「Quintum Tenor ISDN設定」の版間の差分
(→TrunkCircuitRoutingGroup) |
|||
(2人の利用者による、間の3版が非表示) | |||
4行目: | 4行目: | ||
Tenor BXでは複数回線(最大8本分 16チャンネル)のINS回線を収容することができます。 | Tenor BXでは複数回線(最大8本分 16チャンネル)のINS回線を収容することができます。 | ||
=====もとネタ===== | =====もとネタ===== | ||
− | [ | + | [https://support.sonus.net/download/attachments/4030473/BRI_Configuration.pdf?api=v2 BRI Configuration] |
=ISDNSignalingGroup= | =ISDNSignalingGroup= | ||
41行目: | 41行目: | ||
− | = | + | =LineCircuitRoutingGroup= |
Line Circuit Routing Group(LCRG)の設定グループでは、Tenorと'''PBXのISDNポート'''を接続するための設定を行います。<BR> | Line Circuit Routing Group(LCRG)の設定グループでは、Tenorと'''PBXのISDNポート'''を接続するための設定を行います。<BR> | ||
LCRG設定グループやTCRG設定グループを、Channel Gropに紐付けることで、設定値が有効になります。 | LCRG設定グループやTCRG設定グループを、Channel Gropに紐付けることで、設定値が有効になります。 | ||
47行目: | 47行目: | ||
=====元ネタ===== | =====元ネタ===== | ||
[http://quintum.com/support/products/2G/tenor_2G/sysdoc/webhelp106/linecircuitroutinggroupprompt.htm LineCircuitRoutingGroup Prompt Commands (config lcrg#)] | [http://quintum.com/support/products/2G/tenor_2G/sysdoc/webhelp106/linecircuitroutinggroupprompt.htm LineCircuitRoutingGroup Prompt Commands (config lcrg#)] | ||
+ | |||
+ | ==ForcedRoutingNum== | ||
+ | 回線側から渡される着信番号(called party number)を、指定した値で上書きします。<BR> | ||
+ | =====元ネタ===== | ||
+ | [http://quintum.com/support/products/2G/tenor_2G/sysdoc/webhelp106/forcedroutingnum2.htm ForcedRoutingNum] | ||
=TrunkCircuitRoutingGroup= | =TrunkCircuitRoutingGroup= | ||
56行目: | 61行目: | ||
=====元ネタ===== | =====元ネタ===== | ||
[http://quintum.com/support/products/2G/tenor_2G/sysdoc/webhelp106/trunkcircuitroutinggrouppromp.htm TrunkCircuitRoutingGroup Prompt Commands (config tcrg#)] | [http://quintum.com/support/products/2G/tenor_2G/sysdoc/webhelp106/trunkcircuitroutinggrouppromp.htm TrunkCircuitRoutingGroup Prompt Commands (config tcrg#)] | ||
+ | |||
+ | ==ForcedRoutingNum== | ||
+ | TCRGで設定したトランクグループ宛の着信番号を、ForcedRoutingNumで設定した番号に強制変更してIPネットワークに送信します。<BR> |
2014年1月5日 (日) 16:37時点における最新版
Tenor BX(またはDX)シリーズの、ISDNに関係する設定あれこれ
Tenor BXでは複数回線(最大8本分 16チャンネル)のINS回線を収容することができます。
目次
もとネタ
ISDNSignalingGroup
ORientation
この設定は、回線の向きを決めるための設定になります。
- 接続先がNTT回線の場合は"User"として、0を設定します。
- 接続先がPBXなどの構内機器の場合は、"Network"として1を設定します。
- 構内機器と接続している場合、対向の機器も併せて設定を確認しておく必要があります。
設定項目
- 0
- User(スレーブ側:デフォルト値)
- 1
- Network(マスター側)
もとネタ
PROTocol
ISDN回線のタイプを指定します。
INS回線を引く場合は、下記の設定でOK
- 4
- PRI INSNET1500 (INS1500のこと)
- 21
- BRI NTT (INS64のこと)
もとネタ
TEI
自局内の識別子(通信相手を識別するための番号)を指定します。
MACアドレスのような認識で良いかもしれません。
設定項目
- 0
- TEIの値を0にする(0~63まで手動設定)
- 64
- TEIの値を自動設定にする
もとネタ
LineCircuitRoutingGroup
Line Circuit Routing Group(LCRG)の設定グループでは、TenorとPBXのISDNポートを接続するための設定を行います。
LCRG設定グループやTCRG設定グループを、Channel Gropに紐付けることで、設定値が有効になります。
元ネタ
LineCircuitRoutingGroup Prompt Commands (config lcrg#)
ForcedRoutingNum
回線側から渡される着信番号(called party number)を、指定した値で上書きします。
元ネタ
TrunkCircuitRoutingGroup
Trunk Circuit Routing Group(TCRG)の設定グループでは、TenorとINS回線(INS64など)を接続するための設定を行います。
NTTのINS回線とTenorを接続する場合は、(LCRGではなく)Trunk Circuit Routing Group(TCRG)の方を利用します。
前述のLCRG設定グループよりも、TCRGグループの方が柔軟性が高くなっており、
特にPass-Throughのような機能を利用する場合は、TCRGのほうが良いでしょう。
元ネタ
TrunkCircuitRoutingGroup Prompt Commands (config tcrg#)
ForcedRoutingNum
TCRGで設定したトランクグループ宛の着信番号を、ForcedRoutingNumで設定した番号に強制変更してIPネットワークに送信します。