「FreePBX:5:RingGroups」の版間の差分
提供: VoIP-Info.jp
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このグループの番号は内線番号としてダイヤルすることができます。上の例では600番にダイヤルするとこのグループに所属する電話機が鳴ります。 | このグループの番号は内線番号としてダイヤルすることができます。上の例では600番にダイヤルするとこのグループに所属する電話機が鳴ります。 | ||
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で着信経路を作った際にページのいちばん下にあったSet Destinationのところで内線電話を指定しましたが、これをRing Gropuにするとグループに対しての着信となります。<br> | で着信経路を作った際にページのいちばん下にあったSet Destinationのところで内線電話を指定しましたが、これをRing Gropuにするとグループに対しての着信となります。<br> | ||
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上の例ではグループ名"hikari-denwa"で、番号600のグループに対して着信させています。 | 上の例ではグループ名"hikari-denwa"で、番号600のグループに対して着信させています。 |
2014年8月2日 (土) 03:18時点における最新版
オフィスなどでは外線からの着信時に複数の電話機を同時または順次鳴らします。FreePBXではこれをRingGroupsの機能で行います。
RingGroupsの設定
- MenuBar -> Applications -> RingGroups
Add Ring Groupで鳴動させるグループを作成します。
まずは上記のように設定しておきます。
- Group Description : このグループの名前を設定しておきます。
- Ring-Group Number : この番号がグループ呼び出しの番号になります(例では600)。
- Ring Strategy : "鳴らしかた"の設定です。全部同時に鳴らすにはringallを指定します。
- Ring Time : 鳴らす時間を秒で指定します。もしこの時間内に応答しなければ後で説明する行き先に処理が移行します。
- Extension List : 同時/順次鳴らす内線のリストです。ここでは2つの内線を設定しています。
とりあえず設定すべきは上記程度です。
Destination If no answerの箇所はこのグループが応答しなかった場合の行き先で、上の例のようにたとえばボイスメールに応答させることができます。
参考
このグループの番号は内線番号としてダイヤルすることができます。上の例では600番にダイヤルするとこのグループに所属する電話機が鳴ります。
着信設定
次に外線からの着信をこのグループに着信するように設定します。外線からの着信経路をまだ設定していない場合には FreePBX:5:トランク:ひかり電話(ホーム) を参考に設定しておいてください。
- Connectivity -> Inbound Routes
で着信経路を作った際にページのいちばん下にあったSet Destinationのところで内線電話を指定しましたが、これをRing Gropuにするとグループに対しての着信となります。
上の例ではグループ名"hikari-denwa"で、番号600のグループに対して着信させています。