
- 201~209 SIP/IAX電話器用
- それぞれのSIPクライアントはユーザ名を内線番号、パスワードをpassに設定します。同じくIAXでも登録できるように、SIPとおなじユーザ名(201,202・・・)とパスワードでiax.confにも設定が書いてあります。SIPとIAXで同じユーザ名で同時に登録すると両方が鳴ります。
- 各電話器/ソフトの設定でコーデック順序はulaw,alaw,gsmの順に設定しておいてください。
- 各内線は電話が繋がっていない、あるいは無応答などの場合には自動的にボイスメールを録音するようになっています。
- 内線番号*1
- 各内線に対してボイスメールを録音します。201に対して録音したい場合には201*1とダイアルします。
- 298 ボイスメールログイン用
- この番号からボイスメールにログインします。
- 299 ボイスメール再生用
- この番号にダイアルすると自分宛のボイスメールを再生します。
- 300 音声会議(MeetMe)
- 301 音声会議
- 会議室番号を動的割り当てします。生成した会議室に入るのも、この番号へダイアルします。
- 600 エージェントログイン番号。コールキュー処理のエージェントログイン用です。
- 601 エージェントコールバックログイン番号
- なおエージェント番号は1001~1004で、パスワードは1234です。
- 700 コールパーキング用。この番号へ転送すると通話はパーキングされます。
- 9999 コールキューテスト用。この番号をダイアルすると、キューに入れられます。
特殊な番号
「ひかり電話」の設定例(オフィス/ビジネス用ではありません)を入れてあります。
なお、今回のバージョンからはSIPPhoneの設定を外し、かわりにENUM(e164.org)の設定を入れてあります。882で始まるe164.orgの番号にかけることができます。(テストコール用番号はe164.orgのページを参照してください)
e164.orgの番号で着信のテストを行いたいけども、ホストアドレスがダイナミックで・・という場合にはたかはしまで、ご相談ください。voip-info.jpで持っているe164.orgの882番号の振り出しが可能です(あくまでも実験目的の場合にのみ)。
(これらの機能は当然ですがインターネットに繋がっていないと使えません:)
サンプル設定ファイルの内容解説
全般的なお話
- 行が;で始まるものはコメントです。コメントアウトされているものは;を削除すると有効になります。
- Asteriskは設定ファイルを変更した「だけ」では有効になりません。例えばsip.confを変更したならばsip reloadを行わないと変更は反映されません。
- asterisk.conf
- sip.conf
- iax.conf
- extensions.conf
- voicemail.conf
- meetme.conf
- features.conf