「RT-200NE」の版間の差分

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(複数番号の切り分け)
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===使用上の注意===
 
===使用上の注意===
 
SIPクライアントを登録する場合には端末の属性を『音声』にしないと使えないので注意。意外とハマりやすいポイントです。
 
SIPクライアントを登録する場合には端末の属性を『音声』にしないと使えないので注意。意外とハマりやすいポイントです。
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==複数番号の切り分け==
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複数番号を契約している場合に、鳴り分けさせたいとか別の電話に着信させたい際には以下のようにします。<br>
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(注:複数チャネル同時使用は未確認)<br>
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SIPヘッダの"To"をみます。<br>
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まず以下のような感じでREGISTERします。<br>
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;RT-200NE
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register => 3:passwd:0003@rt200ne-1/s
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これのエントリを以下のような感じで書いておきます。<br>
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[rt200ne-1]
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type=friend
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secret=passwd
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username=0003
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fromuser=3
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fromdomain=192.168.0.1
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host=192.168.0.1
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context=hikari-in
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insecure=port,invite
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dtmfmode=inband
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canreinvite=no
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disallow=all
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allow=ulaw
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pickupgroup=1
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RT-200NE側の設定では、その内線(上の例では3のIP端末)に対し、着信させたい番号すべてにチェックを付けておきます。<br>
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extensions.confに、ひかり電話着信用コンテキスト(hikari-in)を作ります。<br>
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[hikari-in]
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exten => s,1,Set(DESTNUM=${SIP_HEADER(To)})
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exten => s,n,NoOp(${DESTNUM})
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exten => s,n,Set(DESTNUM=${DESTNUM:0:10})
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exten => s,n,NoOp(${DESTNUM})
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exten => s,n,Goto(${DESTNUM},1)
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exten => 番号1,1,Dial(SIP/...
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exten => 番号2,1,Dial(SIP/...
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NoOpはデバッグ用です。<br>
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DESTNUM:0:10は電話番号の桁数によって調整します。自分の電話番号なので、桁数はわかっているはずです(03地域なら10桁)。
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番号1、番号2はそれぞれ自分が契約している番号です。<br>
  
 
==内線呼び出し==
 
==内線呼び出し==

2010年3月14日 (日) 05:18時点における版

基本情報

  • NTT東日本の『ひかり電話』対応ルータ/VoIP TA
  • レンタルのみで販売は無し
  • 無線LANカード増設で無線端末の使用が可能
  • LAN×4ポート
  • MN系のADSLモデムを一回り大きくした感じの筐体

VoIP機能

  • アナログ(FXS)ポート×2
  • IP電話端末×5まで登録可能(アナログとあわせての合計が5台まで)
  • SIPサーバ機能あり

注意

バージョンアップにより挙動が変わっています。

  • 複数Registerができません。
同一IPアドレスから、複数の内線としてのRegisterができなくなっています。
(ファームウェアバージョン5.63で確認)

使用できるIP電話機/ソフトなど

  • Asterisk
RT-200NE対応パッチを適用して使用可能
  • CounterPath eyeBeam
Register、発信着信ともに可能ではあるが発信後、相手が応答しない状態で発信を取りやめると相手が鳴りっぱなしになる問題が発生するため使用しないのが無難。
  • X-Lite 3.0 Build 34025 + RT-200NE ファームv1.63
発着信正常を確認しました
  • Grandstream Budgetone BT-101
現在のところ発着信ともに問題ないように思われる。
  • ヤマハ RT57i
  • N906iL
  • TDM400P
アナログバック接続が意外と調子いい

使用上の注意

SIPクライアントを登録する場合には端末の属性を『音声』にしないと使えないので注意。意外とハマりやすいポイントです。

複数番号の切り分け

複数番号を契約している場合に、鳴り分けさせたいとか別の電話に着信させたい際には以下のようにします。
(注:複数チャネル同時使用は未確認)
SIPヘッダの"To"をみます。
まず以下のような感じでREGISTERします。

;RT-200NE
register => 3:passwd:0003@rt200ne-1/s

これのエントリを以下のような感じで書いておきます。

[rt200ne-1]
type=friend
secret=passwd
username=0003
fromuser=3
fromdomain=192.168.0.1
host=192.168.0.1
context=hikari-in
insecure=port,invite
dtmfmode=inband
canreinvite=no
disallow=all
allow=ulaw
pickupgroup=1

RT-200NE側の設定では、その内線(上の例では3のIP端末)に対し、着信させたい番号すべてにチェックを付けておきます。
extensions.confに、ひかり電話着信用コンテキスト(hikari-in)を作ります。

[hikari-in]
exten => s,1,Set(DESTNUM=${SIP_HEADER(To)})
exten => s,n,NoOp(${DESTNUM})
exten => s,n,Set(DESTNUM=${DESTNUM:0:10})
exten => s,n,NoOp(${DESTNUM})
exten => s,n,Goto(${DESTNUM},1)

exten => 番号1,1,Dial(SIP/...
exten => 番号2,1,Dial(SIP/...

NoOpはデバッグ用です。
DESTNUM:0:10は電話番号の桁数によって調整します。自分の電話番号なので、桁数はわかっているはずです(03地域なら10桁)。
番号1、番号2はそれぞれ自分が契約している番号です。

内線呼び出し

RT-200NEにぶら下がってる電話機を呼び出す方法は実は簡単です。FXO的に使っている場合、例えば0で始まる番号をダイヤルすると外線にダイヤルするようにextenを書いていると思いますが(サンプル設定ファイルもそう)、これとは別に例えば99プレフィックスを作ります。内線番号はアナログ1,2、IP3,4と付いている番号が内線番号そのものなので、以下のようなextenを書けば内線にダイヤルできます。

exten => _99N,1,Dial(SIP/${EXTEN:2}@rt200ne,,tT)

これで例えば 992 とダイヤルすればアナログポートの2番を呼び出すことができます。
習慣的に0発信を使っていて、例えば03地域を003とダイヤルするようにextenを組んでいる場合には、当然ですが02とダイヤルすれば内線とつながります。