「Aastra 53i/Phone Recovery」の版間の差分
提供: VoIP-Info.jp
細 (久しぶりにAastra53iを動かしてみたらエラーになったので、作業ついでにドキュメント化) |
(相違点なし)
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2009年3月11日 (水) 23:12時点における最新版
電話機のファームウェアが何らかの拍子で壊れてしまった時に、
リカバリモードに入ることがあります。
その場合の復旧作業を説明してあります。
目次
リカバリモード直後の様子
IPアドレス確認
液晶画面にIPアドレスが表示される以外、何も操作できない状態になります。
HTTP設定
ファームウェアアップグレード以外の操作が出来ない状態になります。
復旧
ファームウェアバージョンアップやりなおしで復旧します。
TFTPサーバーもしくは、HTTP、FTPサーバーにファームウェアを置いておき、
電話機からダウンロードするように、ブラウザから設定します。
各項目を入力したら、'Download Firmware'のボタンをクリックすると、復旧(ファームウェアバージョンアップ)が始まります。
共通設定
- Filename
- ファームウェアのファイル名を記述します。パスは不要です。
- Upgrade Type
- FirmwareとOperation Systemの二つが選択可能です。
Firmwareの方を選択しておきます。 - Download Protocol
- 利用するプロトコル(ファームウェアを置くサーバー)を選択します。
TFTP、FTP、HTTPの三つのうち、一つを選択します。
TFTPサーバーを利用する
- TFTP Server
- ↑のDownload Protocolの項目にてTFTPを選択した場合のみ、記入できる項目です。
TFTPサーバーのIPアドレスを入力します。
FTPサーバーを利用する
- FTP Server
- ↑のDownload Protocolの項目にてFTPを選択した場合のみ、記入できる項目です。
FTPサーバーのIPアドレスを入力します。 - FTP User Name
- FTPサーバーのログインIDを入力します。
- FTP Password
- FTPサーバーのログインパスワードを入力します。
HTTPサーバーを利用する
- HTTP Server
- ↑のDownload Protocolの項目にてHTTPを選択した場合のみ、記入できる項目です。
HTTPサーバーのIPアドレスを入力します。 - HTTP Path
- HTTPサーバーのパス(ディレクトリ)を入力します。
via HTTP Proxy
HTTP Proxy経由の場合、エラー画面が出て、ファームウェアをアップグレードできないことがあります。
その場合はProxyサーバーを経由しないように、ブラウザの設定を変更する必要があります。