「FreePBX:5:内線設定」の版間の差分
(ページの作成:「FreePBXでは基本的にextenを自分で書く必要はなくWeb UIから設定することで簡単に行えます。<br> なお電話機それ自体の設定もFree...」) |
(相違点なし)
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2014年7月30日 (水) 01:43時点における版
FreePBXでは基本的にextenを自分で書く必要はなくWeb UIから設定することで簡単に行えます。
なお電話機それ自体の設定もFreePBXから行うことができますが、この場合には有償のモジュール(コマーシャル・モジュール)である EndPoint Manager を購入する必要があります(かなりオススメのコマーシャル・モジュール)。
内線電話機の登録
まずFreePBXのWeb UIから登録を行います。ここでは例として内線番号2802をSIPの電話機として登録してみます。
上のメニューからApplications->Extensionsを選択します。
画面のようにAdd an Extensionになりますので、DeviceとしてGeneric SIP Deviceを選択し、Submitボタンを押します。
次に上の画面のようになりますが、指定すべきはUser ExtensionとDisplay Name程度で、あとはデフォルトのままでもかまいません。細かい設定の部分はデフォルトのままでも概ね動作します。ボイスメールの設定なども後で行ってかまいません。
注意すべきは画面なかほどにある "This device uses sip technology" の項目で、secretの部分に最初からパスワードが自動生成されて入っているはずです。電話機を設定する場合にはこのsecretをパスワードとして指定してください。自分でパスワードを指定することも当然できるのですが、自動生成の「長い」パスワードを使うことは安全です。
設定が完了したら画面下のほうにあるSubmitボタンを押してから、メニューバーに現れるApply Configを押してください。
なお登録されている内線は画面右上の方にありますので、後から編集することができます。電話機に設定すべきパスワードがわからなくなった場合には、ここから各内線の設定を開いてsecretを確認してください(コピペで設定しないとまず間違います)。
電話機側の設定
一般的なSIP電話機やソフトフォンと同様です。内線番号(extenで指定した番号)とパスワード(secret)を電話機側に設定してください。proxyなどは当然ながらFreePBXのIPアドレスを指定します。
電話機の設定にはそれほど注意すべき点はないのですが、一点だけ落とし穴があるので注意してください。
FreePBXは侵入検知メカニズムを備えています。早い話がFail2Banなのですが、これがデフォルトでインストールされており適切に動作するようになっています。このため、電話機に設定すべきユーザ名やパスワードを間違えて設定してしまい、電話機が何回かREGISTERの失敗を繰り返すとBANされてアクセスできなくなってしまいます。特に、FreePBXの設定を行っているネットワーク上のPCにソフトフォンを入れており、そのユーザ名とパスワードが間違ってたりすると悲惨です(30分はBANされます)ので注意してください。-> FreePBX:侵入検知