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Asteriskから直接レジストする場合は、Session Timerの実装が必要になります。 ナカムラさんのページを参照してください。 | Asteriskから直接レジストする場合は、Session Timerの実装が必要になります。 ナカムラさんのページを参照してください。 | ||
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exten => _[0-6]X.,2,Dial(SIP/ntt/${EXTEN},180) | exten => _[0-6]X.,2,Dial(SIP/ntt/${EXTEN},180) | ||
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==ルーティング== | ==ルーティング== | ||
SIPパケットはレジストしたSIPサーバとしかやりとりしませんが、 RTPパケットは相手先(の局内NATルータ)と直接通信を行います。そのため、linuxマシンから直接レジストする場合はルーティングが問題になります。 | SIPパケットはレジストしたSIPサーバとしかやりとりしませんが、 RTPパケットは相手先(の局内NATルータ)と直接通信を行います。そのため、linuxマシンから直接レジストする場合はルーティングが問題になります。 |
2007年4月30日 (月) 23:42時点における版
以下の情報は東日本、特に東京でしか役に立たないかもです。訂正感謝するです。
目次
設定情報の取得(ひかり電話家庭用・オフィスタイプのみ)
RT-200NE/RT-200KI/VG820a等は起動時にPPPoE接続を張って設定情報を取得します。
PPPoE接続先はguest@tk000155で、http://add-con.mcas/ に以下の内容をPOSTします。
CompanyCode=&ServiceCode=&ControlCode=&TerminalID=00022BXXXXXX
ここでTerminalIDはRT-200NE等のMacアドレス(WAN側)です。
POSTすると、以下の内容が戻されます。取得後はPPPoEは切断され、直接IPv4でSIP/RTPの通信が行われます。
ResultCode=0000 ip_addr=172.20.184.XX1 netmask=30 gateway=172.20.184.XX2 dest_nw_addr=220.210.59.0/22&220.210.63.0/24&220.210.32.0/24&220.210.33.0/22 sipsv_addr=220.157.56.YYY sipsv_port=5060 regsv_addr=220.157.56.YYY regsv_port=5060 sip_domain=220.157.56.YYY username= password= ip_tel_num=036901ZZZ1 ip_tel_num1=036901ZZZ2 ip_tel_num2=036901ZZZ3 area_code=03 url_update=http://www.cpeinfo.jp/ url_update_cas=http://220.216.147.36:50080/verup/notify.cgi dscp=32 rtpport1=5004 rtpport2=5035
項目はだいたい自明だと思います。dscp値はtos値としては0x80になります。
dest_nw_addrですが、明らかにおかしいです。(このアドレスレンジはDocomo所有だし…)
2006/10現在、東京で使用されているのは、
220.157.0.0/18 220.216.128.0/17 220.210.192.0/19
ですが、将来変更されるかもしれません。
SIPプロトコル
ひかり電話家庭用・オフィスタイプとも、SIPプロトコルはビジネスタイプと同様のようです。
http://www.ntt-east.co.jp/ipc/information/tech/interface.html
Asteriskから直接レジストする場合は、Session Timerの実装が必要になります。 ナカムラさんのページを参照してください。
- sip.confの例
[general] port=5060 bindaddr=0.0.0.0 srvlookup=no tos=0x80 ;必要(DSCP=32) disallow=all allow=ulaw language=jp defaultexpirey=3600 register => 036901ZZZ1@ntt ;複数番号でも親番号のみregister [ntt] type=peer context=fromntt host=220.157.56.YYY nat=never ;viaヘッダにrportをつけないために ;;;;fromuser はSetCallerIDでつける fromdomain=220.157.56.YYY canreinvite=no session-expires=300 ;ひかり電話標準値 dtmfmode=inband username=nttuser ;session-expiresのパッチで必要 insecure=very
- extensions.confの例
[fromntt] exten => 036901ZZZ1,1,Dial(SIP/901,180) ;電話機 exten => 036901ZZZ2,1,Dial(SIP/999,180) ;FAX exten => 036901ZZZ3,1,Ringing() ;自動応答 まずRinging() exten => 036901ZZZ3,2,Wait(2) exten => 036901ZZZ3,3,Answer() exten => 036901ZZZ3,4,Wait(1) exten => 036901ZZZ3,5,Playback(beep) exten => 036901ZZZ3,6,Hangup() [from901] exten => _[0-6]X.,1,SetCallerID(036901ZZZ1) ;発信者番号をセット exten => _[0-6]X.,2,Dial(SIP/ntt/${EXTEN},180) [from999] exten => _[0-6]X.,1,SetCallerID(036901ZZZ2) ;発信者番号をセット exten => _[0-6]X.,2,Dial(SIP/ntt/${EXTEN},180)
ルーティング
SIPパケットはレジストしたSIPサーバとしかやりとりしませんが、 RTPパケットは相手先(の局内NATルータ)と直接通信を行います。そのため、linuxマシンから直接レジストする場合はルーティングが問題になります。
デフォルトルートとして設定
一番安全な方法ですが、通常のインターネットルータと兼用したり、あるいは050電話収容と兼用できません。
root# vi /etc/network/interfaces iface eth1 inet static address 172.20.184.XX1 netmask 255.255.255.252 gateway 172.20.184.XX2
使われている範囲だけルーティング
使われている範囲だけルーティングする方法ですが、将来IPアドレス範囲が変更になった場合に追随しないといけません。また、この範囲はフレッツスクエアでも使用されているため、兼用できません。
root# vi /etc/network/interfaces iface eth1 inet static address 172.20.184.XX1 netmask 255.255.255.252 up /sbin/route add -net 220.157.0.0/18 gw 172.20.184.XX2 || true up /sbin/route add -net 220.216.128.0/17 gw 172.20.184.XX2 || true up /sbin/route add -net 220.210.192.0/19 gw 172.20.184.XX2 || true
特定のSIP端末だけ自アドレスをバインド
端末ごとにbindaddrを指定できるようにするパッチbindaddr.diff.txtを当てれば、以下のようにソースアドレスによるポリシールーティングをかけられます。
root# apt-get install iproute root# vi /etc/asterisk/sip.conf register => 036901ZZZ1@ntt ;registerは @セクション名 で対応付け [ntt] bindaddr=172.20.184.XX1 ... root# vi /etc/network/interfaces iface eth1 inet static address 172.20.184.XX1 netmask 255.255.255.252 up /sbin/ip route add 172.20.184.XX0/30 dev eth1 src 172.20.184.XX1 table 99 || true up /sbin/ip route add default via 172.20.184.XX2 dev eth1 table 99 || true up /sbin/ip rule add from 172.20.184.XX1 table 99 || true down /sbin/ip rule delete from 172.20.184.XX1 || true