「Asterisk FreeBSDでの動作」の版間の差分
提供: VoIP-Info.jp
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shutdown -r now (システムを再起動する場合。) | shutdown -r now (システムを再起動する場合。) | ||
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+ | Linux 環境では /etc/asterisk 以下に設定ファイルがインストールされていますが | ||
+ | FreeBSD 環境では /usr/local/etc/asterisk 以下に設定ファイルがあります。 | ||
+ | 最初の設定ファイルを失敗したときのために別の場所にコピーしておくと便利です。 | ||
==私家版 Ports を利用する== | ==私家版 Ports を利用する== | ||
※(現時点では未作成)で最新版への追従・本サイト内のパッチ適用済みの私家版portsの配布を始めました。宜しければ併せて参照下さい(wyvern追記) | ※(現時点では未作成)で最新版への追従・本サイト内のパッチ適用済みの私家版portsの配布を始めました。宜しければ併せて参照下さい(wyvern追記) |
2007年5月1日 (火) 16:10時点における版
FreeBSD でAsteriskを動かしてみませんか?
目次
ソースコードからインストール
FreeBSD には 自動的にソースコードを取得してインストールを行う ports という仕組みがあります。
最新版を追っかけたい場合などは手作業でのインストールの必要があるかもしれませんが 通常の利用にあたっては便利な Ports を利用することをおすすめします。
本家Ports を利用する
http://www.jp.freebsd.org/www.FreeBSD.org/ja/ports/index.html
2007年05月時点で asterisk-1.2.17 または 1.4.3 が導入されます。 それぞれのソフトウェアについての更新状況が参照できますのでそちらで確認ください。 簡単にインストールをするために FreeBSD に含まれている ports を利用します。 ソースの取得から依存関係も含めたインストールまでを自動で行います。 この機能を利用するには ports のスケルトンをインストールしておく必要があります。 また cvsup にてスケルトンを最新の状態にしておいた方がよいでしょう。
Portsからインストールできる Asterisk 関連のソフトウェア
Ports についてはこちらをご覧下さい。 http://www.jp.freebsd.org/www.FreeBSD.org/ja/ports/
asterisk を含むキーワードで ports を検索してみる。
cd /usr/ports && make search key=asterisk というコマンドで FreeBSD 上で利用できるソフトウェアとその説明が表示されます。 同様に key にキーワードとして voip などを入力しても手がかりが得られるでしょう。 その結果を紹介します
- spandsp Asterisk のための Fax DSP ライブラリ
説明: http://www.freebsd.org/cgi/url.cgi?ports/comms/spandsp/pkg-descr 更新状況: http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/ports/comms/spandsp/ Path: /usr/ports/comms/spandsp WWW: http://www.soft-switch.org/
- p5-Asterisk Asterisk perl ライブラリ
説明: http://www.freebsd.org/cgi/url.cgi?ports/misc/p5-Asterisk/pkg-descr 更新状況: http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/ports/misc/p5-Asterisk/ Path: /usr/ports/misc/p5-Asterisk WWW: http://asterisk.gnuinter.net/
- asterisk オープンソースの PBX と telephony toolkit
説明: http://www.freebsd.org/cgi/url.cgi?ports/net/asterisk/pkg-descr 更新状況: http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/ports/net/asterisk/ Path: /usr/ports/net/asterisk WWW: http://www.asteriskpbx.com
- asterisk-addons オープンソースの PBX である Asterisk のための追加モジュール
説明: http://www.freebsd.org/cgi/url.cgi?ports/net/asterisk-addons/pkg-descr 更新状況: http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/ports/net/asterisk-addons/ Path: /usr/ports/net/asterisk-addons WWW: http://www.asteriskpbx.com
- asterisk-bristuff Asteriskとテレフォニーツールキット
説明: http://www.freebsd.org/cgi/url.cgi?ports/net/asterisk-bristuff/pkg-descr 更新状況: http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/ports/net/asterisk-bristuff/ Path: /usr/ports/net/net/asterisk-bristuff WWW: http://www.asteriskpbx.com
- asterisk-devel オープンソースの PBX と telephony toolkit (開発版)
説明: http://www.freebsd.org/cgi/url.cgi?ports/net/asterisk-devel/pkg-descr 更新状況: http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/ports/net/asterisk-devel/ Path: /usr/ports/net/asterisk-devel URL: http://www.asteriskpbx.com
- asterisk-oh323 Asterisk にて H.323 を利用するためのモジュール
説明: http://www.freebsd.org/cgi/url.cgi?ports/net/asterisk-oh323/pkg-descr 更新状況: http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/ports/net/asterisk-oh323/ Path: /usr/ports/net/asterisk-oh323 URL: http://www.inaccessnetworks.com/ian/projects/asterisk-oh323/
- gastman Asterisk のためのGUIの管理ソフト
説明: http://www.freebsd.org/cgi/url.cgi?ports/net/gastman/pkg-descr 更新状況: http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/ports/net/gastman/ Path: /usr/ports/net/gastman
- kiax QT と KDE で書かれている Asterisk (IAX) クライアント
説明: http://www.freebsd.org/cgi/url.cgi?ports/net/kiax/pkg-descr 更新状況: http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/ports/net/kiax/ Path: /usr/ports/net/kiax URL: http://kiax.sourceforge.net/
- iaxmodem IAXチャネル ソフトウェアモデム
説明: http://www.freebsd.org/cgi/url.cgi?ports/net/iaxmodem/pkg-descr 更新状況: http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/ports/net/iaxmodem/ Path: /usr/ports/net/iaxmodem URL: http://sourceforge.net/projects/iaxmodem/
インストール方法
FreeBSD 5-Stable 及び 6-Stable にて動作確認をしました。
- asterisk をインストールする場合には以下のコマンドを入力します。
cd /usr/ports/net/asterisk && make install その他のソフトウェアの場合にも同様にしてインストール可能です。 cd [上にあるソフトウェアの Path] && make install
- システムが起動時に asterisk も同時に起動するようにする
/etc/rc.conf に以下の一行を追加します。 asterisk_enable="YES"
- asterisk を起動します。
/usr/local/etc/rc.d/asterisk start (システム再起動をしない場合) shutdown -r now (システムを再起動する場合。)
設定ファイルの場所
Linux 環境では /etc/asterisk 以下に設定ファイルがインストールされていますが FreeBSD 環境では /usr/local/etc/asterisk 以下に設定ファイルがあります。 最初の設定ファイルを失敗したときのために別の場所にコピーしておくと便利です。
私家版 Ports を利用する
※(現時点では未作成)で最新版への追従・本サイト内のパッチ適用済みの私家版portsの配布を始めました。宜しければ併せて参照下さい(wyvern追記)