「Asterisk app meetme」の版間の差分

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==使用例==
 
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:exten => 300,1,MeetMe(1001)
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===exten => 300,1,MeetMe(1001)===
::内線300がダイヤルされると、会議室番号1001に入ります。パスワードはありません。
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内線300がダイヤルされると、会議室番号1001に入ります。パスワードはありません。
:exten => 301,1,MeetMe(,d)
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===exten => 301,1,MeetMe(,d)===
::内線301がダイヤルされると、会議室を動的に生成します。最初に入るユーザは会議室番号とパスワード(PIN)を入力します。
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内線301がダイヤルされると、会議室を動的に生成します。最初に入るユーザは会議室番号とパスワード(PIN)を入力します。
  
 
==解説==
 
==解説==

2010年8月3日 (火) 10:33時点における版

MeetMe

説明

MeetMe 音声会議

書式

MeetMe([会議番号][,[オプション][,pin]])

使用例

exten => 300,1,MeetMe(1001)

内線300がダイヤルされると、会議室番号1001に入ります。パスワードはありません。

exten => 301,1,MeetMe(,d)

内線301がダイヤルされると、会議室を動的に生成します。最初に入るユーザは会議室番号とパスワード(PIN)を入力します。

解説

 指定されたMeetMe音声会議に入ります。会議番号が省略された場合、ユーザは会議番号を入力するように求められます。ユーザは電話を切るか、あるいは'p'オプションが指定されている場合には"#"を入力することで会議から抜けることができます。

パラメータ

会議番号 - meetme.confで設定された会議番号
pin - ピン番号(パスワード)

オプション

a - 管理者モードに設定
A - マークド(marked)モードの設定
b - ${MEETME_AGI_BACKGROUND}で指定されたAGIスクリプトを実行(デフォルトはconf-background.agi)します。なおこの機能はZapチャネル以外では動作しません。
c - 会議に参加する際にユーザ数をアナウンス
d - 会議を動的に生成
D - パスワード(PIN)付きの会議を動的に生成
e - 空の会議を選択
E - 空のパスワードなしの会議を選択
i - (●○)参加/退出をアナウンス
I - (◎)参加/退出をレビューなしでアナウンス
m - (●)モニター・オンリー・モード(聞くだけ)に設定(Asterisk 1.2まで)
m - (◎)ミュートモード(発言禁止)状態で入室(Asterisk 1.4以降)
l - (◎)聞くだけのモードで参加
M - 会議に自分ひとりの場合には保留音を流す
o - (◎)話者最適化モードを設定する。
p - ユーザが'#'で会議から退出できるように設定
P - (○)常にPIN番号の入力を要求するように設定
q - 参加/退出のアラームを鳴らさない
r - (○)会議の内容を録音(備考欄参照)
s - '*'でメニューを再生
t - トーク・オンリー・モード(話すだけ)に設定
T - (○)話者検出機能を有効に設定(マネージャインタフェースおよびmeetme list)
v - ビデオモード(Asterisk 1.2以降では廃止されているようです)
w[(<秒数>)] - マークされたユーザが入室するまで会議を留保
x - 最後のマークされたユーザが退出したならば会議を閉鎖
X - ユーザが1桁の番号をダイヤルしたならば会議を終了し、${MEETME_EXIT_CONTEXT}で指定されたコンテキストまたは現在のコンテキストの番号へジャンプ
1 - (◎)最初のユーザが入った際のメッセージを流さない

変数

  • ${MEETME_AGI_BACKGROUND}
'b'オプションで実行するAGIスクリプトを設定します。
  • ${MEETME_RECORDINGFILE}
'r'オプションによる録音ファイルを設定します。
  • ${MEETME_RECORDINGFORMAT}
'r'オプションによる録音字のフォーマットを設定します。
  • ${MEETME_EXTT_CONTEXT}
'X'オプションで1桁のエクステンションがダイヤルされた際の飛び先コンテキストを指定します。

モジュール

app_meetme.so (app_meetme.c)

設定ファイル

meetme.conf

備考

このアプリケーションはDAHDI(旧バージョンではZaptel)モジュールを必要とするため、dahdiドライバおよび最低でもひとつのハードウェアモジュール(またはdahdi_dummy)がロードされていなくてはなりません。また'i'および'r'オプションが動作するためにチャネル・ドライバがロードされている必要があります。