「Cisco/CallManager Express/Startup」の版間の差分
提供: VoIP-Info.jp
細 ("Cisco/CallManager Express/Startup" を保護しました。: SPAM対策 [edit=autoconfirmed:move=autoconfirmed]) |
細 (「Cisco/CallManager Express/Startup」の保護を解除しました) |
(相違点なし)
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2017年11月18日 (土) 17:51時点における版
Ciscoの設定に関連する情報は腐るほどありますので、VoIPに関連するネタに絞っています。
詳しい内容についてはgoogle先生に聞いてみてください。
目次
設定モードに入る
毎度おなじみ(?)のアレ
Configモードに入ってから設定を変更します。
- enable
- configure terminal
ISR-2801>enable Password: ISR-2801#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. ISR-2801(config)#
NTPの設定
ルーターの時刻はDebugのlogのほか、IP電話の時刻とも関係するので、設定することをお勧めします。
ntp server
CMEが時刻を問い合わせるための、NTPサーバーのアドレスを記入します。
- ntp server 192.168.0.2
- IPアドレスが192.168.0.2のNTPサーバーに対し、現在時刻を問い合わせます。
- ntp server ntp.nict.jp
- (FQDNの)ホスト名がntp.nict.jpのNTPサーバーに対し、現在時刻を問い合わせます。
設定例
ntp server 192.168.0.2
NTPの設定 (確認)
設定投入後、正しく設定が入っているかどうか。
時刻が同期しているかどうかを確認します。
設定確認
ISR-2801#show running-config Building configuration... (略) no aaa new-model clock timezone JST 9 network-clock-participate wic 0 ip source-route ! ! ! ! ip cef no ipv6 cef ntp server 192.168.0.2
同期状況確認
CMEの時刻が、NTPサーバーに正しく同期できているかどうかを確認します。
CLIからshow ntp associationsと入力すると、NTPサーバー毎の時刻同期状況を確認することが出来ます。
NTPサーバーと正しく同期が取れている(時刻が正確になっている)場合は、頭に*のマークが入ります。
ISR-2801#show ntp associations address ref clock st when poll reach delay offset disp *~192.168.0.2 133.100.9.2 2 490 1024 377 1.8 3.39 0.4 +~192.168.0.4 192.168.0.2 3 450 1024 377 1.7 1.09 0.9 ~192.168.0.5 0.0.0.0 16 - 1024 0 0.0 0.00 16000.
logの設定
ルーターそのものの状況のほか、IP電話、SIP周りの挙動情報(log)を記録します。
容量を越えた分は、情報が古くなったものから廃棄されていきます。
debugを行う際は、この容量を増やしておくかSYSLOGサーバーにlogを蓄えるように設定する必要があります。
logging buffered (Size)
CMEの内部メモリにlogを一時保存しておく容量を設定します。
不具合発生時は、logの情報を詳しく精査する必要があるため、多めに設定しておくべきでしょう。
- logging buffered 16384
- 記憶しておく容量を16384byte(16Kバイト)確保しておきます。
設定例
logging buffered 16384
logging buffered debugging
debugレベルのログをCMEの内部メモリに一時保存します。
設定例
logging buffered debugging
設定確認
ISR-2801#show running-config | begin buffer Building configuration... (略) logging buffered 8192 enable password 7 ************* ! no aaa new-model