「音声ファイルを再生する」の版間の差分
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まず、音声ファイルを作成しておきます。<BR> | まず、音声ファイルを作成しておきます。<BR> | ||
− | + | 音声合成ソフトで作成すると楽ですが、それぞれクセがあります。 | |
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− | *[http://voicetext.jp/ VoiceText](キャサリンやモヤモヤさまぁ~ず2で使われた音声合成ソフト) | + | *[http://voicetext.jp/ VoiceText] (キャサリンやモヤモヤさまぁ~ず2で使われた音声合成ソフト) |
==サウンドフォーマット== | ==サウンドフォーマット== | ||
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==spwaveで音声ファイルのフォーマットを変更する== | ==spwaveで音声ファイルのフォーマットを変更する== | ||
+ | 音声合成ソフトで作成した音声ファイルは、Asteriskではそのまま使うことができないので<BR> | ||
+ | ファイルフォーマットを変換する必要があります。 | ||
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Windowsでファイルを編集する場合は、[http://www-ie.meijo-u.ac.jp/~banno/spLibs/spwave/index-j.html spwave]でフォーマットを変更することが出来ます。 | Windowsでファイルを編集する場合は、[http://www-ie.meijo-u.ac.jp/~banno/spLibs/spwave/index-j.html spwave]でフォーマットを変更することが出来ます。 | ||
;チャンネル数のモノラル化:編集→ビット/モノラル化 | ;チャンネル数のモノラル化:編集→ビット/モノラル化 | ||
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[[画像:Spwave main.png|240 px|spwaveメイン画面]] | [[画像:Spwave main.png|240 px|spwaveメイン画面]] | ||
− | 保存する時に、ファイルの種類を'U- | + | 保存する時に、ファイルの種類を''U-law''に指定して保存します。<BR> |
+ | ファイルをAsteriskの動いているサーバーに移しておきます。<BR> | ||
[[画像:Spwave saveNOW.png|240 px|SPwaveでファイルを保存する時のダイアログ画面]] | [[画像:Spwave saveNOW.png|240 px|SPwaveでファイルを保存する時のダイアログ画面]] | ||
+ | =extensions.confの設定= | ||
+ | 内線代表(100番)に着信したら、簡単なアナウンスを流して、電話機に繋ぐ例<BR> | ||
− | = | + | [globals] |
+ | Daihyo=100 | ||
+ | |||
+ | [default] | ||
+ | exten => ${Daihyo},1, NoOp(Incoming NTT(03-XXXX-XXXX)) | ||
+ | exten => ${Daihyo},n, Answer | ||
+ | exten => ${Daihyo},n, Wait(1) | ||
+ | exten => ${Daihyo},n, Ringing(1) | ||
+ | exten => ${Daihyo},n, Playback(/mnt/moh/1-odenwa-arigatou) | ||
+ | exten => ${Daihyo},n, Playback(/mnt/moh/2-Yobidashi) | ||
+ | exten => ${Daihyo},n, Dial(SIP/201&SIP/202,60,m) | ||
+ | exten => ${Daihyo},n, Hangup | ||
+ | ===コツ=== | ||
+ | *"Playback"で流す音声ファイルは拡張子抜き | ||
+ | *"Wait"は一秒刻みで、アナウンスの"間"をつくる用途としては間延びするため不向き。<BR>音声ファイルの中で間を空ける(無音の時間を作る)ほうが効果的 |
2015年10月29日 (木) 19:09時点における最新版
Asteriskで音声ファイルを作って、通話先に流す方法
概要
電話着信した際に冒頭アナウンスを流すことがよくあります。
下記のようなメッセージを流すことがあります。
- 「内線番号を入力してください」
- 「電話をお繋ぎします。しばらくお待ち下さい」
- 「電話をお呼びしましたが、膝に矢を受けてしまって出ることができません」
音声ファイルを用意する
まず、音声ファイルを作成しておきます。
音声合成ソフトで作成すると楽ですが、それぞれクセがあります。
サウンドフォーマット
システムによって扱えるサウンドフォーマットは異なりますが、
おおよそ下記のフォーマットに合わせると無難です
- チャンネル数
- モノラル1ch
- 周波数(サンプルレート)
- 8000Hz
- フォーマット
- GSMかulaw
spwaveで音声ファイルのフォーマットを変更する
音声合成ソフトで作成した音声ファイルは、Asteriskではそのまま使うことができないので
ファイルフォーマットを変換する必要があります。
Windowsでファイルを編集する場合は、spwaveでフォーマットを変更することが出来ます。
- チャンネル数のモノラル化
- 編集→ビット/モノラル化
- ビットの変更
- 編集→ビット/サンプル変換
- 周波数の変更
- 変更→サンプリング周波数の変換
保存する時に、ファイルの種類をU-lawに指定して保存します。
ファイルをAsteriskの動いているサーバーに移しておきます。
extensions.confの設定
内線代表(100番)に着信したら、簡単なアナウンスを流して、電話機に繋ぐ例
[globals] Daihyo=100 [default] exten => ${Daihyo},1, NoOp(Incoming NTT(03-XXXX-XXXX)) exten => ${Daihyo},n, Answer exten => ${Daihyo},n, Wait(1) exten => ${Daihyo},n, Ringing(1) exten => ${Daihyo},n, Playback(/mnt/moh/1-odenwa-arigatou) exten => ${Daihyo},n, Playback(/mnt/moh/2-Yobidashi) exten => ${Daihyo},n, Dial(SIP/201&SIP/202,60,m) exten => ${Daihyo},n, Hangup
コツ
- "Playback"で流す音声ファイルは拡張子抜き
- "Wait"は一秒刻みで、アナウンスの"間"をつくる用途としては間延びするため不向き。
音声ファイルの中で間を空ける(無音の時間を作る)ほうが効果的