「VG820a」の版間の差分

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2007年5月2日 (水) 15:57時点における版

ひかり電話/オフィスで使われるゲートウェイ装置。 アナログ8チャネル (VG420aは4チャネル)。 田村(SAXA)製。

CPU FreeScale MPC8247VRPIEA 300MHz
FLASH Spancion S29JL064H90 8Mbyte
DRAM 2x ICSI IC42S32400 計32Mbyte
Ether 2x RTL8201CP
周辺 Lattice LC4128V
エコーキャンセラ 2x Zarlink ZL50233QC
SLIC 4x Infineon PEB3265F
ライン電源 8x Infineon PEF4268T

アナログ側は専用の小さめのコネクタになっています。

  • 全体に設定する内容
    • 順次サーチかラウンドロビンか
    (RT-200KIのような同時鳴動設定はありません。)
    • PBダイアルインかモデムダイアルインか
    • プッシュかパルスか
  • ポート別に設定する内容
    • 着信電話番号(複数可)
    • 発信通知番号(着信番号の中から選ぶ)
    • ダイアルイン信号の有無
    • ナンバーディスプレイ信号の有無

SIP設定情報はadd-con.mcasへVG820aのWAN側Macアドレスを投げることにより得ています。 /admin/にakiskyでログインするとSIPサーバアドレス等確認できます。 VG820a自体にはSIP PBXの機能はありません。

ナンバーディスプレイ・モデムダイアルイン信号はプレアンブルに55 55 … を送ってくるので、TDM400Pをつなぐ場合小西さんのパッチに微修正が必要となります。 さらにダイアルイン番号を${DINUMBER}で参照できるようにした変更点は &ref("vg820adiff.txt");((非通知時のバグを取りました。06/9/26)) です。

[incoming]
exten => s,1,NoOp(CallerID ${CALLERID} CalledID ${DINUMBER})
exten => s,2,GotoIf($[ ${DINUMBER} = 0399999991 ]?first,s,1)
exten => s,3,GotoIf($[ ${DINUMBER} = 0399999992 ]?second,s,1)
exten => s,4,Hangup()
[first]
exten => s,1,Dial(SIP/201&SIP/202,…)
[second]
exten => s,1,Wait(1)    ;自動応答は間をあける
exten => s,2,Answer()
exten => s,3,…

着信は上記のように振り分けられます。 発信はポート毎に通知番号が決まっているのでAsteriskから指示して変更することはできません。 番号の後ろに#をつけるとすぐ発信されます。 zapata.confのrxgainは12程度がいいようです。