「GXP2000 Account Configuration」の版間の差分

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[[画像:GXP2000 Account Setting-1.png|thumb|SIPアカウントの設定]]
 
SIPサーバーやユーザーIDなどの設定変更と確認を行う。
 
SIPサーバーやユーザーIDなどの設定変更と確認を行う。
 
=設定変更=
 
=設定変更=
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=ラインキー=
 
=ラインキー=
電話機の10キーの上部にある"LINE 1"から"LINE 4"に対し、それぞれ違うSIPサーバーとSIPユーザーIDを登録することが出来る。
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電話機の10キーの上部にある"LINE 1"から"LINE 4"に対し、<BR>
 
+
それぞれSIPサーバーとSIPユーザーIDを登録することが出来る。<BR>
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着信時には、それぞれのラインキーが光り、どこへ着信したのか。が判る<BR>
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=SIPアカウント設定=
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SIPサーバーおよびID、パスワードを入力する
 
==Account Active==
 
==Account Active==
 
設定内容の有効にするか無効にするか。を選択する
 
設定内容の有効にするか無効にするか。を選択する
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==Account Name==
 
==Account Name==
電話機の名前を入力する。<BR>
+
複数のサーバーにレジストしている場合(ITSPと自局Asteriskに接続している場合)や、<BR>
後述の''Name''と設定が似ている。<BR>
+
複数アカウントを使ってレジストする時に、特に有効となる<BR>
両方設定すると、見た目が紛らわしくなるので、''Name''の方を削っても良い。<BR>
+
サーバー名やITSP、アカウント名名を入力しておくことで、<BR>
 +
発着信時に、掴んでいる回線名(アカウント名)が表示される。
  
 +
==SIP Server==
 +
SIPサーバーのIPやホスト名を入力する
  
 +
==Outbound Proxy==
 +
ITSPからOutbound Proxyの指定がある場合は、サーバーのIPやホスト名を入力する。<BR>
 +
特に指定が無ければ、SIP Serverの設定と同じものを入力する。
 +
 +
==SIP User ID==
 +
SIPサーバーのログインIDを入力する
 +
==Authenticate ID==
 +
SIPサーバーのログインIDを入力する。<BR>
 +
SIP User IDと同じ値にしておくこと
 +
==Authenticate Password==
 +
SIPサーバーのログインパスワードを入力する
  
 
==Name==
 
==Name==
電話機の外線番号や、名前を入力する。<BR>
+
電話機の番号や、電話機の名称を入力する。<BR>
前述の''Account Name''と設定が似ている。<BR>
+
LCDディスプレイに表示される。
両方設定すると、見た目が紛らわしくなるので、''Name''の方は削っても良いだろう。
 
 
 
 
 
 
 
IPアドレスに関する設定いろいろ<BR>
 
ネットワークが動的IP(DHCPでの設定)の場合は設定が不要だが、<BR>
 
IPアドレス固定の場合は設定変更が必要となる。
 
==dynamically assigned via DHCP (default) or PPPoE==
 
初期の状態。DHCPサーバーからIPアドレスが割り振られる。
 
==statically configured as==
 
IPアドレスを手動設定する際は、''statically configured as''のチェック項目を有効にすること
 
===IP Address===
 
IPアドレスの設定<BR>
 
以前に入れた設定が入っていても、<BR>''statically configured as''のチェック項目が無効になっている時は、ただのお飾りに過ぎない(無効になっている)
 
===Subnet Mask===
 
サブネットマスクの設定
 
===Default Router===
 
デフォルトルートの設定<BR>
 
ルーターのIPアドレスを入力する。
 
===DNS Server 1===
 
DNSサーバーの設定<BR>
 
DNSサーバーのIPアドレスを入力する。
 
===DNS Server 2===
 
(バックアップとして動いている)DNSサーバーの設定<BR>
 
DNSサーバーのIPアドレスを入力する。
 
 
 
 
 
=多機能ボタン=
 
[[画像:GXP2000 Basic Setting-2.png|thumb|多機能ボタンの設定]]
 
多機能ボタンの設定を行う<BR>
 
短縮ダイヤル、 [[ラインキー 1番に電話]]等を設定する。
 
 
 
