「Cisco/Ringing」の版間の差分
提供: VoIP-Info.jp
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===DistinctiveRingList.xml=== | ===DistinctiveRingList.xml=== | ||
鳴り分けをするときに利用する。<BR> | 鳴り分けをするときに利用する。<BR> | ||
+ | CP-7961GやCP-7970Gなどの、ラインキー付きの電話機で鳴り分けしたい時に使う。<BR> | ||
+ | 設定内容はRingList.xmlと同じ。 | ||
+ | ===着信音=== | ||
+ | RingList.xmlやDistinctiveRingList.xmlにて指定したファイルを用意する。<BR> | ||
==着信音を自作する(windows版)== | ==着信音を自作する(windows版)== | ||
#wav形式のファイルを拾ってくる。 | #wav形式のファイルを拾ってくる。 | ||
− | # | + | #全長が2秒に収まるようにファイルを加工する。([http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/art/mmedia/ vector]や[http://www.forest.impress.co.jp/lib/pic/music/soundedit/ 窓の杜]でソフトウェアをダウンロードして加工) |
#[http://sox.sourceforge.net/ sox]を使って、Ciscoの着信音の仕様に沿ったファイルを作成する。 | #[http://sox.sourceforge.net/ sox]を使って、Ciscoの着信音の仕様に沿ったファイルを作成する。 | ||
#RingList.xmlを編集 | #RingList.xmlを編集 | ||
#tftpサーバーにファイルをアップロード | #tftpサーバーにファイルをアップロード | ||
− | # | + | #電話機の設定を変更する。 |
以下、soxのコマンド入力例 | 以下、soxのコマンド入力例 | ||
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以下、Cisco電話機の着信音仕様 | 以下、Cisco電話機の着信音仕様 | ||
+ | Raw PCM(ヘッダーなし) | ||
8000 Hz サンプリングレート | 8000 Hz サンプリングレート | ||
8ビットモノラル | 8ビットモノラル | ||
− | ulaw | + | ulaw 圧縮 |
長さが0.03 秒~2.01 秒 | 長さが0.03 秒~2.01 秒 | ||
==tftpサーバーにファイルを保存する== | ==tftpサーバーにファイルを保存する== | ||
tftpサーバー(の公開ルートディレクトリ)に、各ファイルを保存する。<BR> | tftpサーバー(の公開ルートディレクトリ)に、各ファイルを保存する。<BR> | ||
+ | Ciscoルーターをtftpサーバーとして使用する場合は、tftpサーバー設定を追加する。[[Cisco/Tftp]]参照のこと。 | ||
ringlist.xml | ringlist.xml | ||
24.raw | 24.raw | ||
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という流れで着信音がTwenty fourになる | という流れで着信音がTwenty fourになる | ||
==外部リンク(元ネタ)== | ==外部リンク(元ネタ)== | ||
− | [http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/ipt/ | + | [http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/ipt/ipp/7906ag/chapter06/10008_01_6.shtml| Cisco Unified IP Phone 7906G/7911G アドミニストレーション ガイド Cisco Unified CallManager 4.1(3)](HTML)<BR> |
− | [http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/ipt/ | + | [http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/manual_j/ipt/ipp/7906ag/chapter06/10008_01_6.pdf|Cisco Cisco Unified IP Phone 7906G/7911G アドミニストレーション ガイド Cisco Unified CallManager 4.1(3)](PDF)<BR> |
[http://www.ccir.ed.ac.uk/~jad/ringtone.html CTU ringtone from '24']<BR> | [http://www.ccir.ed.ac.uk/~jad/ringtone.html CTU ringtone from '24']<BR> |
2008年2月20日 (水) 11:23時点における版
Cisco電話機の着信音を、用意した音声ファイルに変更することが出来る。
Twenty four仕様にすることも可能である。
目次
必要なファイル
以下のファイルを用意しておく。
RingList.xml
着メロファイルの設定ファイル
下記のサンプルをコピペして使っても問題ないだろう。
音声ファイルは設定者側で用意する必要がある。
設定内容は下記の通り
- DisplayName
- 着信音の一覧に出てくる名称。日本語で表示させる場合は、文字コードをUTF-8にして保存したほうが無難だろう。
- FileName
- tftpサーバーから引っ張ってくるファイル名。
<CiscoIPPhoneRingList> <Ring> <DisplayName>Twenty four</DisplayName> <FileName>24.raw</FileName> </Ring> <Ring> <DisplayName>悲鳴</DisplayName> <FileName>Hie.raw</FileName> </Ring> </CiscoIPPhoneRingList>
DistinctiveRingList.xml
鳴り分けをするときに利用する。
CP-7961GやCP-7970Gなどの、ラインキー付きの電話機で鳴り分けしたい時に使う。
設定内容はRingList.xmlと同じ。
着信音
RingList.xmlやDistinctiveRingList.xmlにて指定したファイルを用意する。
着信音を自作する(windows版)
- wav形式のファイルを拾ってくる。
- 全長が2秒に収まるようにファイルを加工する。(vectorや窓の杜でソフトウェアをダウンロードして加工)
- soxを使って、Ciscoの着信音の仕様に沿ったファイルを作成する。
- RingList.xmlを編集
- tftpサーバーにファイルをアップロード
- 電話機の設定を変更する。
以下、soxのコマンド入力例
sox -t wav Futae-no-Kiwami.wav -t raw -r 8000 -U -b -c 1 Futae-no-Kiwami.raw resample -ql
以下、Cisco電話機の着信音仕様
Raw PCM(ヘッダーなし) 8000 Hz サンプリングレート 8ビットモノラル ulaw 圧縮 長さが0.03 秒~2.01 秒
tftpサーバーにファイルを保存する
tftpサーバー(の公開ルートディレクトリ)に、各ファイルを保存する。
Ciscoルーターをtftpサーバーとして使用する場合は、tftpサーバー設定を追加する。Cisco/Tftp参照のこと。
ringlist.xml 24.raw Hie.raw
設定終了確認
- アプリケーションのボタンを押す
- 設定を選択
- ユーザ設定を選択
- 呼び出し音を選択
- デフォルト呼び出し音を選択
- 自作した着信音を選択
- 保存
という流れで着信音がTwenty fourになる
外部リンク(元ネタ)
Cisco Unified IP Phone 7906G/7911G アドミニストレーション ガイド Cisco Unified CallManager 4.1(3)(HTML)
Cisco Unified IP Phone 7906G/7911G アドミニストレーション ガイド Cisco Unified CallManager 4.1(3)(PDF)
CTU ringtone from '24'