「ノキア」の版間の差分
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− | <th>[http://europe.nokia.com/A41411171 E63]</th><td></td><td>UMTS/GSMクワッドバンド</td><td>○</td><td>1.2</td><td>○</td><td>320x240</td><td>E71の廉価版/フルキーボード。ストレートなの?/カメラ(2M)付</td> | + | <th>[http://europe.nokia.com/A41411171 E63]</th><td>[[画像:E63s.jpg]]</td><td>UMTS/GSMクワッドバンド</td><td>○</td><td>1.2</td><td>○</td><td>320x240</td><td>E71の廉価版/フルキーボード。ストレートなの?/カメラ(2M)付</td> |
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− | <th>[http://europe.nokia.com/e71 E71]</th><td></td><td>UMTS/GSMクワッドバンド</td><td>○</td><td>1.2</td><td>○</td><td>320x240</td><td>フルキーボード。ストレートなの?/カメラ(3.2M AF),インカメラ,GPS付</td> | + | <th>[http://europe.nokia.com/e71 E71]</th><td>[[画像:E71.jpg]]</td><td>UMTS/GSMクワッドバンド</td><td>○</td><td>1.2</td><td>○</td><td>320x240</td><td>フルキーボード。ストレートなの?/カメラ(3.2M AF),インカメラ,GPS付</td> |
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2009年1月14日 (水) 18:25時点における版
フィンランドの携帯端末会社
とりわけEシリーズはWiFiを搭載するデュアル端末でノキア自体がAsteriskでも使用可能と明言している。
目次
ノキアEシリーズ
ノキアのビジネス向け携帯電話。E50以外はWiFi/VoIPを搭載するデュアル端末。スタンダードバージョンは3G(UMTS)対応により日本国内(FOMAまたはソフトバンク3G)で使用可能です。ただしキャリアの提供するサービス(i-modeなど)は使えませんが、基本となる通話およびSMS、POP/IMAPによるEメールは使えます。
機種名 | バンド | WiFi | BlueTooth | VoiP(SIP) | ディスプレイ | その他 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
E50 | GSMクワッドバンド | - | ○ | - | 240x320 | 普通のストレート/カメラ(1.3M)付 | |
E51 | UMTS(850/2100)/GSMクワッドバンド | ○ | ○ | ○ | 240x320 | HSDPA/普通のストレート/カメラ(2M)付、カメラ無しモデルも有 | |
E60 | UMTS/GSMトライバンド | ○ | 1.2 | ○ | 352x416 | 普通のストレート/カメラ無 | |
E61 | UMTS/GSMクワッドバンド | ○ | 1.2 | ○ | 320x240 | フルキーボード。ストレートなの?/カメラ無/日本向けモデルあり | |
E61i | UMTS/GSMクワッドバンド | ○ | 1.2 | ○ | 320x240 | フルキーボード。ストレートなの?/カメラ無 | |
E62 | GSMクワッドバンド | ○ | 1.2 | ○ | 320x240 | E61の北米専用版/3G無しモデル/フルキーボード。ストレートなの?/カメラ無 | |
E63 | UMTS/GSMクワッドバンド | ○ | 1.2 | ○ | 320x240 | E71の廉価版/フルキーボード。ストレートなの?/カメラ(2M)付 | |
E65 | UMTS/GSMクワッドバンド | ○ | 1.2 | ○ | 320x240 | スライダー式ストレート/カメラ(2M)付 | |
E66 | UMTS/GSMクワッドバンド | ○ | 1.2 | ○ | 320x240 | E65後継/スライダー式ストレート/カメラ(3.2M),インカメラ,GPS付 | |
E70 | UMTS/GSMトライバンド | ○ | 1.2 | ○ | 352x416 | フリップ型フルキーボード/カメラ(2.0M)付 | |
E71 | ファイル:E71.jpg | UMTS/GSMクワッドバンド | ○ | 1.2 | ○ | 320x240 | フルキーボード。ストレートなの?/カメラ(3.2M AF),インカメラ,GPS付 |
E90 | UMTS/GSMクワッドバンド | ○ | ○ | ○ | 800x352,240x320 | コミュニケータ/HSDPA/3.2Mカメラ付/インカメラもあり |
- GSMトライバンド: GSM 900,1800,1900 (北米を除く地域で使用可能)
- GSMクワッドバンド: GSM 850,900,1800,1900 (ほぼ全世界で使用可能)
- UMTS: WCDMA WCDMA2100 いわゆる3Gで全世界の3G網で使用可能
- 注意 E71,E63など最近の機種は全世界でモデル名が共通になった模様。このため国別コードが追番として付く(例:E71-1)。日本で動作するのはUMTS 2100MHz(3G 2.1GHz)のみ。北米版は日本で動作しないので購入時には要注意。
- E71-1 Quad-band EGSM 850/900/1800/1900, WCDMA 900/2100 HSDPA ヨーロッパ
- E71-2 Quad-band EGSM 850/900/1800/1900, WCDMA 850/1900 HSDPA 北米
- E71-3 Quad-band EGSM 850/900/1800/1900, WCDMA 850/2100 HSDPA アジア
- 後ろの-1部分に注意して発注のこと。
- HSDPA: High Speed Downlink Packet Access. ドコモのFOMA Hi-Speedエリアで動作を確認。
日本で使う場合の補足情報
- 管理工学研究所の+J fro S60 NOKIAを使用することで英語モデルで日本語の読み書きができるようになります。FEPには何と松茸を採用!
