「Asterisk動作確認済みOS」の版間の差分
(→5.x) |
(→Windows) |
||
(4人の利用者による、間の15版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
− | + | Asteriskは基本的にLinuxベースのOSでならば動作します。<br> | |
− | [[Asteriskインストールメモ]]のページも参照のこと。 | + | [[Asteriskインストールメモ]]のページも参照のこと。<br> |
+ | 当ページには古い情報も残してありますので注意してください。 | ||
==CentOS== | ==CentOS== | ||
===4.x=== | ===4.x=== | ||
6行目: | 7行目: | ||
; Asterisk 1.6.0.17 | ; Asterisk 1.6.0.17 | ||
数カ月運用試験を行ったが安定して動作している。 | 数カ月運用試験を行ったが安定して動作している。 | ||
− | * PSTN: NTT東日本 ひかり電話オフィスタイプ | + | |
− | * Asterisk: Digium社のRepositoryを使用 (1.6.0.17で固定) | + | 動作環境 |
+ | * [http://ja.wikipedia.org/wiki/PSTN PSTN]: NTT東日本 ひかり電話オフィスタイプ(番号:2,回線:4) | ||
+ | * FXS Gateway: アナログ電話 2台 | ||
+ | * Asterisk: Digium社のRepositoryを使用 (1.6.0.17で固定,適用patch無し) | ||
+ | ===6.x=== | ||
+ | ===7.x=== | ||
+ | ; Asterisk 13 | ||
+ | make configではsystemdのユニットファイルは作成されず、init.dスクリプトが作成されるが問題なく動作。 | ||
+ | ===8.x=== | ||
+ | ; Asterisk 16 | ||
+ | Asterisk 16でも、systemdのユニットファイルの作成は実装されていないようだ。動作は問題ない。systemdに管理させるためには[[Asterisk Startup systemd|こちら]]。 | ||
+ | |||
+ | ==Debian== | ||
+ | 当Wikiの最近のインストール例ではDebianをベースに説明しています。Debianでのソース・インストールについてはAsteriskの各バージョンの情報を参照してください。<br> | ||
+ | Debianではasteriskのパッケージも提供されていますが当Wikiではソースからのインストールを説明しています。 | ||
+ | :注:bookwormではasterisk本体のパッケージは提供されていません | ||
+ | |||
+ | ==Windows== | ||
+ | 以前はCygwinや仮想化を使用してWindows上でAsteriskを動作させることができましたが、Windows 10以降ではWindows Subsystem for Linux(WSL)を使ってAsteriskを動作させることができます。加えてHyper-Vを使うことができます。Hyper-Vは仮想化プラットフォームなので当然ですが(Hyper-Vの場合、仮想スイッチで別ネットワークとすることで独立したLinuxマシンとして使えます)。 | ||
+ | <br> | ||
+ | どうしてもLinux系シャシを使いたくない場合にどうぞ。<br> | ||
+ | *WSLの場合 | ||
+ | :[[Asterisk WSL]] | ||
==Fedora== | ==Fedora== | ||
+ | |||
==FreeBSD== | ==FreeBSD== | ||
18行目: | 42行目: | ||
Debian派生のCF向けディストリビューション<br> | Debian派生のCF向けディストリビューション<br> | ||
:→[[Voyage Linux]] | :→[[Voyage Linux]] | ||
+ | ==Ubuntu== | ||
+ | ===16.04=== | ||
+ | apt-get install asterisk | ||
+ | だけでインストールできるので、あとは/etc/asteriskの設定ファイルをいじるだけでいい。実行ユーザはasterisk:asterisk。 | ||
+ | ただしMySQL ODBC connectorがパッケージでは入らない模様 |
2024年10月28日 (月) 02:06時点における最新版
Asteriskは基本的にLinuxベースのOSでならば動作します。
Asteriskインストールメモのページも参照のこと。
当ページには古い情報も残してありますので注意してください。
目次
CentOS
4.x
5.x
- Asterisk 1.6.0.17
数カ月運用試験を行ったが安定して動作している。
動作環境
- PSTN: NTT東日本 ひかり電話オフィスタイプ(番号:2,回線:4)
- FXS Gateway: アナログ電話 2台
- Asterisk: Digium社のRepositoryを使用 (1.6.0.17で固定,適用patch無し)
6.x
7.x
- Asterisk 13
make configではsystemdのユニットファイルは作成されず、init.dスクリプトが作成されるが問題なく動作。
8.x
- Asterisk 16
Asterisk 16でも、systemdのユニットファイルの作成は実装されていないようだ。動作は問題ない。systemdに管理させるためにはこちら。
Debian
当Wikiの最近のインストール例ではDebianをベースに説明しています。Debianでのソース・インストールについてはAsteriskの各バージョンの情報を参照してください。
Debianではasteriskのパッケージも提供されていますが当Wikiではソースからのインストールを説明しています。
- 注:bookwormではasterisk本体のパッケージは提供されていません
Windows
以前はCygwinや仮想化を使用してWindows上でAsteriskを動作させることができましたが、Windows 10以降ではWindows Subsystem for Linux(WSL)を使ってAsteriskを動作させることができます。加えてHyper-Vを使うことができます。Hyper-Vは仮想化プラットフォームなので当然ですが(Hyper-Vの場合、仮想スイッチで別ネットワークとすることで独立したLinuxマシンとして使えます)。
どうしてもLinux系シャシを使いたくない場合にどうぞ。
- WSLの場合
Fedora
FreeBSD
Mac OS X
Solaris
Voyage Linux
Debian派生のCF向けディストリビューション
Ubuntu
16.04
apt-get install asterisk だけでインストールできるので、あとは/etc/asteriskの設定ファイルをいじるだけでいい。実行ユーザはasterisk:asterisk。 ただしMySQL ODBC connectorがパッケージでは入らない模様