「Asterisk Manager Interface」の版間の差分
提供: VoIP-Info.jp
(ユーザ名、パスワードの不一致の解消) |
(説明文と実際のログイン名称・パスワード不一致の解消) |
||
17行目: | 17行目: | ||
テキストベースのためtelnet等で使用することができる。行末は'''<CR><LF>'''で終端する。 | テキストベースのためtelnet等で使用することができる。行末は'''<CR><LF>'''で終端する。 | ||
===マネージャログイン=== | ===マネージャログイン=== | ||
− | まず最初に"マネージャ" | + | まず最初に"マネージャ"としてログインする。マネージャ名をmark、パスワードをmysecretとすると以下のようにしてログイン処理が行える。太字部分が入力。 |
telnet localhost 5038 | telnet localhost 5038 |
2008年12月4日 (木) 09:06時点における版
Asteriskの管理用インタフェース。
TCPのテキストベース・プロトコル。
設定ファイル
manager.confで設定を行う。
[general] enabled = yes <--使用の可否 port = 5038 <--ポート番号 bindaddr = 192.168.1.1 127.0.0.1 <--AMIがlistenするアドレス [mark] <--各"マネージャ"定義 secret = mysecret <--パスワード deny=0.0.0.0/0.0.0.0 <--ACL.拒否するアドレス permit=209.16.236.73/255.255.255.0 <--ACL.許可するアドレス read = system,call,log,verbose,command,agent,user <--使用を許す処理 write = system,call,log,verbose,command,agent,user
使用方法
テキストベースのためtelnet等で使用することができる。行末は<CR><LF>で終端する。
マネージャログイン
まず最初に"マネージャ"としてログインする。マネージャ名をmark、パスワードをmysecretとすると以下のようにしてログイン処理が行える。太字部分が入力。
telnet localhost 5038 Trying 127.0.0.1... Connected to localhost (127.0.0.1). Escape character is '^]'. Asterisk Call Manager/1.0 Action: Login<CR><LF> Username: mark<CR><LF> Secret: mysecret'<CR><LF> <CR><LF> <--パラメータの入力が終わったら空行を送る Response: Success <--レスポンスが返る Message: Authentication accepted
ログイン処理が完了するとイベント通知メッセージ等がぱらぱらと表示される。
Event: PeerStatus Privilege: system,all Peer: SIP/phone-2 PeerStatus: Registered
たとえば上記のようにピアがレジストしたことを示すイベントメッセージ等が出る。
このイベント通知を止めたければ以下のようにしてイベントをOFFする。
Action: Events<CR><LF> Eventmask : Off<CR><LF> <CR><LF> Response: Events Off
発信処理
内線番号7000とSIP電話機、SIP/201を繋ぐ例。
Action: Originate<CR><LF> Channel: SIP/201<CR><LF> Context: default<CR><LF> Exten: 7000<CR><LF> Priority: 1<CR><LF> <CR><LF>
この例ではSIP/201の電話機をextenの7000、プライオリティ1と繋ぐ(exten => 7000,1,...)。この際のextenのコンテキストは default。
ログオフ
マネージャからログオフする。
Action: Logoff<CR><LF> <CR><LF>