「Cisco/jp localization」の版間の差分
提供: VoIP-Info.jp
細 (誤字修正) |
細 (→必要なファイル) |
||
(2人の利用者による、間の7版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
[[Category:Cisco]] | [[Category:Cisco]] | ||
==電話機を日本語表示== | ==電話機を日本語表示== | ||
+ | [[画像:Aastra_Cisco_XML_Services18.jpg |360 px]]<BR><BR> | ||
最初は英語だけなので、日本語も表示できるようにする。<BR> | 最初は英語だけなので、日本語も表示できるようにする。<BR> | ||
大まかな流れとしては、下記の順番で作業を行う。<BR> | 大まかな流れとしては、下記の順番で作業を行う。<BR> | ||
6行目: | 7行目: | ||
#tftpサーバーに必要なファイルを保存する。 | #tftpサーバーに必要なファイルを保存する。 | ||
#電話機を再起動する。 | #電話機を再起動する。 | ||
+ | |||
==設定== | ==設定== | ||
SEP<MACアドレス>.cnf.xmlの一部を、下記のイメージで書き換える。 | SEP<MACアドレス>.cnf.xmlの一部を、下記のイメージで書き換える。 | ||
24行目: | 26行目: | ||
==必要なファイル== | ==必要なファイル== | ||
以下のファイルをtftpサーバーに置いておく。 | 以下のファイルをtftpサーバーに置いておく。 | ||
− | ;tc-sccp.jar: | + | |
− | ;mk-sccp.jar: | + | ===SCCPファームウェア=== |
− | ;td-sccp.jar: | + | ;tc-sccp.jar:CP-7911用 言語サポートファイル |
+ | ;mk-sccp.jar:CP-7941/7961用 言語サポートファイル | ||
+ | ;td-sccp.jar:CP-7970/7971用 言語サポートファイル | ||
;g3-tones.xml:各国毎のダイヤルトーン、ビジートーンの設定ファイル | ;g3-tones.xml:各国毎のダイヤルトーン、ビジートーンの設定ファイル | ||
− | ※Ciscoの代理店から貰ってくること。 | + | ※Ciscoの代理店から貰ってくること。<BR> |
+ | これ以外の機種の場合、必要なファイルも異なるので注意が必要。 | ||
+ | |||
+ | ;japanese_tags_utf8_phrases:日本語化するのに必要なフレーズが納められたファイル | ||
+ | ※しかしこのファイルは要らないとの情報あり | ||
+ | |||
+ | ===SIPファームウェア=== | ||
+ | ;td-sip.jar:CP-7975用 言語サポートファイル | ||
+ | |||
==tftpサーバーにファイルを保存する== | ==tftpサーバーにファイルを保存する== | ||
tftpサーバーに、各ファイルを保存する。<BR> | tftpサーバーに、各ファイルを保存する。<BR> | ||
39行目: | 51行目: | ||
==設定終了確認== | ==設定終了確認== | ||
日本語化に成功すると、電話機の表示が日本語になる。<BR> | 日本語化に成功すると、電話機の表示が日本語になる。<BR> | ||
− | [[画像:Cisco電話機の日本語化(RSSリーダー使ってみた).jpg]] | + | ※但しCISCOによれば、発信者番号、液晶上部の電話機名の辺り、液晶右側の内線ラベルと短縮ダイヤルのラベル、システムのメッセージはローカライズ出来ないとの事<BR> |
+ | |||
+ | [[画像:Cisco電話機の日本語化(RSSリーダー使ってみた).jpg]][[画像:Aastra_Cisco_XML_Services29.jpg |480 px]] | ||
+ | |||
==外部リンク(元ネタ)== | ==外部リンク(元ネタ)== | ||
[http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/ipt/cme/cmesag40/chapter05/10663_01_5.shtml Cisco ローカリゼーション サポート](HTML)<BR> | [http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/ipt/cme/cmesag40/chapter05/10663_01_5.shtml Cisco ローカリゼーション サポート](HTML)<BR> | ||
[http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/ipt/cme/cmesag40/chapter05/10663_01_5.pdf Cisco ローカリゼーション サポート](PDF)<BR> | [http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/ipt/cme/cmesag40/chapter05/10663_01_5.pdf Cisco ローカリゼーション サポート](PDF)<BR> |
2009年10月19日 (月) 01:11時点における最新版
目次
電話機を日本語表示
最初は英語だけなので、日本語も表示できるようにする。
大まかな流れとしては、下記の順番で作業を行う。
- SEP<MACアドレス>.cnf.xmlの一部を変更する。
- tftpサーバーに必要なファイルを保存する。
- 電話機を再起動する。
設定
SEP<MACアドレス>.cnf.xmlの一部を、下記のイメージで書き換える。
<userLocale> <name>Japanese_Japan</name> <uid>13</uid> <langCode>ja</langCode> <version>3.3(2)JPN</version> <winCharSet>utf-8</winCharSet> </userLocale> <networkLocale>Japan</networkLocale> <networkLocaleInfo> <name>Japan</name> <uid>28</uid> <version>3.3(2)JPN</version> </networkLocaleInfo>
必要なファイル
以下のファイルをtftpサーバーに置いておく。
SCCPファームウェア
- tc-sccp.jar
- CP-7911用 言語サポートファイル
- mk-sccp.jar
- CP-7941/7961用 言語サポートファイル
- td-sccp.jar
- CP-7970/7971用 言語サポートファイル
- g3-tones.xml
- 各国毎のダイヤルトーン、ビジートーンの設定ファイル
※Ciscoの代理店から貰ってくること。
これ以外の機種の場合、必要なファイルも異なるので注意が必要。
- japanese_tags_utf8_phrases
- 日本語化するのに必要なフレーズが納められたファイル
※しかしこのファイルは要らないとの情報あり
SIPファームウェア
- td-sip.jar
- CP-7975用 言語サポートファイル
tftpサーバーにファイルを保存する
tftpサーバーに、各ファイルを保存する。
Server# cp mk-sccp.jar /Japanese_Japan/mk-sccp.jar ←Japanese_Japanというディレクトリを作り、その中に保存 Server# cp tc-sccp.jar /Japanese_Japan/tc-sccp.jar Server# cp td-sccp.jar /Japanese_Japan/td-sccp.jar Server# cp g3-tones.xml /Japanese/g3-tones.xml ←Japaneseというディレクトリを作り、その中に保存
設定終了確認
日本語化に成功すると、電話機の表示が日本語になる。
※但しCISCOによれば、発信者番号、液晶上部の電話機名の辺り、液晶右側の内線ラベルと短縮ダイヤルのラベル、システムのメッセージはローカライズ出来ないとの事
外部リンク(元ネタ)
Cisco ローカリゼーション サポート(HTML)
Cisco ローカリゼーション サポート(PDF)