「Asterisk indications.conf」の版間の差分
細 (→congestion) |
細 (トーン音の書き方を追加) |
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使う機会があるかどうかは、判りません。 | 使う機会があるかどうかは、判りません。 | ||
stutter = !400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,400 | stutter = !400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,400 | ||
+ | |||
+ | =トーン音の作り方= | ||
+ | 書き方としては、次の書き方になります。 | ||
+ | [!]frequency1[+frequency2][*modulation][/duration] | ||
+ | ==frequency1== | ||
+ | 周波数を設定します。<BR> | ||
+ | 400と書いた場合、400Hzの音を出します。 | ||
+ | dial = 400 ←ダイヤル音に400Hzの音を出す | ||
+ | ==frequency2== | ||
+ | "+"をつけると、frequency別の音を同時に出したいときに指定します。 | ||
+ | dial = 164+220 ←ダイヤル音として164Hzと220Hzの音を出す | ||
+ | |||
+ | ==modulation== | ||
+ | "*"をつけると、音を同時に発信するのではなく、後ろにつけた数値で、変調した音を出します。<BR> | ||
+ | (平たくいうとビブラート) | ||
+ | ring = 400*15 ←リング音として400Hzから415Hzの音を出す | ||
+ | |||
+ | ==duration== | ||
+ | "/"をつけると、指定したミリ秒ぶん鳴らします。<BR> | ||
+ | 指定しない場合は、鳴りっぱなしになります。 | ||
+ | ring = 400/1000,0/2000 ←400Hzの音を1000ミリ秒出し、0Hzの音を2000ミリ秒出す | ||
+ | |||
=サンプル= | =サンプル= | ||
日本向けの設定。<BR> | 日本向けの設定。<BR> |
2008年9月24日 (水) 01:17時点における版
indications.confでは、発信音、着信音などの、トーン音に関する設定を行います。
周波数、発信パターン(音を出す、切るタイミング)を、それぞれ設定します。
目次
[general]
住んでいる地域を指定します。
各トーン音が、それぞれの地域のトーン音になります。
(jp,us,cnなどの)2-Letterコードを設定します。
→2-Letter condeの説明
[general] country=us ←デフォルト値
トーン音設定
各国用トーン音を設定します。
description
注釈になります。
description = Taiwan
ringcadence
発信音のリズムパターンを指定します。
ringcadence = 1000,2000
dial
DialTone(DT)と言われます。
受話器を上げた時になる「ツー」の音になります。
dial = 400
busy
Busy Tone(BT)の設定。
話中音のことです。
busy = 400/500,0/500
ring
リングバックトーンの設定。
電話機を通して聞こえてくる発信音のことです。
ring = 400*15/1000,0/2000
congestion
輻輳(ふくそう)時トーンの設定。
電話回線が混雑して繋がらない時の音を設定します。
congestion = 400/500,0/500(Busyと一緒)
callwaiting
コールウェイティングの設定。NTTではキャッチホンというサービスになっています。
通話中にかかってきた時に、別の着信があったときのトーン音を設定します。
400*16/500,0/8000
dialrecall
正確な定義ではありませんが、会議通話やフッキングから戻ったときに鳴る音を設定します。
!400/200,!0/200,!400/200,!0/200,!400/200,!0/200,400
record
通話中、録音中であることを示すために、時々鳴るビープ音となります。
record = 1400/500,0/15000
info
平たくいうなら、ピー音。(「ピーという音が鳴ったら云々」etc)
利用者に対して何らかのアナウンスをする時に使えるでしょう。
info = !950/330,!1400/330,!1800/330,0
stutter
ボイスメールがあるかどうかを知らせる通知音の設定。
使う機会があるかどうかは、判りません。
stutter = !400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,400
トーン音の作り方
書き方としては、次の書き方になります。
[!]frequency1[+frequency2][*modulation][/duration]
frequency1
周波数を設定します。
400と書いた場合、400Hzの音を出します。
dial = 400 ←ダイヤル音に400Hzの音を出す
frequency2
"+"をつけると、frequency別の音を同時に出したいときに指定します。
dial = 164+220 ←ダイヤル音として164Hzと220Hzの音を出す
modulation
"*"をつけると、音を同時に発信するのではなく、後ろにつけた数値で、変調した音を出します。
(平たくいうとビブラート)
ring = 400*15 ←リング音として400Hzから415Hzの音を出す
duration
"/"をつけると、指定したミリ秒ぶん鳴らします。
指定しない場合は、鳴りっぱなしになります。
ring = 400/1000,0/2000 ←400Hzの音を1000ミリ秒出し、0Hzの音を2000ミリ秒出す
サンプル
日本向けの設定。
元ネタはvoip-jp雑談掲示板のログ から。
[jp] description = Japan ringcadence = 1000,2000 dial = 400 busy = 400/500,0/500 ring = 400*15/1000,0/2000 congestion = 400/500,0/500 callwaiting = 400*16/500,0/8000 dialrecall = !400/200,!0/200,!400/200,!0/200,!400/200,!0/200,400 record = 1400/500,0/15000 info = !950/330,!1400/330,!1800/330,0 stutter = !400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,!400/100,!0/100,400
コメント
他の機器(IP電話機,ATAなど)でもトーン音を出しているので、Asteriskでの設定と併せて確認しておくとベターです。
全ての機器で同じ設定にすると、ユーザー受けはしますが、障害の切り分けが若干難しくなるかもしれません。