- http://plusj.kthree.co.jp/
- コード変換機能を含むため標準のE-mailクライアントで日本語メールが使えます。ただし、コードはUTF-8になります。
- コード変換機能により標準のWebブラウザ(WAPブラウザ)でも日本語表示可能。
- APAC版で英/中文モデルの場合は日本語フォントが入っているため日本語も読めます。
- この場合にはメールのクライアントにGmailモバイルクライアント(http:www.google.com/mobile/gmail/ :WAPブラウザから見ること)を、ブラウザにはOpera miniを使うと便利です。
- EU版など英語モデルの場合にはフォントを入れると日本語表示が可能です。
Eシリーズ基本設定情報
EシリーズのVoIPをAsteriskで使用する場合の設定例です。日本語版をお使いの方は適切に読み替えてください。
参考
電話機のキーパッドから設定するのが面倒な場合は Nokia Configuration Tool を使うと簡単です。
http://www.businesssoftware.nokia.com/nokia_configuration_tool_downloads.php
Eシリーズはこのツールで設定可能です。
無線LANの設定
Menu->Tools->Settings->Connection->Access Points Options->New Access Points->Use Default settings
で、新しいアクセスポイントのプロファイルを作成
Connection Name: 名前を適当につける Data bearer: Wireless LAN WLAN netw. name: 無線LANのESSID Network Status: PublicまたはHidden。ESSIDをブロードキャストしているかどうかで設定。 WALN netw. mode: Infrastructure WLAN security mode: WEPとかWPAとかAPにあわせる WALN security sett.: WEPキー等を設定する Homepage: Noneでかまわない
設定したならブラウザなどを起動するとネットワーク接続するか?の確認が出るので作成し たアクセスポイントのプロファイルを選択する。"Create WLAN connection in offline mode?"と聞いてきたなら"Yes"を押す。ここでいうオフラインモードは電話キャリアのことでWLANのことではないので慌てない。
SIPの設定
Menu->Tools->Settings->Connection->SIP settings Options->Add new->Use default profile
Profile name: 名前を適当に付ける Service profile: IETF Default access point: アクセスポイント設定に付けた名前 Public username: ユーザ名@asteriskのIPアドレス (またはドメイン) Use compression: No Registration: Always on (*1) Use security: No Proxy Server: Proxy Server address: sip:asteriskのIPアドレス(またはドメイン *2) Realm: asterisk (ここ罠1) User Name: sip.confに設定したユーザ名 Password: sip.confに設定したパスワード Allow loose routuing: Yes Transport type: AutoまたはUDP Port: 5060 Registrar server Registrar serv. addr.: sip:asteriskのIPアドレス(またはドメイン *3) Realm: Asterisk User Name: sip.confに設定したユーザ名 Passowrd: sip.confに設定したパスワード Transport type: UDP Port: 5060注:E60でもRegistrarサーバにユーザ名,パスワードを設定して問題ないので上記の方法に統一しました。
次にインターネット電話の設定を行う。
Menu->Tools->Settings->Connection->Internet tel. settings Options->New profile
名前をDefaultでプロファイルを先ほど設定したSIPのプロファイルを選択。
以上でAsteriskで使用できるはずです。
設定を有効にする一番、簡単な方法は再起動してしまうことです。この時、"Create WLAN connection in offline mode?"を聞いてきたら"Yes"で答えます。この意味は「WLANをオフラインにして接続」ではなく「携帯の電波が繋がってないけどWLANは使う?」という意味です。
