「Asterisk CLI SIP」の版間の差分
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''host=dynamic''と設定されていてSIP接続されていないホストは''(Unspecified)''と表示されます。 | ''host=dynamic''と設定されていてSIP接続されていないホストは''(Unspecified)''と表示されます。 | ||
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''host=dynamic''になっている時に'''D'''の表示がつきます。 | ''host=dynamic''になっている時に'''D'''の表示がつきます。 | ||
2009年4月13日 (月) 01:49時点における版
CLIから利用可能なSIP関連コマンド色々
Asterisk 1.6にて確認しているため、以前のバージョンとは動作が異なる個所があります。
目次
sip showコマンド
Asteriskと接続しているSIP機器のステータスを表示します。
sip show peers
peerになっている(Asteriskに接続している)
機器の状態を一覧表示します。
Asterisk**CLI> sip show peers Name/username Host Dyn Nat ACL Port Status 509/509 (Unspecified) D A 0 UNKNOWN 505/505 (Unspecified) D 0 Unmonitored 504/504 192.168.0.56 D 5060 UNREACHABLE 503/503 192.168.0.50 D 5060 Unmonitored 502/502 192.168.0.53 D 5060 OK (206 ms) 501/501 192.168.0.52 D 2048 OK (46 ms) Cisco_ISR2801 10.0.8.1 5060 OK (9 ms) Quintum_TenorBX816 10.0.8.2 5060 UNREACHABLE voip-ca3336.ocn.ne.jp/343 210.227.109.219 N 5060 OK (29 ms)
Name/username
Peer名およびユーザーログインIDが表示されます。
Host
SIP接続しているホストのIPアドレスが表示されます。
host=dynamicと設定されていてSIP接続されていないホストは(Unspecified)と表示されます。
Dyn
host=dynamicになっている時にDの表示がつきます。
Nat
NATが有効になっている時にNの表示がつきます。
nat=yesもしくはnat=routeが入っているときに有効になります。
ACL
ACLによるIPアドレス接続規制が有効になっている時にAの表示がつきます。
deny=0.0.0.0/0やpermit=などの設定が入っているときに有効になります。
Port
SIP接続しているホストのソース(送信元)ポートが表示されます。
Status
AsteriskからSIP接続しているホストに対し、死活確認を行った結果が表示されます
qualify=yesが入っているときに有効になります。
- Unmonitored
- 死活確認を行っていない。(qualify=yesが無い)
- OK (25 ms)
- 死活確認に反応あり(ミリ秒表示)
- UNREACHABLE
- 死活確認に反応なし
sip reloadコマンド
sip.confファイルを読み直します。
sip.confを編集した後に実行します。
Asterisk*CLI> sip reload Reloading SIP Asterisk*CLI>
sip set debugコマンド
Asteriskが受け取ったSIPパケットをCLI上に表示します。
膨大な量になることがあるので、予め通信記録を保存しておく事をお勧めします。
sip set debug on
debugモードを開始します。
Asteriskが受け取った全てのSIPパケットをCLI上に表示します。
Asterisk*CLI> sip set debug on SIP Debugging enabled
sip set debug ip
IPアドレスを指定し、特定IPアドレスのSIPパケットをCLI上に表示します。
Asterisk*CLI> sip set debug ip 10.0.5.1 SIP Debugging Enabled for IP: 10.0.5.1 <--- SIP read from UDP://10.0.5.1:5060 ---> SIP/2.0 200 OK (略)
sip set debug peer
(sip.confに記述されている)PEER名を指定し、指定した機器のSIPパケットをCLI上に表示します。
Asterisk*CLI> sip set debug peer Cisco1751-V SIP Debugging Enabled for IP: 10.0.5.3:5060 Asterisk*CLI>
Reliably Transmitting (no NAT) to 10.0.5.3:5060: OPTIONS sip:10.0.5.3 SIP/2.0 Via: SIP/2.0/UDP 10.0.5.6:5060;branch=z9hG4bK683219d7;rport Max-Forwards: 70 (略)
sip set debug off
debugモードを終了します。
Asterisk*CLI> sip set debug off SIP Debugging Disabled Asterisk*CLI>
sip unregisterコマンド
sip unregister
AsteriskにRegisterしているSIP機器のRegisterを解除します。
解除する相手は、(sip.confに記述されている)PEER名を指定します。
AsteriskにRegisterしている電話(内線201)をRegister解除し、着信しないようにする場合は、
下記のようなコマンド入力となります。
Asterisk*CLI> sip unregister 201 Unregistered peer '201' Asterisk*CLI>