==Multi Purpose Key==
 
多機能ボタンの設定。一番上から、Key 1, Key 2,Key 3...と数える<BR>
 
ボタン1からボタン7までの設定となる。<BR>
 
 
 
==Key Mode==
 
各ボタンの挙動を設定する。設定できる項目は下記の4つ
 
*Speed Dial
 
*Busy Lamp Field (BLF)
 
*Presence Watcher
 
*eventlist BLF
 
===Speed Dial===
 
短縮ダイヤル。ボタン一つで発信<BR>
 
デフォルト値で入っている
 
;Name:LCDディスプレイに表示する「相手先の名前」
 
;UserID:相手先の電話番号
 
 
 
===Busy Lamp Field (BLF)===
 
[[ラインキー 1番に電話]]に必須となる設定<BR>
 
 
 
=タイムゾーン設定=
 
[[画像:GXP2000 Basic Setting-3.png|thumb|タイムゾーンとディスプレイの設定]]
 
おっとで中古を買った電話機の場合、この設定がずれているので、注意が必要である。
 
==Time Zone==
 
タイムゾーンの設定<BR>
 
国内での使用の場合は、[http://ja.wikipedia.org/wiki/UTC%2B9 協定世界時]より9時間進んでいるので、<BR>
 
''GMT+9:00 (Japan, Korea, Yakutsk)''に設定すること。
 
  
==Allow DHCP Option 2 to override Time Zone setting==
+
=発着信設定いろいろ=
DHCPサーバーにタイムゾーン(Time Offset)の設定を問い合わせる
+
発着信のさいの、着信音、自動着信、発番非通知設定(184発信)<BR>
;No:(デフォルト値)
+
設定する。
;Yes:DHCPサーバーからタイムゾーンの設定を貰う
 
=ディスプレイ設定=
 
電話機の前面にある表示ディスプレイに関する設定いろいろ。
 
==LCD Backlight Always On==
 
LCDディスプレイのバックライトを点けっぱなしにする設定。<BR>
 
;No:暫くすると消灯(デフォルト値)
 
;Yes:点けっぱなし
 
  
==Time Display Format==
+
==Call Log==
時刻を12時間表示にするか、24時間表示にするか。の設定
+
発着信の記録を電話機に残すための設定。3つのうちの一つを選択する。<BR>
;12 HOUR:12時間表示
+
不在着信したときに、画面に出っ放しの「New Missed Call」が鬱陶しい時に有効
;24 HOUR:24時間表示
+
;Log All Calls:全発着信記録を残す(デフォルト値)
 +
;Log Incoming/Outgoing only(Missed calls NOT recorded):不在着信以外の記録を残す。(不在着信時の「New Missed Call」が出てこない)
 +
;Disable Call Log:全発着信記録を残さない。
  
==Date Display Format==
+
==Send DTMF==
西暦、年、月の表示方法の設定
+
DTMFを送信するための設定。下記の方法を複数選択できる
;Year-Month-Day:例・・・2008-07-13
+
*in-audio   
;Month-Day-Year:例・・・08-09-2008
+
*via RTP (RFC2833)
;Day-Month-Year:例・・・09-08-2008
+
*via SIP INFO
 +
==Account Ring Tone==
 +
着信音を変更する。着信回線毎に、違う着信音を割り振る事ができる。
 +
;system ring tone:最初から設定された着信音(デフォルト値)
 +
;custom ring tone 1:カスタム着信音(1つめ)
 +
;custom ring tone 2:カスタム着信音(2つめ)
 +
;custom ring tone 3:カスタム着信音(3つめ)
 +
==Send Anonymous==
 +
;No:Caller IDを相手先に送信する。(デフォルト値)
 +
;Yes:Caller IDを相手先に送信しない。
  
==Display Clock instead of Date==
+
==Auto Answer==
電話番号の代わりに現在時刻を表示する。
+
自動着信の設定
;No:内線番号表示(デフォルト値)
+
;No:受話器を上げるまで着信しない(デフォルト値)
;Yes:現在時刻をディスプレイに表示する。内線番号は見えなくなる
+
;Yes:着信したら、問答無用でハンズフリーでの自動着信通話となる。
  
