「Asterisk SIP セキュリティ」の版間の差分

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2010年5月11日 (火) 21:34時点における版

AsteriskのSIPのセキュリティを向上させる方法

大前提

 まず第一に用事がない(外からREGISTさせる必要がない)Asteriskはインターネットから到達可能な所に置かない、つまりインターネットに出さない/開かないのが当然の措置です。一般的な内線網であれば、外部との接続にはゲートウェイ等が用いられるためIPリーチャブルなところにAsteriskを置く必要はありません。
 サンプル設定ファイルをそのまま使用してはいけません。サンプル設定ファイルの中身は「誰でも」見られますし、公開されています。つまり攻撃者も同じ情報を入手できるということです。
 当たり前の話ですが、外部に対してサーバを開くことの危険性を理解していないのであれば、サーバをインターネット上に出すべきではありません。

総当たり対策

SIPのユーザ名、パスワードを総当たりしてくる攻撃の対策方法。
総当たりで来るので、対策はそこそこ面倒です。

iptablesなどソースIPによるフィルタリング

 一般的なセキュリティ対策と同様に通す/通さないIPアドレスが明確な場合には効果的な対策のひとつです。
 特定のIPアドレスないしは、レンジからのREGISTERやSIPのセッションしか通さないのであれば、そのIPアドレスに対してのみSIP(5060)とRTP(UDPの10000~20000など)を開きます。