「Tenor Firmware VersionUP」の版間の差分

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Quintum tenorのファームウェアバージョンアップと<BR>
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TenorBXのファームウェアバージョンアップと<BR>
 
設定ファイルのバックアップをやってみた
 
設定ファイルのバックアップをやってみた
 
=設定ファイルのバックアップ=
 
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=バージョンアップ作業=
 
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==ファイル入手と解凍==
 
==ファイル入手と解凍==
[http://www.quintum.com/support/code/AS_AX/index.shtml Firmware Updates for the Tenor AS/AF/AX/BX MultiPath Switch products]のページからファームウェアをダウンロードする。<BR>
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[http://ae.quintum.com/support/products/2G/tenor_2G/2g_digital.shtml Tenor Firmware Download Page]のページからファームウェアをダウンロードする。<BR>
 
ファームウェアはZIP形式の圧縮ファイルなので、unzipなどを利用して解凍する。<BR>
 
ファームウェアはZIP形式の圧縮ファイルなので、unzipなどを利用して解凍する。<BR>
  
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#バージョンアップに失敗した時に備えて、サポート体制(エスカレーション先)を整えておくとベター
 
#バージョンアップに失敗した時に備えて、サポート体制(エスカレーション先)を整えておくとベター
 
=外部リンク=
 
=外部リンク=
;[http://www.quintum.com/support/code/howto_update_2G_revised.shtml How to Update your Tenor AS, AF, AX, BX, DX, DXi, or Call Relay 60]:Tenorのアップデートマニュアル(英語)
+
;[https://download.net.com/tenor/ Sonus Free Software Downloads]:Tenorのファームウェア(P108-09-21で打ち止め)
;[http://www.quintum.com/support/code/AS_AX/index.shtml Firmware Updates for the Tenor AS/AF/AX/BX MultiPath Switch products]:Tenor各種のファームウェア
 

2013年6月28日 (金) 18:06時点における最新版

TenorBXのファームウェアバージョンアップと
設定ファイルのバックアップをやってみた

設定ファイルのバックアップ

まずは、万が一に備えて設定ファイルのバックアップを取っておく

FTPクライアントでログイン

TenorはFTPの口をあけているので、FTPクライアントでログインする。
デフォルトのログインID/Passでログイン可能(パスワード変更していない場合のみ)
Tenor FTP-RootDirectory.png

ファイルのバックアップ

/cfg/db以下のファイルを全て別の場所にコピーしておく
Tenor FTP-ConfigurationDirectory.png

現行バージョンの確認

Quintumにログインしてshow -vと入力すると、バージョン情報を確認することができる。

Quintum# show -v

                Tenor BX [1]

System Software                 P104-12-17   Apr 12 2007, 16:03:54
H323 Module :                  3.1.1
SIP  Module :                  2.1.0
Boot Software                   P103-08-08

Serial Number:    A023-02????

20-Channel DSP Cards:    1 [2 0 0]
120-Channel DSP Card:    No
Digital Interfaces:      8 [3 3 3 3]


   Cli Error  file version is 1.22
   Cli Help   file version is 1.125.2.1.2.1
   Cli Object file version is 1.15

Database Version: DB_CMS_M10_A013_V8.0.00_120105

バージョンアップ作業

ファイル入手と解凍

Tenor Firmware Download Pageのページからファームウェアをダウンロードする。
ファームウェアはZIP形式の圧縮ファイルなので、unzipなどを利用して解凍する。

UNIX系統の場合は↓のような流れで解凍

bash-2.04$ unzip -a AS_AF_AX_BX-DXi-P106-12-12.zip
Archive:  AS_AF_AX_BX-DXi-P106-12-12.zip
  inflating: cli_error_msg.txt       [text]
  inflating: cli_help_msg.txt        [text]
  inflating: cli_obj_msglist.txt     [text]
  inflating: tnras.jbc               [binary]
  inflating: tnraf.jbc               [binary]
  inflating: tnrax.jbc               [binary]
  inflating: tnrbx.jbc               [binary]
  inflating: tnrdxi.jbc              [binary]
  inflating: tnrboot.bin             [binary]
  inflating: tnrsys.bin              [binary]

ファームウェアアップロード

解凍して出てきた全ファイルを、FTPクライアントを利用して
Tenorにアップロードする。

コマンドラインからアップロード

アップロードするディレクトリはルートディレクトリ(FTPクライアントから"cd /"と入力したところ)になる。
WindowsのコマンドプロンプトやUNIX系OSからファームウェアをアップロードする場合は、
次の順番で(FTPの)コマンドを入力する。

  1. bin
  2. hash
  3. prompt
  4. mput *.*
bash-2.04$ ftp 192.168.0.150
Connected to 192.168.0.150.
220 <34507488>  Tenor Multipath Switch FTP server (Version VxWorks5.4.2) ready.
Name (192.168.0.150:root): admin
331 Password required
Password:
230 User logged in
Remote system type is UNIX.
Using binary mode to transfer files.
ftp> bin
200 Type set to I, binary mode
ftp> hash
Hash mark printing on (1024 bytes/hash mark).
ftp> prompt
Interactive mode off.
ftp> mput *.*
local: cli_error_msg.txt remote: cli_error_msg.txt
227 Entering Passive Mode (192,168,0,150,4,1)
150 Opening BINARY mode data connection
#####################
226 Transfer complete
21521 bytes sent in 0.00425 secs (4.9e+03 Kbytes/sec)
local: cli_help_msg.txt remote: cli_help_msg.txt
227 Entering Passive Mode (192,168,0,150,4,2)
150 Opening BINARY mode data connection
##################################################
################################################## 
(以下略)

GUIからアップロード

FTPクライアントなら何でも良く、GUI(Internet Explorer等)からアップロードしてもOK
最終的には下図のようなファイル構成になる。
Tenor UploadFirmware.png

なお、Internet ExplorerからユーザーID/Passを入力する場合は、
Explorer で FTP サイトのパスワードを入力する方法(Microsoftサポート オンライン)
を参照のこと

再起動

ファームウェアをアップロードしたら、Tenorを再起動させる。
リセットボタンを押すか、コンソール経由で"debug reboot"と入力すると、再起動する。

Quintum# debug reboot
Quintum#
(telnet経由の場合は、ここで接続断)

バージョンアップ確認

バージョンアップ作業後、ファームウェアのバージョンが正しく上がっていることを確認する。

Quintum# show -v

                Tenor BX [1]

System Software:           Nov 19 2008, 17:34:22   P106-12-12
H323 Module:               3.1.1
SIP  Module:               2.1.0
Boot Software:             P106-02-00

Serial Number:             A023-02XXX

20-Channel DSP Cards:      1[2 0 0]
120-Channel DSP Card:      No
Digital Interfaces:        8 [3 3 3 3]

Cli Errors File Version:   1.32
Cli Help File Version:     1.165
Cli Object File Version:   1.18

Database Version:          DB_CMS_M14_A018_V12.0.0_121107

Quintum#

注意点

  1. 万が一にそなえて、遠隔操作でのバージョンアップは出来る限り避ける
  2. 業務時間中の、現用機器のバージョンアップは厳禁
  3. バージョンアップに失敗した時に備えて、サポート体制(エスカレーション先)を整えておくとベター

外部リンク

Sonus Free Software Downloads
Tenorのファームウェア(P108-09-21で打ち止め)