 +
==Preferred Vocoder==
 +
コーデックの設定。choice 1に選択されたコーデックが最優先で使われる<BR>
 +
基本的には設定そのままでOKだが、<BR>
 +
G.722が有効なサーバー(Asterisk1.4など)に接続する場合は設定を変更する。<BR>
 +
選択できるコーデックは下記の通り
 +
*GSM
 +
*G.723.1
 +
*G.729A/B
 +
*PCMU
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*PCMA
 +
*G.726-32
 +
*G.722 (wide band)
 
[[Category:GXP-2000]]
 
[[Category:GXP-2000]]

2008年8月30日 (土) 23:55時点における最新版

SIPアカウントの設定

SIPサーバーやユーザーIDなどの設定変更と確認を行う。

設定変更

設定を変更したら、ページ下部にある「Update」のボタンをクリックし、
変更箇所を記録させ、電話機を再起動させること。
設定を間違えた場合は、「Update」のボタンをクリックせず、
電話機を再起動させるだけで取り消しが可能。

ラインキー

電話機の10キーの上部にある"LINE 1"から"LINE 4"に対し、
それぞれSIPサーバーとSIPユーザーIDを登録することが出来る。
着信時には、それぞれのラインキーが光り、どこへ着信したのか。が判る

SIPアカウント設定

SIPサーバーおよびID、パスワードを入力する

Account Active

設定内容の有効にするか無効にするか。を選択する

No
設定を無効化する
Yes
設定を有効化する(デフォルト値)

Account Name

複数のサーバーにレジストしている場合(ITSPと自局Asteriskに接続している場合)や、
複数アカウントを使ってレジストする時に、特に有効となる
サーバー名やITSP、アカウント名名を入力しておくことで、
発着信時に、掴んでいる回線名(アカウント名)が表示される。

SIP Server

SIPサーバーのIPやホスト名を入力する

Outbound Proxy

ITSPからOutbound Proxyの指定がある場合は、サーバーのIPやホスト名を入力する。
特に指定が無ければ、SIP Serverの設定と同じものを入力する。

SIP User ID

SIPサーバーのログインIDを入力する

Authenticate ID

SIPサーバーのログインIDを入力する。
SIP User IDと同じ値にしておくこと

Authenticate Password

SIPサーバーのログインパスワードを入力する

Name

電話機の番号や、電話機の名称を入力する。
LCDディスプレイに表示される。

発着信設定いろいろ

発着信のさいの、着信音、自動着信、発番非通知設定(184発信)を
設定する。

Call Log

発着信の記録を電話機に残すための設定。3つのうちの一つを選択する。
不在着信したときに、画面に出っ放しの「New Missed Call」が鬱陶しい時に有効

Log All Calls
全発着信記録を残す(デフォルト値)
Log Incoming/Outgoing only(Missed calls NOT recorded)
不在着信以外の記録を残す。(不在着信時の「New Missed Call」が出てこない)
Disable Call Log
全発着信記録を残さない。

Send DTMF

DTMFを送信するための設定。下記の方法を複数選択できる

  • in-audio
  • via RTP (RFC2833)
  • via SIP INFO

Account Ring Tone

着信音を変更する。着信回線毎に、違う着信音を割り振る事ができる。

system ring tone
最初から設定された着信音(デフォルト値)
custom ring tone 1
カスタム着信音(1つめ)
custom ring tone 2
カスタム着信音(2つめ)
custom ring tone 3
カスタム着信音(3つめ)

Send Anonymous

No
Caller IDを相手先に送信する。(デフォルト値)
Yes
Caller IDを相手先に送信しない。

Auto Answer

自動着信の設定

No
受話器を上げるまで着信しない(デフォルト値)
Yes
着信したら、問答無用でハンズフリーでの自動着信通話となる。

Preferred Vocoder

コーデックの設定。choice 1に選択されたコーデックが最優先で使われる
基本的には設定そのままでOKだが、
G.722が有効なサーバー(Asterisk1.4など)に接続する場合は設定を変更する。
選択できるコーデックは下記の通り

  • GSM
  • G.723.1
  • G.729A/B
  • PCMU
  • PCMA
  • G.726-32
  • G.722 (wide band)