注意点
- 罠1--頭を小文字のasteriskにしないとダメなようです。
- (*1)の所をWhen neededに設定すると手動でレジスタができます。Menu->Connect.->Internet tel.のRegistration Statusで指定したプロファイルを手動Registerできるようになります。複数のSIPアカウントを切り替える場合には、こちらの設定の方がいいでしょう(WLANは切っておいても自動接続にいくようです)。
- Register解除したい場合にはWLANを切ってしまえば良さそうです(Menu->Connect.->Conn. mgr.)。
- (*2,*3)頭のsip:は勝手に補完されます。
複数アカウントを切り替える場合、どうもE60のユーザIDは常に同じものを投げてるくさいです。Public user nameがソレではないかとにらんでるのですが、Realmを'asterisk'にした場合に、このユーザ名が'asterisk'をRealmに持つプロファイル間で共通でなくてはならないと文句を言われるので、複数のAsteriskに登録しようとすると、Asterisk側で同じユーザ名で登録しないとできないかもしれません。
sip.confの設定
Asteriskのsip.confは以下のような設定で動作しています。
[番号] type=friend username=番号 secret=パスワード context=default host=dynamic canreinvite=no callgroup=1 pickupgroup=1 qualify=1000 dtmfmode=auto disallow=all allow=ulaw allow=alaw allow=gsm
qualifyは付けておかないと、どうも無線LAN上で見失うことがあるようです。ただ、qualifyしてると電池の持ちが悪くなりそうですが。 mailbox=は付けるとBad Requestになります。 CODECはAMR,PCMU,PCMA,iLBC,G729がサポートされているようなので、上の設定で大丈夫でしょう。
アクセスポイントの自動切換え
ノキアのEシリーズでVoIPを使っている場合に面倒なのが、アクセスポイントの切り換えです。自動で行う方法は以下の通りです。動作確認したのはE60ですが、E70、E61でも同様の方法で可能でしょう。
EシリーズのSIP設定のしくみ
EシリーズのSIP設定では、SIPのプロファイルが無線APの設定と1:1で紐付けされてしまいます。このため、無線APを切り換えようと思うと、いちいちAPの設定を上書きしてから再REGISTERという面倒なことになります。
E65など(E61も)最近のファームウエアではインターネット電話接続のメニューで、その場で使用できるAP経由でREGISTERができますが、これを行うとSIP設定が変更されてしまうという面倒もあります。
そこで発想を転換します。SIPプロファイルとAPが紐付けられているのなら、SIPプロファイルを複数作ってしまえばいいのです。要するに自分が使うであろう無線APの個数分だけ『同じ設定』のSIPプロファイルを作成します。SIP設定そのものは同じで、それぞれ使用するアクセスポイントの設定だけを変更します。元となるSIPのプロファイルからUse Existingでコピーし、AP設定だけを変更します。全てのプロファイルのRegisterはAlways Onに設定しておきます。
複数のSIPプロファイルをたばねているのはInternet tel. Settingsです。ここで自分の家なり会社なりのプロファイルを作成し、複数作ったSIPのプロファイルを全部入れてしまえばAPは自動切換えされます。
つまり考え方はこうなります。
これで外出/訪問先が決まっている場合に自動的にREGISTERして使用できるようになります。
NAT越え
現状のEシリーズではSTUNの設定等はありません。このためAsterisk側でnat=設定を使うと、ある程度まではNAT抜けが出来るようですが、必ずしも動作するわけではありませんので注意してください。
公衆無線LANを使う場合
EシリーズのSIP REGISTERをAlways onにしておけば無線LANエリア内でオートログインができると、Registerされるので便利です。
Devicescape
Webでの認証が必要な無線LANを使用する場合には、Devicescapeを使用することでオートログインができます。
http://www.devicescape.com/pub/
Mzone
ドコモMzoneではWeb認証によるログインまたは802.1x認証が使えます。
FON アクセスポイント
FONERA,FONERA+に接続すると、携帯電話側の節電機能が邪魔をして、接続が不安定になります。
http://www.fonboard.nl/fonera-issues-load-nokia-e51-updates-t884.html